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スラリー工学の基礎から、粒子の分散・凝集挙動、評価方法のポイントまで3か月で学習できます!

スラリーの挙動と制御技術および評価方法

通信講座概要

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略称
スラリー
通信講座No.
ce170402
開催日
2017年04月21日(金)
講師
こな椿ラボ 主宰 名古屋大学 名誉教授 工学博士 椿 淳一郎 氏
講師の経歴
1976年 名古屋大学工学部化学工学科助手
1986年 同助教授
1987年 (財)ファインセラミックスセンター部長
1994年 名古屋大学大学院 教授(マイクロシステム工学専攻)
1996年 物質制御工学専攻に配置換え
2012年 名古屋大学定年退職
2012年 こな椿ラボ 主宰
 
価格
1名で受講した場合: 49,680円(税込)
2名で受講した場合: 59,400円(税込)
3名で受講した場合: 69,120円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
価格関連備考
本講座のテキスト「基礎スラリー工学」(丸善出版2016年1月発刊)をすでにお持ちの方は、受講料を1名につき4,320円割引します。お申し込みフォームのコメント欄に「テキスト不要」とご記入いただき、そのまま送信して下さい。割引して請求書を発送いたします。  
スケジュール
●4月21日(金) テキスト配本。学習開始。
●5月22日(月) 第1講の演習問題提出締切り。第2講の学習開始。
●6月23日(金) 第2講の演習問題提出締切り。第3講の学習開始。
●7月21日(金) 第3講の演習問題提出締切り。
●8月14日(月) 修了書送付(第3講まで解答提出された方のみ)  
趣旨
本講座では演習問題の解答を提出する際に、スラリーに関する質問・相談(講師が対応できる範囲で)をすることができます。  
プログラム
●第1講:スラリー工学の位置づけと粒子間力

【趣旨】
スラリー工学の位置づけ,粒子特性,粒子と媒液界面の挙動,粒子間力,粒子の凝集・分散について学ぶ。

【プログラム】

0.粉体工学とスラリー工学

1.スラリー工学の現状と課題
  1.1 微粒子はなぜスラリーとして扱われるか?
  1.2 スラリーの挙動はなぜ複雑か?
  1.3 問題解決の道筋
  1.4 材料プロセスで重要な評価項目

2. 粒子特性
  2.1 粒子径,比表面積,密度
    2.1.1 粒子径
      ・レーザー回折・散乱法,動的光散乱法,沈降法
    2.1.2 比表面積,密度
      ・比表面積,密度
  2.2 粒子径分布,粒子構造

3.粒子と媒液の界面
  3.1 粒子と分散媒の親和性
    3.1.1 溶媒和(水和)
    3.1.2 濡性
  3.2 粒子の帯電
    3.2.1帯電機構
      ・金属酸化物(水酸化物),難溶解性イオン結晶,解離基を持つ粒子,格子欠陥
    3.2.2 電気二重層
    3.2.3 ゼータ電位測定
      ・電気泳動,超音波による拡散層のひずみ(超音波法)
  3.3 界面活性剤の吸着
    3.3.1 界面活性剤
    3.3.2 吸着機構
    3.3.3 吸着量の測定
    3.3.4 アルミナ粒子とポリカルボン酸アンモニウムの吸脱着挙動
      ・吸着メカニズム,Mg2+の影響,ゼータ電位

4.粒子間に働く力
  4.1 DLVO理論
    4.1.1 静電ポテンシャル
    4.1.2 ファンデルワールスポテンシャル
    4.1.3 全相互作用(DLVO理論)
  4.2 疎水性相互作用
  4.3 吸着高分子により生じる力
  4.4 高分子枯渇作用
  4.5 粒子間力測定法
    4.5.1 表面間力測定装置(SFA)
    4.5.2 原子間力顕微鏡(AFM)

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●第2講:スラリー挙動とその評価法

【趣旨】
粒子の凝集・分散,スラリーの流動特性,粒子の沈降・堆積挙動,粒子の充填特性について学ぶ。

【プログラム】

5.粒子の分散・凝集
  5.1 親液・疎液性(濡性)
  5.2 粒子の接近・衝突
    5.2.1 粒子濃度
    5.2.2 ブラウン(Brown)凝集
    5.2.3 沈降凝集
    5.2.4 剪断凝集
  5.3 凝集機構と凝集形態
    5.3.1 反発力がない場合(急速凝集)
    5.3.2 反発力がある場合(緩慢凝集)
      ・塩濃度の影響,イオン価数の影響(シュルツ・ハーディー則)
  5.4 分散・凝集状態の評価
    5.4.1 濁度,透過光強度測定
    5.4.2 粒子径分布測定
    5.4.3 直接観察
      ・凍結乾燥法,その場固化法,スライドガラス法,浸透圧測定法

6.スラリー流動特性
  6.1 流動特性
  6.2 流動特性に影響を及ぼす諸因子
    6.2.1 粒子濃度
      ・希薄スラリー,濃厚スラリー
    6.2.2 粒子径と粒子帯電の影響
    6.2.3 pH,分散剤添加の影響
    6.2.4 経時変化
  6.3 流動特性評価法
    6.3.1 共軸二重円筒形回転粘度計
    6.3.2 円すいー平板形回転粘度計
    6.3.3 単一円筒形回転粘度計(B型粘度計)と振動粘度計
  6.4 流動特性と成形

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●第3講:スラリー評価法の応用例および派生技術

【趣旨】
スラリー特性最適化の例,濾過濃縮操作などについて学ぶ。

【プログラム】

7.粒子の沈降・堆積挙動
  7.1 粒子の沈降挙動
    7.1.1 自由沈降
    7.1.2 水平方向の運動
    7.1.3 遠心力場における運動(遠心沈降)
    7.1.4 干渉沈降
    7.1.5 成相沈降・集合沈降
    7.1.6 回分沈降試験
    7.1.7 沈降パターンの観察例
  7.2 堆積層の固化

8.粒子の充填特性
  8.1 回分沈降試験による評価・解析
    8.1.1 目視
    8.1.2 沈降静水圧法
    8.1.3 充填特性に及ぼす粒子間力の影響
  8.2 定圧濾過法による評価・解析
  8.3 流動特性と充填特性

9.スラリー調製
  9.1 スラリー化
  9.2 均質化
  9.3 スラリー特性の最適化

10.多成分スラリーの評価
  ・スラリー調製,流動特性評価,充填特性評価,粒子集合状態の推測

11.噴霧乾燥造粒
  11.1 顆粒の形態制御
  11.2 顆粒体の特性評価
    11.2.1 圧密・緩和試験
    11.2.2 摩損(アトリッション)試験

12.シート成形

13.碍子製造用杯土の可塑性最適化
  ・碍子原料調製・成形プロセス,杯土の評価,杯土の可塑性最適化

14.濾過濃縮操作
  14.1 DECAFFの誕生
  14.2 濃縮限界
  14.3 目詰まり
  14.4 濾過機構

15.ケミカルフリー造粒

16.沈降静水圧法による高濃度粒子径分布測定
  16.1 測定原理
  16.2 高濃度スラリーの粒子径分布測定

17.粒子硬度評価
   
キーワード
スラリー、粒子、粉体、分散、凝集、評価、講座  
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