専門を異にする3者 (大学・物理系/企業出身・生物系/皮膚科医) を監修に迎え、幅広い見地から経皮吸収・皮膚浸透を解説!

機能性化粧品と薬剤デリバリー
Transdermal Drug Delivery Systems on Functional Cosmetics

商品概要
個数

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略称
機能性化粧品
商品No
bk7443
発刊日
2013年06月03日(月)
ISBN
978-4-7813-0797-8
体裁
B5判、258頁
価格
72,600円 (本体価格:66,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)シーエムシー出版
問い合わせ
(株)R&D支援センター TEL:03-5857-4811 MAIL:info@rdsc.co.jp
監修
杉林堅次、正木仁、市橋正光
著者
杉林堅次   城西大学 薬学部 薬粧品動態制御学研究室 教授
正木仁   東京工科大学 応用生物学部 教授
市橋正光   再生未来クリニック神戸 院長
岸本治郎   (株)資生堂 新成長領域研究開発センター 皮膚科学研究グループ グループリーダー
小島肇夫   国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 薬理部 新規試験法評価室 室長
古村南夫   久留米大学 医学部 皮膚科学教室 准教授
藤堂浩明   城西大学 薬学部 薬粧品動態制御学研究室 准教授
湯田浩太郎   (株)インシリコデータ 代表取締役社長
京谷大毅   (株)ニコダームリサーチ 機能評価部 部長
荒川琢   東洋紡(株) 敦賀バイオ研究所 ライフサイエンスグループリーダー
加藤雅一   (株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 研究開発部 主幹研究員
半田由希   倉敷紡績(株) バイオメディカル部
髙橋元次   エムティーコンサルティング 
天野聡   (株)資生堂 リサーチセンター 副主幹研究員
権英淑   コスメディ製薬(株) 取締役
神山文男   コスメディ製薬(株) 代表取締役
小暮健太朗   京都薬科大学 薬品物理化学分野 教授
濱進   京都薬科大学 薬品物理化学分野 助教
梶本和昭   北海道大学 大学院薬学研究院 未来創剤学研究室 特任准教授
森健二   城西国際大学 薬学部 准教授
宮城孝満   城西国際大学 薬学部 助手
河合敬一   (医)河合敬一皮膚科医院 理事長
友田敬士郎   東京理科大学 薬学部 助教
徳留嘉寛   城西大学 薬学部 准教授
山下裕司   千葉科学大学 薬学部 生命薬科学科 助教
坂本一民   千葉科学大学 薬学部 生命薬科学科 教授
内田崇志   (株)カネボウ化粧品 スキンケア研究所 素材製剤開発グループ 研究員
木村文子   公立那賀病院 皮膚科 医員
古川福実   和歌山県立医科大学 皮膚科 教授
竹岡篤史   アリスタヘルスアンドニュートリションサイエンス(株) コスメティックアンドニュートリションユニット マネージャ
伊東忍   慶応大学 薬学部 創薬物理化学教室;(株)アイ・ティー・オー 代表取締役 
井口里紗   昭和電工(株) 事業開発センター 応用化学品研究所
加藤詠子   昭和電工(株) 事業開発センター 応用化学品研究所
京谷大毅   コスモステクニカルセンター 有用性・安全性評価部 次長
大門奈央   キユーピー(株) 研究開発本部 商品開発研究所 ファインケミカル開発部
嘉手苅崇   オリザ油化(株) 研究開発部 主任研究員
山本順寛   東京工科大学 応用生物学部 教授
久保田芳樹   (株)ナノエッグ 医薬品研究開発事業部
長澤輝明   (株)ナノエッグ 医薬品研究開発事業部
武蔵弥菜   (株)ナノエッグ 医薬品研究開発事業部
山下裕司   聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター;(現) 千葉科学大学 薬学部 生命薬科学科 助教
山口葉子   聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター 准教授
飯村菜穂子   新潟薬科大学 薬学部 准教授
引間理恵   (株)カネボウ化粧品 価値創成研究所 感性工学グループ 主任研究員,グループ長
宇野和孝   ビーバンジョア(株) 代表取締役
発刊にあたって
一年前、神戸大学名誉教授((現)同志社大学客員教授)で化粧品や美容の世界で大変著名な皮膚科医でもある市橋正光先生と、化粧品会社に勤務され長い間この世界をリードし、一昨年東京工科大学教授になられた正木仁先生に相談させていただき、このたび機能性化粧品の有効成分のデリバリーに関する書籍の刊行を計画することになった。
 本書は「皮膚科学研究」、「安全性」、「In silico予測」、「経皮吸収評価のための皮膚モデルとその展開」、「実験法」、「美容成分の経皮吸収促進法」、「化粧品原料の特性と経皮吸収」、そして「応用」の全8章からなる。すべての章で、第1線で活躍されている研究者に執筆を頂くことができた。
化粧品は剤であり、皮膚に透過することはないと考えることによって、いままで化粧品学や香粧品学では踏み込めなかった項目について、本書では詳細に記述できたと考えている。本書が有効性を強く標榜できる医薬部外品や機能性化粧品のさらなる開発や展開につながれば幸いである。また、境界領域を巻き込み、機能性化粧品の美容への利用が進めばさらによいと考えている。
「はじめに」より抜粋
書籍の内容
総論 化粧品有用成分の皮膚透過・経皮吸収メカニズム  (杉林堅次)
1 化粧品成分は経皮吸収されるのか?
2 皮膚の構造と経皮吸収
3 化学物質がなぜ経皮吸収されていくか?
4 経皮吸収経路
5 経皮吸収速度を決定しているもの
6 経皮吸収速度
7 まとめ

