(株) オプト・イーカレッジ 代表取締役 工学博士 河合 滋 氏
元日本電気(株)
元職業能力開発総合大学校 通信システム工学科 教授
【関連学協会でのご活躍】
NPO法人 日本フォトニクス協議会 理事
日本光学会 微小光学研究グループ 実行委員
[一般価格]
1名で受講した場合:
50,906円
(本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:
50,906円
(本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:
66,000円
(本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:
22,000円
(本体価格:20,000円)
[会員価格]
1名で受講した場合:
50,906円
(本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:
50,906円
(本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:
66,000円
(本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:
22,000円
(本体価格:20,000円)
7月7日(火) 第1講 テキスト配本
8月4日(火) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト配本
9月8日(火) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト配本
10月13日(火) 第3講 演習問題回答締切(必着)
11月4日(水) 修了書送付
近年、デジタルカメラや光ディスクなどの普及により、光学機器はたいへん身近なものになっており、これらの産業の裾野は広がりつつあります。一方、光学教育は、高校や大学でほとんど行われなくなり、多くの方は基礎知識を学ぶ機会がありません。この講座では、高校レベルの知識を前提に光学設計の基本的なことを解説し、さらに光学設計プログラムを用いて簡単な光学系を設計します。
まず、光学設計を行うために必要な幾何光学と波動光学の基礎について学習します。幾何光学においては、光学系のパラメータの定義、近軸の光線追跡、色収差とザイデルの収差について、わかりやすく解説します。
波動光学においては、干渉と回折の原理、フーリエ変換と等価なフラウンホーファ回折とレンズの関係、光学伝達関数(OTF)やMTFによる結像の評価について学びます。最後に、これらの知識を活用し、フリーの光学設計プログラムによって簡単な光学系を設計・評価します。
この講座を受講することにより、簡単な光学系を自分で設計できるようになります。また、複雑な光学系においても、その仕様書を作成したり、試作した光学系の評価ができるようになります。
第1講 幾何光学と光線追跡
・光学系のパラメータ
主要点、像倍率、絞りと瞳、
・近軸光線とガウス光学
結像式、光線行列と光線追跡
・収差
色収差と色消しレンズ、ザイデルの収差
演習問題
第2講 波動光学的な結像
・干渉と回折
干渉縞、干渉計、回折積分、フレネル回折、フラウンホーファ回折
・レンズとフーリエ変換
光学におけるフーリエ変換、空間周波数
・光学伝達関数と結像
瞳関数、点像分布関数、MTF
演習問題
第3講 光学設計演習
・光学設計プログラムの使い方
データの入力方法、光路図
・単レンズの設計と評価
レンズのベンディング、色収差の評価
・収差図とスポットダイヤグラム
収差図の見方、波動光学的な評価
・色消しレンズの設計と評価
アクロマートレンズの設計、アポクロマートレンズの評価
光学,設計,光線,プログラム,幾何光学,波動光学,通信教育