ホーム > 通信講座 > 技術者・研究者が知っておくべき信頼性工学の基礎入門講座

故障解析、信頼性設計・予測・管理、安全設計と安全性の確保、品質保証プロセス改善などに取り組むための土台をつくる!

技術者・研究者が知っておくべき信頼性工学の基礎入門講座

~品質の考え方からFMEA・加速試験の基本まで~

※受付を終了しました。

通信講座概要

略称
信頼性工学
通信講座No.
ce171101
開催日
2017年11月14日(火)
講師
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株) 評価技術開発統括部 品質保証&安全環境評価部 原田 文明 氏
価格
1名で受講した場合: 49,980円(税込)
2名で受講した場合: 49,980円(税込)
3名で受講した場合: 64,800円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
価格関連備考
1口2名まで49,980円(税込)
※同一法人より3名以上受講の場合、1名につき21,600円(税込)でご受講いただけます。  
スケジュール
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。

11月14日(火) 第1講 テキスト配本
12月14日(木) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
1月15日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
2月14日(水) 第3講 演習問題回答締切(必着)
3月12日(月) 修了書送付  
趣旨
 Made in Japanの品質は世界的な評価を受けている。だが自分の製品の「品質」を問われて正確に、簡略に答えることは難しい。「品質」はお客様の持つ期待であり、多くの特性を持っている。こうした中で「信頼性」は「時間」「使用環境」と云う要素を持つという特徴がある。信頼性は「何時でも何処でも」お客様の期待を満足する性質で、製品のライフサイクルを通じて発揮することが求められる。
 信頼性問題は良品の製品が使用期間中に機能を失うことで発生するもので、設計段階で考慮しなければ実現できない。故障に至るメカニズムや故障を起こすストレスの知識、過去の不具合の再発防止や新しい市場での予測に基づくリスクアセスメント等の組織的活動が求められるのはそのためである。
 この通信教育では「信頼性工学の基礎」として品質保証との関係を中心に、信頼性の基礎概念と捉え方を、「信頼性の試験とデータ解析」として信頼性作りにおける試験の役割と代表的なサンプル数の決め方を、また試験規模や加速試験の考え方と注意点を、「品質問題の未然防止と予測手法」として再発防止と未然防止の違いと進め方、また代表的な解析手法としてFMEAとFTAを紹介する。
 但し、特に第2講、第3講は本来ならば十分な演習を含めて理論的な説明が必要である。しかし、多くの現場でこれらの手法が形骸化して「形だけの××」となって信頼性改善の十分貢献できていないという現実がある。そこで、この教育では実践的な技法を正しく習得するための基盤づくりを狙って、それらの目的、計画、実施段階で必要とされるアクションと注意点、手法の限界と云った技法活用の基盤となる内容の紹介を中心としている。
 この通信教育の狙いは信頼性の概念を理解して、その作り込みと改善の糸口を見つけ、自分の製品を信頼性あるいはDependability(総合信頼性)の視点で見つめることができるようになることである。テキストを見ながらの自学習は時間が自由になる半面、モチベーションを維持するのが難しい。時間的なギャップがあっても再開可能なように、この通信教育では信頼性の概念と基本的な解析方法を、複雑な解析手法や理論、数式はなるべく使わないで理解することを目的としている。継続的な能力開発の為のトリガーとなれば幸いである。
   
プログラム
【第1講】
 「信頼性工学の基礎(メーカー社員に必要な考え方など)」
◆プログラム
 ・「品質」はなぜ企業の競争力となるのか  -技術一筋では難しい理由
 ・「品質の保証」と信頼性  -時間に依存する品質をどう保証するのか
 ・「信頼性」のもつ大切な特徴  -検査や試験で頑張っても無理な理由
 ・「固有」の信頼性と「市場」の信頼性  -設計出来る信頼性と出来ない信頼性
 ・信頼性の基礎知識と測り方  -故障率と寿命の違いと時間の関数
 ・製品のライフと故障  -故障の概念と製品ライフ
 ・信頼性の設計とその特徴  -設計審査や 信頼性試験が必要な理由
 ・信頼性からディペンダビリティへ  -対象の拡大と「安全性」との類似点/相違点
◆演習
◆サブテキスト「品質の保証と管理」

【第2講】
 「信頼性評価・試験とデータ解析(評価の役割とデータ解析を中心に)」
◆プログラム
 ・信頼性の設計と評価の役割  -信頼性の評価はなぜ必要なのか
 ・信頼性の評価と試験  -信頼性試験は合否判定が目的ではない
 ・2つの信頼性試験  -定型的な試験と非定形試験の使い分け
 ・信頼性データの特徴と解析方法  -特徴を知れば大胆/慎重になれる
 ・信頼性で用いる分布  -分布の力を借りるということ
 ・試験規模の決め方  -最小の試験規模の決め方
 ・サンプル数の決め方  -いくつあれば大丈夫・・なんて数は無い
 ・ワイブル解析のパラメータ推定  -解析の方法とパラメータが意味するところ
 ・不完全データの解析  -試験が終わらない時の為に
◆演習
◆サブテキスト「信頼性の話」

【第3講】
 「品質問題未然防止と予測手法(加速試験とその意義から、予測手法と再発防止へ)」
◆プログラム
 ・信頼性の問題は何処で発生  -発生する理由は結構同じ 
 ・再発防止の考え方  -再発するには理由があるということ
 ・再発防止と未然防止  -「似てるけど違う」「違うけど深い関係」 
 ・品質問題の未然防止はなぜ必要 -叩き大工では生き残れない
 ・未然防止の手法 -過去の知識をどう使う
 ・品質問題の予測手法  -FMEAやFTA 
 ・信頼性改善とFMEA/FTAの基礎  -予測の基本はリスクアセスメント
 ・FMEAの進め方とポイント  -なんでFMEAやるの?
 ・FTAの進め方とポイント  -なんでFTAやるの?
 ・加速試験とその応用  -短時間に試験を終わらせる方法
 ・加速試験に使う代表的なモデル  -物理的な意味が分かればモデルも生きる
 ・加速試験の限界と注意点  -過度の期待をしないために
◆演習
◆サブテキスト「再発防止の話」  
キーワード
信頼性,加速試験,FMEA,FTA,ワイブル,故障,解析,品質,保証,未然,防止,通信教育