第1章 皮膚科学研究
1 皮膚科学研究の最前線  (岸本治郎)
1.1 はじめに
1.2 角層・表皮研究
1.3 アンチ・エイジング
1.4 幹細胞研究
1.5 皮膚恒常性研究
1.6 皮膚感覚研究
1.7 皮膚の毛細血管・リンパ管に関する研究
1.8 色素細胞研究
1.9 まとめ
2 皮膚科領域における経皮吸収関連の研究成果―皮膚科医師の見地から  (市橋正光)
2.1 はじめに
2.2 角層細胞膜バリア機能とデリバリー
2.3 角層細胞間バリア機能とデリバリー
2.4 タイトジャンクション(tight junction;TJ)
2.5 角層 細胞内バリア機能
2.6 結語

第2章 安全性
1 化粧品の安全性  (小島肇夫)
1.1 序論
1.2 機能性化粧品に関する規制法等
1.3 今後の展望
1.4 最後に
2 化粧品の安全性―皮膚科医師の見地から  (古村南夫)
2.1 はじめに
2.2 機能性化粧品の安全性評価と問題点
2.3 化粧品のコモディティ化と安全性確保
2.4 皮膚科医と化粧品メーカーの連携による安全性確保
2.5 化粧品開発者による安全性確保と皮膚科医からみた問題点
2.6 安全性認識の時代変化と皮膚科医が知るべき安全性の知識
2.7 食物抗原に対する経皮感作の問題
2.8 ナノテクノロジーを駆使した化粧品の安全性
2.9 最近の安全性検査の動向
2.10 最後に

第3章 In silico予測
1 In silico皮膚透過性 概説  (藤堂浩明)
1.1 はじめに
1.2 皮膚透過性とin silico透過性予測について
1.3 角層への分配性予測
1.4 角層中の物質拡散性
1.5 化粧品製剤からの物質の皮膚透過予測
1.6 応用―化粧品有効成分のin silico皮膚中濃度予測
1.7 おわりに
2 In silico予測手法の開発と応用  (湯田浩太郎)
2.1 はじめに
2.2 化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)による予測の特徴
2.3 分類/予測率向上での問題点と解決手法
2.3.1 分類/予測率向上を目指す時の問題点
2.4 In silico予測実施上での要求を満たす新たなデータ解析手法の開発
2.5 常に完全(100%)分類を実現するKY(K-step Yard sampling)法
2.5.1 KY法の適用分野と種類
2.5.2 二クラス分類KY法概要
2.5.3 二クラス分類KY法の特徴
2.6 In silico予測適用事例
2.6.1 KY法によるAmes試験データの分類実験
2.6.2 In silicoによる皮膚感作性分類/予測実験
2.7 まとめ

