簡潔明瞭で内容が伝わりやすい文章はどう書くか?どんな文書にも適用できる文章力を強化する技術を、文書の構成や文の構造にも踏み込みながら添削も含めて指導します!

技術者・研究者のための文章力強化コース
~技術文書、取扱説明書、論文、報告書、提案書~

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
文章力強化
通信講座No.
ce180101
開催日
2018年01月17日(水)
講師
ビジネスコミュニケーションスキル研究所 代表 永山 嘉昭 氏

<学協会等>
 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会会員 

<主な著書>
 『報告書・レポート・議事録が面白いほど書ける本』KADOKAWA、2017年
 『学校じゃ教えてくれない まとめる技術』大和書房、2016年
 『日本語スタイルガイド第3版』(共著)、テクニカルコミュニケーター協会、2016年
 『できる! ビジネス文書のつくり方が身につく本』高橋書店、2014年
 『伝わる! 図表のつくり方が身につく本』高橋書店、2013年
 『トップ1%の人が実践する「YES」を引き出す資料』中経出版、2013年
 『報告書・レポートが面白いほど書ける本』中経出版、2013年
 『説得できる図解表現200の鉄則(第2版)』(共著)、日経BP社、2010年
 『説得できる文章・表現200の鉄則』(共著)、日経BP社、2009年
 『10分間で超速スキルUP!ビジネス文章力の鉄則』、日経BP社、2006年
 『説得できるドキュメンテーション200の鉄則』(共著)、日経BP社、2005年
講師の経歴
1975年、横河電機製作所(現横河電機株式会社)に入社。以来、ドキュメント関連業務に携わる。2003年、ビジネスコミュニケーションスキル研究所を設立。ビジネスコミュニケーション分野の研究・教育を実践中。
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
1口2名まで49,980円(税込)
※同一法人より3名以上受講の場合、1名につき21,600円(税込)でご受講いただけます。
スケジュール
1月17日(水) 開講 第1講テキスト発送
2月19日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
3月19日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
4月19日(木) 第3講 演習問題回答締切(必着)
5月14日(月) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2003~2013)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 情報伝達の主流は常に文字であり、「簡潔でわかりやすい文章」「正確に伝わり目的が達成できる文章」はいつの時代にも求められています。本通信教育ではテクニカルライティング技術をベースに、どんな書き方をすれば読み手がストレスを感じることなく読み進み、内容を正しく理解することができるのか、その技術を伝えます。
 
プログラム

第1講 書く心がまえと文書の構成

<趣旨>
 文章力は、ビジネスパーソンが円滑に仕事を進めていくうえで欠かせない基本スキルです。「文章をもっとうまく書けたら仕事がはかどるのに」と思っているビジネスパーソンも多いことでしょう。
 では、文章の上手下手は何によって変わるのでしょうか。その多くは、書く前の心がまえと文書の構成技術にあります。
 本講では、文章の質を大きく左右するこれらの考え方や技術を取り上げます。

<プログラム>
1.書き始める前に
  ・文章を書く心がまえ
  ・情報が伝わりやすい文章
  ・文書の目的・テーマ
  ・読み手に対する配慮
  ・情報収集
2.文書の構成
  ・文書のわかりやすさを決める構成
  ・文書の基本構成
  ・論文の構成
  ・ロジカルな文章展開とは?

【演習問題】


第2講 文書の目次・段落・箇条書き

<趣旨>
 文書の構成が決まったら、目次を作成し本文を埋めて文書としてまとめていきます。その過程で大事になるのが、段落の設け方や箇条書きの書き方です。これらが適切に扱われていれば、文書の読みやすさは格段に向上します。
 本講では、個々の文を書き進める前に理解しておくべきこれらの技術を取り上げます。

<プログラム>
1.目次の作成
  ・ボトムアップの目次作成
  ・トップダウンの目次作成
  ・目次から文章への展開
  ・文書を読みやすくする見出し
2. 見出しの階層の役割・効果
  ・見出しの階層の設け方
  ・小見出しの効果
  ・小見出しの位置づけ
  ・ブロック見出しの活用
  ・見出しと本文の関係
  ・リード文の役割と効果
3.段落の設け方と展開の仕方
  ・段落の基本
  ・段落の構成
  ・段落の展開
4.箇条書きの活用・形式
  ・箇条書きの活用
  ・箇条書きのポイント
  ・箇条書きの形式

【演習問題】


第3講 簡潔でわかりやすい文章

<趣旨>
 構成や目次が適切であったとしても、本文を形作る個々の文に不備があっては決してわかりやすい文書にはなりません。
 本講では、簡潔でわかりやすい文を書くための具体的な技術を取り上げます。

<プログラム>
1.文章の基本
  ・日本語に対する多様な視点
  ・文の構造3パターン
2.簡潔で明快な文
  ・文の長さ
  ・文を長くしない工夫
  ・長い修飾部・挿入句の扱い
  ・「なる」型表現の言い換え
  ・簡潔で明快な文にするためのポイント
3.わかりやすい文
  ・必要な主語と省略できる主語
  ・主語と述語の対応
  ・主語と述語の位置
  ・否定的な表現と肯定文
  ・読点によるわかりやすさ
  ・指示語の使用基準
  ・「はが」構文の回避
  ・「場合」と「とき」の使い分け
  ・読み手の視点に立った文章
4.正確に伝わる文
  ・複数の解釈ができる文の言い換え
  ・修飾語の位置
  ・全体否定と部分否定
  ・文・文章のパラレリズム
第3講補足[文章関連技術]
  ・注、引用、引用注、転載、参考文献の記載
  ・専門用語の解説
  ・略語の表現
  ・図表による補足
  ・文書作成のためのフレームワーク

【演習問題】
 

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