☆応用分野によって異なるマイクロカプセルの調製法を基礎から習得する!

マイクロカプセルの基礎と各種応用分野に対応する調製法
※プログラムの順番が変更になりました。(10/17更新)
 内容には変更がございません。

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
マイクロカプセル
通信講座No.
ce181101
開催日
2018年11月14日(水)
講師
新潟大学名誉教授 工学博士 田中 眞人 氏
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
1口2名まで49,980円(税込)
※同一法人より3名以上受講の場合、1名につき21,600円(税込)でご受講いただけます。
スケジュール
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。

11月14日(水) 第1講 テキスト配本
12月14日(金) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
1月15日(火) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
2月15日(金) 第3講 演習問題回答締切(必着)
3月11日(月) 修了書送付
趣旨
 マイクロカプセルは、微小空間に複数の機能を集約できることから、農医薬、電子材料、塗料・接着剤、蓄熱技術、食品、化粧品など多岐にわたる分野で開発応用されております。マイクロカプセルの基本的な調製方法は確立されているように思われますが、それぞれの応用分野によって発現させようとする機能、応用環境、クリアすべき条件などが異なることから、これらの要求に応えられるマイクロカプセルの調製法を確立することが必要であります。
 ここでは、マイクロカプセルの調製を始めるにあたっての基礎的な事項を中心にわかりやすく解説いたします。
プログラム

第1講 マイクロカプセルの基礎


1 マイクロカプセルの機能
 1.1 一次的機能
  1.1.1 芯物質の保護隔離
  1.1.2 芯物質のコントロールリリース
  1.1.3 液体状および気体状芯物質の固体粉末化
 1.2 二次的機能
  1.2.1 芯物質表面の改質
  1.2.2 マトリックス材の体積・密度調整

2 マイクロカプセルの内部構造,粒子径,モルホロジー
 2.1 マイクロカプセルの基本特性
 2.2 芯物質の安定性と内部構造
 2.3 モルホロジー
  2.3.1 形状・表面・内部構造

3 マイクロカプセルの調製法
 3.1 化学的方法
  3.1.1 懸濁重合法
  3.1.2 ミニエマルション重合法
  3.1.3 乳化重合法
  3.1.4 ソープフリー重合法
  3.1.5 分散重合法
  3.1.6 界面重縮合法
  3.1.7 液中硬化法
  3.1.8 in-situ重合法
 3.2 物理化学的方法
  3.2.1 液中乾燥法
  3.2.2 コアセルベーション法
  3.2.3 ヘテロ凝集法
  3.2.4 溶融分散冷却法
  3.2.5 スプレードライ法
  3.2.6 相分離法
  3.2.7 ピッカリングエマルション系利用法
  3.2.8 転相乳化法を利用したマイクロカプセル調製法
  3.2.9 ドライコーティング法
 

第2講 マイクロカプセルの特性評価


1 マイクロカプセルの特性評価
 1.1 幾何学的特性
  1.1.1 粒径分布と平均径
  1.1.2 シェル厚
 1.2 粒径と機械的強度
 1.3 マイクロカプセル化効率
  1.3.1 含有率の測定
  1.3.2 芯物質の安定化とカプセル化効率
  1.3.3 表面処理によるカプセル化効率の向上
 1.4 徐放特性
  1.4.1 透過係数の評価法
  1.4.2 溶媒膨潤性と徐放
 1.5 刺激応答徐放性

2 マイクロカプセルの粒径制御
 2.1 分裂法による分散系調製における粒径制御
 2.2 成長法による分散系調製における粒径制御
 2.3 固体粉末のカプセル化における粒径制御
 2.4 相分離法における粒径制御
 2.5 その他の粒径制御法
 

第3講 マイクロカプセルの応用例と調製の考え方


1 食品分野におけるマイクロカプセルの調製の考え方と調製例
 1.1 マイクロカプセルの目的と機能
 1.2 マイクロカプセル調製の考え方
 1.3 調製例
  1.3.1 液液界面反応による油性成分含有マイクロカプセルの調製
  1.3.2 液中硬化法による油性分含有アルギン酸マイクロカプセルの調製と
      多糖類の保持性に及ぼす影響
  1.3.3 溶融分散冷却法による水溶性粉末のマイクロカプセル化
  1.3.4 逆相エマルション系における液滴間合一を利用したマイクロカプセル調製
  1.3.5 ツェインによる水溶性生理活性物質のマイクロカプセル化

2 農医薬分野におけるマイクロカプセルの調製の考え方と調製例
 2.1 マイクロカプセルの目的と機能
 2.2 マイクロカプセルの調製例
  2.2.1 ドラッグデリバリー用の温度応答性ハイブリッドアルギン酸ゲルの調製
  2.2.2 界面重縮合反応法による防汚成分含有コアシェル型マイクロカプセル調製
  2.2.3 O/O’分散系を利用した界面重縮合反応によるコアシェル型マイクロカプセル調製
  2.2.4 銀ナノ粒子とのハイブリッドミクロゲルの調製
  2.2.5 銀ナノ粒子シェルマイクロカプセルの調製

3 塗料・接着剤分野におけるマイクロカプセルの調製と考え方
 3.1 マイクロカプセルの目的と機能
 3.2 マイクロカプセルの調製例
  3.2.1 ドライコーティング法によるL-アスコルビン酸含有マイクロカプセルの調製
  3.2.2 in-situ重合法による植物油含有マイクロカプセル調製
  3.2.3 ハイブリッドマイクロカプセルの調製と自己修復材への応用

4 その他の分野におけるマイクロカプセルの調製の考え方
 4.1 ヘテロ凝集によるコアシェル型複合微粒子の調製
 4.2 可逆的変色顔料包含マイクロカプセル調製
 4.3 複合エマルションの液液界面反応を利用した
   (無機シェル/熱応答性顔料コア)複合微粒子調製
 4.4 ヘテロ凝集による(シリカシェル・ポリスチレンコア)複合微粒子調製
キーワード
マイクロカプセル,基礎,食品,医薬,塗料,接着剤,通信講座
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