第4章 経皮吸収評価のための皮膚モデルとその展開
1 SkinEthic社の皮膚モデル  (京谷大毅)
1.1 製品紹介
1.2 販売方法
1.3 EpiSkin™ の特徴および用途
1.3.1 作製法
1.3.2 ロット間再現性
1.3.3 安全性試験への応用
1.3.4 有用性試験への応用
1.4 使用実績
2 東洋紡の3次元培養ヒト皮膚モデル―TESTSKIN LSE-highとMATREX LDM―  (荒川琢)
2.1 東洋紡の3次元培養皮膚モデル
2.2 TESTSIKN LSE-high(通常品および1週間培養品)
2.2.1 その構造
2.2.2 作製方法
2.2.3 培養の経過
2.2.4 製品提供のタイミング
2.2.5 発現しているタンパク質,皮脂の比較
2.2.6 刺激性評価
2.2.7 経皮吸収評価
2.2.8 肌荒れ改善評価1(乾燥肌モデル)
2.2.9 肌荒れ改善評価2(脱脂モデル)
2.3 MATREX
2.3.1 その構造
2.3.2 作製方法
2.3.3 製品提供のタイミング
2.3.4 刺激性評価
2.3.5 眼刺激性評価への応用
2.4 おわりに
3 ヒト培養組織モデルLabCyte(ラボサイト)シリーズの紹介  (加藤雅一)
3.1 はじめに
3.2 LabCyte EPI-MODEL
3.2.1 LabCyte EPI-MODELの組織構造
3.2.2 LabCyte EPI-MODELの製造方法,および組織構造の変化
3.2.3 LabCyte EPI-MODELの使用例
3.3 LabCyte MELANO-MODEL
3.3.1 LabCyte MELANO-MODELの組織構造
3.3.2 LabCyte MELANO-MODELの特徴
3.3.3 LabCyte MELANO-MODELの使用例
3.4 おわりに
4 MatTek社各種皮膚3次元モデルの特性および有効性・安全性評価  (半田由希)
4.1 MatTek社の歴史
4.2 各種モデルの細胞および培養法概要
4.2.1 細胞
4.2.2 基本構造,培養法
4.2.3 出荷・納品
4.2.4 注文・販売
4.3 用途
4.3.1 色素沈着評価(MelanoDermTM)
4.3.2 肌荒れ改善評価
4.3.3 老化改善評価
4.3.4 各種安全性試験法の国内外利用状況
4.3.5 経皮吸収性
4.4 おわりに

第5章 実験法
1 In vivo経皮吸収評価法―共焦点ラマン顕微鏡―  (髙橋元次)
1.1 はじめに
1.2 In vivo共焦点ラマン顕微鏡を用いたヒトにおける物質の経皮吸収測定
1.2.1 角層中のNMFおよび水分の測定
1.2.2 水分の経皮吸収(保湿効果)
1.2.3 グリセリンの経皮吸収
1.2.4 DMSOの経皮吸収
1.2.5 カフェインの経皮吸収
1.2.6 レチノールの経皮吸収
1.2.7 化粧品原料油分の経皮吸収
1.3 おわりに
2 手作りの皮膚モデルを用いた評価法  (天野聡)
2.1 はじめに
2.2 真皮モデルの作製方法
2.2.1 真皮線維芽細胞の培養
2.2.2 真皮モデルの作製
2.3 表皮作製方法
2.3.1 表皮角化細胞の培養
2.3.2 表皮層の作製
2.4 皮膚モデルの特徴
2.4.1 表皮の特徴
2.4.2 基底膜の特徴
2.5 真皮(収縮コラーゲンゲル)の特徴
2.6 3次元培養皮膚モデルの応用
2.6.1 基底膜構造を良好にするアプローチ
2.7 おわりに
3 3次元培養ヒト皮膚モデルを介した物質透過性の違い  (藤堂浩明、杉林堅次)
3.1 はじめに
3.2 3次元培養皮膚モデルを介した物質透過性の違い
3.3 3次元培養皮膚モデルのTEM画像観察
3.4 おわりに

