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薬物動態の基礎と薬物動態データ解析方法 ~入門講座~

基礎から模擬の薬物動態データを用いてパラメータの算出方法までわかる!

※受付を終了しました。

通信講座概要

略称
薬物動態
通信講座No.
ce150501
開催日
2015年05月12日(火)
講師
北海道薬科大学 教授 博士(薬学) 戸田 貴大 氏

≪ご専門≫薬物動態学、臨床薬物動態学
価格
1名で受講した場合: 49,980円(税込)
2名で受講した場合: 49,980円(税込)
3名で受講した場合: 64,800円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
スケジュール
5月12日(火) 第1講 テキスト配本
6月12日(金) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
7月13日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
8月10日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
8月31日(月) 修了書送付

※お申込みを確認後、請求書をお送りいたします。  
趣旨
本講座は、薬物動態データ解析の基礎を修得することを目的としています。初めにADME(吸収、分布、代謝、排泄)、コンパートメントモデルを中心に薬物体内動態の基礎についてまとめ、模擬の薬物動態データを用いて、コンパートメントモデルによる解析およびモーメント解析によるパラメータの算出方法について学びます。また、薬物動態データ解析時の注意点、様々な薬物動態データ解析方法についても解説します。  
プログラム

第1講 薬物動態の基礎

 1.薬物の体内動態
  1.1 薬物の吸収
  1.2 薬物の分布
   1.2.1 タンパク結合の分布への影響
   1.2.2 分布容積と薬物の物性の関係
  1.3 薬物の代謝
  1.4 薬物の排泄
   1.4.1 腎排泄
   1.4.2 胆汁排泄
  1.5 体内動態へのトランスポーターの関わり
   1.5.1 消化管吸収におけるトランスポーターの関わり
   1.5.2 肝臓におけるトランスポーター
   1.5.3 腎排泄に関わるトランスポーター
  1.6 体内動態の変動要因
   1.6.1 吸収過程の変動要因
   1.6.2 代謝の変動要因
   1.6.3 腎排泄の変動要因

 2.薬物動態学
  2.1 薬物動態学における基本的パラメータ
   2.1.1 F:バイオアベイラビリティ
   2.1.2 AUC:血中濃度-時間曲線下面積(単位;μg・min/mL など)
   2.1.3 ka:吸収速度定数(単位;hr-1、min-1 など)
   2.1.4 CLtot:全身クリアランス(単位;L/hr、L/min、mL/min など)
   2.1.5 Vd:分布容積(単位;L など)
   2.1.6 ke:消失速度定数(単位;hr-1,min-1 など)
   2.1.7 t1/2:消失半減期(単位;hr,min など)
   2.1.8 k12、k21:末梢コンパートメントへの移行速度定数、体循環コンパートメントへの移行速度
   2.1.9 Cmax:最高血中濃度(単位;μg/mL など)
   2.1.10 tmax:最高血中濃度到達時間(単位;hr、min など)
   2.1.11 Ae:未変化体尿中排泄率(単位;%)
   2.1.12 f:タンパク非結合率
   2.1.13 R:蓄積率
  2.2 コンパートメントモデル
   2.2.1 コンパートメントモデルの考え方
   2.2.2 1-コンパートメンモトデル
   2.2.3 2-コンパートメントモデル
  2.3 クリアランスの考え方
   2.3.1 組織クリアランス、組織抽出率、固有クリアランス
   2.3.2 肝抽出率とタンパク結合率による薬物の分類
 

第2講 薬物動態データ解析の実際

 1.薬物動態データ解析の実際
  1.1 コンパートメントモデルを用いた解析(静脈内注射)
  1.2 コンパートメントモデルを用いた解析(経口投与)
  1.3 コンパートメントモデルを用いた解析(持続注入)
  1.4 コンパートメントモデルによる解析から何がわかるか
  1.5 モーメント解析
  1.6 モーメント解析から何がわかるか

 2.薬物動態データ解析時の注意点
  2.1 flip-flop現象
  2.2 モデルの妥当性
  2.3 得られたパラメータの妥当性
  2.4 薬物体内動態の種差

 3.エクセル(ソルバー)を用いたコンパートメントモデル解析

 

第3講 様々な薬物動態データ解析方法

 1.より複雑な薬物体内動態
  1.1 非線形体内動態
   1.1.1 タンパク結合における非線形性
   1.1.2 代謝、排泄における非線形性
   1.1.3 吸収過程における非線形性
  1.2 腸肝循環
  1.3 吸収の遅れ
  1.4 脳移行

 2.様々な薬物動態データ解析方法
  2.1 生理学的薬物速度論解析
  2.2 PK-PD解析
   2.2.1 直接反応モデル
   2.2.2 間接反応モデル
   2.2.3 薬効コンパートメントモデル
  2.3 ラプラス(Laplace)変換
  2.4 デコンボリューション
  2.5 動物データのヒトへの補正(アロメトリー)