ホーム > 通信講座 > 高分子レオロジー入門

粘弾性の基礎から、測定・評価方法、応用まで3か月でじっくり学習!

高分子レオロジー入門

※受付を終了しました。

通信講座概要

略称
高分子レオロジー
通信講座No.
ce160703
開催日
2016年07月29日(金)
講師
千葉大学 名誉教授 工学博士 大坪 泰文 氏
<ご専門>レオロジー,コロイド化学, 化学工学, 流体工学
価格
1名で受講した場合: 43,200円(税込)
2名で受講した場合: 54,000円(税込)
3名で受講した場合: 64,800円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
スケジュール
7月29日(金) 第1講 テキスト配本
8月31日(水) 第1講 演習問題回答締切(必着)第2講テキスト配本
9月30日(金) 第2講 演習問題回答締切(必着)第3講テキスト配本
10月31日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
11月30日(水) 修了書送付

<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2003~2013)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から随時電子メールにて返信させていただきます。
 
趣旨
 粘度や粘弾性を実際の工業に役立てるのは難しいと敬遠されがちですが、この原因は大きく分けて2つあります。一つは、教科書に出てくるレオロジー量の種類が多く、現象が複雑で直感的に理解しにくいことです。もう一つは、いざ測定しようというとき、何をどのように測ったらよいかという指針が明瞭でないことです。この講座では、高分子工学においてレオロジーを活用するという立場に立って、わかりやすく説明します。
 レオロジーとはどのような学問で、どのような量をどのように取り扱うのか、レオロジーデータを活用するためにはどのような点に注意して測定しなければならないか、そしてレオロジーを測ると高分子の何がわかり、それを材料開発やプロセッシングにどのようにして結びつけるかという技術についてメカニズムと関連づけて講義します。
   
プログラム
第1講 レオロジーの基礎(レオロジー量の定義とその意味)

 1.1 レオロジー(Rheology)とは?

 1.2 連続体力学の基礎
  1.2.1 ひずみとひずみ速度
  1.2.2 応力

 1.3.粘性の基礎
  1.3.1 粘度(粘性率)の定義
  1.3.2 非ニュートン流動(擬塑性流動、ダイラタント流動、塑性降伏)
  1.3.3 時間依存性流動(チクソトロピー、レオペクシー)

 1.4.粘弾性の基礎
  1.4.1 粘弾性の現象論(応力緩和、遅延弾性、粘弾性モデル)
   1)粘性と弾性の熱力学的意味
   2)マックスウェルモデルとフォークトモデル
   3)4要素モデル
  1.4・2 動的粘弾性の定義とその意味
   1)振動ひずみと粘弾性挙動
   2)動的粘弾性関数(複素弾性率)の定義
   3)動的粘弾性関数の角周波数依存性
  1.4・3 重ね合わせ原理と緩和スペクトル
   1)重ね合わせ原理とボルツマンの基礎方程式
   2)緩和スペクトル

 1.5 伸長流動と法線応力効果
  1.5.1 伸長粘度
  1.5.2 法線応力効果の現象論
  1.5.3 弾性と法線応力

 [演習問題]


第2講 レオロジー測定技術と評価(何をどう測定するか)

 2.1 粘度測定
  2.1.1 ニュートン粘性の測定
  2.1.2 非ニュートン流動の測定
  2.1.3 時間依存性流動の測定
  2.1.4 流動曲線の評価

 2.2 粘弾性測定
  2.2.1 クリープおよび応力緩和
  2.2.2 動的粘弾性
  2.2.3 粘弾性曲線の評価
 
 2.3 レオロジー測定装置
  2.3.1 回転型レオメーター
   1)測定原理と幾何学
   2)装置の選択と測定プログラム
   3)測定上の注意
  2.3.2 固体用粘弾性測定装置
  2.3.3 法線応力の測定

 [演習問題]


第3講  高分子レオロジーの基礎と応用(レオロジーから高分子の何がわかり、それをどう使うか)

 3.1 高分子の分子運動と均一系のレオロジー
  3.1.1 分子量と固有粘度
  3.1.2 からみあいと緩和時間
  3.1.3 ガラス転移と時間ー温度換算則
  3.1.4 ガラス状態における粘弾性挙動
  3.1.5 ゴムの粘弾性挙動

 3.2 高分子の高次構造、不均一構造とレオロジー
  3.2.1 会合性高分子の粘度挙動
  3.2.2 結晶性高分子の粘弾性挙動
  3.2.3 高分子ブレンドの粘弾性挙動
  3.2.4 微粒子?高分子複合系の粘弾性挙動

 3.3 重合硬化過程におけるレオロジー
  3.3.1 三次元網目構造の形成とゲル化
  3.3.2 ゲル化点近傍の粘弾性挙動
  3.3.3 重合硬化反応と温度

 3.4 伸長粘度、法線応力と高分子加工
  3.4.1 分子量分布と紡糸性
  3.4.2 法線応力効果と高分子の成形性

 [演習問題]
   
キーワード
レオロジー、粘弾性、高分子、構造、ゴム、測定、教育、講座