第6章 美容成分の経皮吸収促進法
1 マイクロニードルの美容領域への応用  (権英淑、神山文男)
1.1 はじめに
1.2 マイクロニードルの種類及び経皮吸収機構
1.3 溶解型マイクロニードル(MicroHyala)の皮膚内溶解性
1.4 溶解型マイクロニードル(MicroHyala)の皮膚送達性および経皮透過促進効果
1.5 溶解型マイクロニードル(MicroHyala)の美容領域への応用
1.6 おわりに
2 イオントフォレシスによる機能性物質の皮内デリバリー (小暮健太朗、濱進、梶本和昭)
2.1 はじめに
2.2 核酸医薬のIP
2.3 機能性物質封入リポソームのIP
2.3.1 インスリン封入リポソームのIPによる血糖値抑制
2.3.2 抗酸化酵素SOD封入リポソームのIPによる紫外線誘導皮膚傷害の抑制効果
2.3.3 抗酸化剤アスタキサンチン封入リポソームのIPによるメラニン生成抑制
2.4 おわりに
3 イオントフォレシスとエレクトロポレーション  (森健二、宮城孝満、杉林堅次)
3.1 はじめに
3.2 エレクトロポレーション
3.2.1 作用メカニズム
3.2.2 装置
3.3 エレクトロポレーションとイオントフォレシスの併用
3.3.1 黄体ホルモン放出ホルモン(LHRH)
3.3.2 サケカルシトニン(sCT)
3.3.3 ヒト甲状腺ホルモン(1-34)(hPTH(1-34))
3.3.4 エレクトロポレーションとイオントフォレシス併用時の低分子量薬物透過促進メカニズムの考察
3.3.5 皮膚刺激性について
3.4 今後
4 メソポレーション法を用いた美容成分の導入効果  (河合敬一)
4.1 はじめに
4.2 メソポレーション法の原理
4.3 メソポレーション法による美容成分導入
4.4 メソポレーション法の臨床応用症例
4.4.1 皮膚のハリ・キメ改善
4.4.2 顔面のシワ改善
4.4.2 美白効果
4.4.3 赤ら顔改善効果
4.4.4 顔面全体のアンチエイジング効果
4.4.5 体型改善効果
4.5 かんがえ
5 ナノ粒子製剤と経皮吸収  (友田敬士郎)
5.1 経皮吸収型Drug Delivery System(DDS)
5.2 経皮吸収機構
5.3 製剤化へ向けた研究
5.4 ナノ粒子を用いた経皮吸収
5.5 ナノ粒子とイオントフォレシスの併用
6 リポソームによる皮膚浸透促進  (徳留嘉寛)
6.1 はじめに
6.2 皮膚の構造
6.3 機能性化粧品が標的とする部位
6.4 皮膚中に化合物を送達するための方策
6.5 リポソームとは
6.6 リポソームによる経皮吸収促進の考え方
6.6.1 化合物自身の皮膚浸透力を利用した方法(薬物放出制御)
6.6.2 脂質による促進効果を利用した方法
6.6.3 角層脂質との融合能(相互作用)を利用した方法
6.6.4 柔軟性の高いリポソームを利用する方法
6.7 まとめ
7 乳化技術による経皮吸収  (山下裕司、坂本一民)
7.1 はじめに
7.2 乳化(Emulsification)と乳液(Emulsion)
7.3 皮膚適用基材としてのコロイド分散系
7.3.1 マイクロエマルション(ME)
7.3.2 エマルション
7.3.3 その他コロイド状基剤
7.4 コロイド状基剤の課題
7.5 おわりに
8 活量制御による皮膚浸透促進  (内田崇志)
8.1 活量とは
8.2 活量と皮膚透過
8.3 活量と皮膚中薬物濃度
8.4 活量を制御した美白化粧品の開発
9 ケミカルピーリング  (木村文子、古川福実)
9.1 はじめに
9.2 角層バリア機能
9.2.1 角層バリア機能に影響する因子
9.3 ケミカルピーリング
9.3.1 表層ピーリング
9.4 DDSへの応用

第7章 化粧品原料の特性と経皮吸収
1 最近の機能性化粧品成分  (竹岡篤史)
1.1 はじめに―機能性化粧品への潮流―
1.2 機能性化粧品とは? 薬剤デリバリーが必要か?
1.3 機能性化粧品に応用される原料の最近の例
1.3.1 機能性化粧品成分の例
1.4 機能性化粧品で応用される薬剤デリバリーの例
1.4.1 浸透補助技術
1.4.2 安定性向上技術
1.4.3 使用法による向上
1.4.4 情報を伝達するという考え方
1.5 おわりに
2 アスコルビン酸リン酸塩の特性と経皮吸収  (伊東忍)
2.1 AP塩とは
2.2 APM定量法
2.3 APMの基本的な経皮吸収と体内動態
2.4 界面活性剤の添加効果(レシチン系)
2.5 界面活性剤の添加効果(ローション系)
2.6 界面活性剤の添加効果(クリーム系)
2.7 APMの皮膚導入法
2.8 イオン導入と製剤のHBLとの関係
2.9 エレクトロポレーション,マイクロニードル,超音波導入
2.10 ケミカルピーリング,レーザーピーリング
2.11 マスクシート,ガーゼマスク,貼付シート
3 APPS  (井口里紗、加藤詠子)
3.1 はじめに
3.2 APPSの設計
3.3 APPSの効果
3.3.1 APPSの経皮吸収性
3.3.2 抗酸化作用
3.3.3 コラーゲン合成促進
3.3.4 美白作用
3.4 おわりに
4 テトラ2-ヘキシルデカン酸L-アスコルビル  (京谷大毅)
4.1 はじめに
4.2 VC-IPのビタミンCへの変換
4.3 UVB照射後のDNA損傷抑制作用
4.4 酸化ストレス抑制作用
4.5 メラノサイト刺激因子抑制作用
4.6 グルタチオン合成促進作用
4.7 臨床試験:紫外線誘導による皮膚の色素沈着抑制作用
4.8 まとめ
5 低分子ヒアルロン酸の機能  (大門奈央)
5.1 はじめに
5.2 ヒアルロン酸の性質
5.3 低分子ヒアルロン酸の特徴
5.4 浸透性
5.4.1 角質層への浸透性
5.4.2 毛髪への浸透性
5.5 保湿
5.5.1 保湿効果
5.5.2 肌水分持続性
5.5.3 高分子ヒアルロン酸との相乗効果
5.6 しわ軽減
5.7 おわりに
6 α-リポ酸  (嘉手苅崇)
6.1 α-リポ酸とは
6.2 α-リポ酸の美容機能
6.2.1 紫外線障害保護作用
6.2.2 コラーゲン合成促進作用
6.2.3 美白作用
6.3 α-リポ酸の特性と生体吸収・代謝
6.3.1 物理的特性と安定性
6.3.2 安全性
6.3.3 経口摂取
6.3.4 皮膚への塗布
6.3.5 製剤技術によるALA物性の改善
6.4 まとめ
7 コエンザイムQ10と皮膚  (山本順寛)
7.1 はじめに
7.2 皮膚中の抗酸化物質
7.3 紫外線照射による皮膚中抗酸化物質の減少
7.4 皮膚への吸収
7.5 結語

第8章 応用
1 経皮吸収促進基材の開発―液晶構造を持ったNANOCUBE(R)―  (久保田芳樹、長澤輝明、武蔵弥菜、山下裕司、山口葉子)
1.1 はじめに
1.2 経皮吸収促進基材「NANOCUBE」
1.2.1 NANOCUBE(R)による細胞間脂質ラメラ構造の相転移
1.2.2 NANOCUBE(R)による低分子薬剤の皮膚透過性
1.2.3 NANOCUBE(R)による高分子薬剤の皮膚透過性
1.3 皮膚透過性向上による薬理効果亢進
1.4 NANOCUBE(R)の三つの疑問
1.5 今後の展望
2 両親媒性物質の利用によるアンチエイジング化粧品の開発  (飯村菜穂子)
2.1 はじめに
2.2 両親媒性物質と薬物間に形成する分子複合体
2.3 両親媒性物質と薬物間に形成する分子複合体の医療機関向け化粧品開発への応用
3 唇の角層研究と製品応用  (引間理恵)
3.1 口唇について
3.2 唇の角層
3.3 唇角質細胞の表面形態
3.4 唇荒れの特徴
3.5 唇荒れに伴う角層の変化
3.6 唇角層と落屑調節酵素との関連
3.7 落屑調節メカニズムに基づいたリップケア
4 角層上層部のメラニン吸着除去素材の研究  (宇野和孝)
4.1 はじめに
4.2 研究方法―「クリームパック」を使用した「メラニン面積率評価法」
4.3 結果
4.4 考察
4.5 おわりに
キーワード
機能性,化粧品,薬剤,デリバリー,書籍
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