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◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 開講日にテキスト(新刊書籍「接着工学」2018年11月丸善出版)と補足資料を郵送します。

◆別途Eメールでお送りする演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 添削が終わった解答用紙は、模範解答と一緒に弊社からご返送します。

◆解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

接着・接合界面の強度・信頼性・耐久性の向上・評価および寿命予測法

通信講座概要

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略称
接着・接合信頼性
通信講座No.
ce190302
開催日
2019年03月18日(月)
講師
鈴木接着技術研究所 所長 工学博士 鈴木 靖昭 氏
講師の経歴
 1965年名古屋工業大学工業化学科卒業後、日本車輌製造に入社。新幹線などの鉄道車両に関する接着接合部の破壊条件、信頼性および耐久性に関する研究・開発・評価、故障原因究明などに従事。開発本部部長を経て退社後は名城大学および中部大学で非常勤講師や名古屋産業振興公社、岐阜県産業経済振興センター、とよたイノベーションセンターのアドバイザーとして活動。技術士(機械部門構造接着) 。  
価格
1名で受講した場合: 49,680円(税込)
2名で受講した場合: 64,800円(税込)
3名で受講した場合: 75,600円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
価格関連備考
 本講座のメインテキスト「接着工学」(丸善出版2018年11月発刊)をすでにお持ちの方は、受講料を1名につき4,320円割引します。お申し込みフォームのコメント欄に「テキスト不要」とご記入いただき、そのまま送信して下さい。割引して請求書を発送いたします。  
スケジュール
3月18日(月) 開講 テキスト(書籍と補足資料)発送
4月18日(木) 第1講 演習問題回答締切(必着)
5月17日(金) 第2講 演習問題回答締切(必着)
6月18日(火) 第3講 演習問題回答締切(必着)
7月8日(月) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2007~2016)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。  
趣旨
 本講座では演習問題の解答を提出する際に、接着部・接合部の試験・評価に関する質問や相談(講師が対応できる範囲で)をすることができます。
 また講座終了後に、修了者特典として過去のセミナーなどで講師がまとめた大量の参考資料・参考文献を提供いたします。各自でデータをダウンロードしていただきます。  
プログラム

第1講:接着工学・接着剤の基礎から異材接合まで

≪趣旨≫
 本講では,先ず接着力発現の基本的原理,主な接着剤の種類と特徴,金属およびプラスチック被着材に適した表面処理法,およびそれらに基づいた最適接着剤の選定法について学びます。
 また,最新の湿式エッチングまたはレーザー処理により微細凹凸を形成後,結晶性熱可塑性樹脂(接着性が低い)を射出成形またはレーザー接合する方法をはじめとする各種異種材料接合法ならびにその接合原理も接着の原理と同一であることを学びます。

≪プログラム≫
第1章 接着力発現の原理および被着材に適した接着剤の選定法
 1.1 化学的接着説
 1.2 機械的接合説(アンカー効果)
 1.3 からみ合いおよび分子拡散説
 1.4 接着仕事
 1.5 シーリング材の接着力発現の原理と役割
 1.6 粘着剤の接着力発現の原理と役割
 1.7 Zismanの臨界表面張力による接着剤選定法
 1.8 溶解度パラメーターによる接着剤の選定法
 1.9 被着材と接着剤との相互の物理化学的影響を考慮した接着剤選定法

第2章 接着剤の種類と特徴および最適接着剤選定法
 2.1 耐熱航空機構造用接着剤
 2.2 エポキシ系接着剤(液状)
 2.3 ポリウレタン系接着剤(室温硬化形)
 2.4 SGA(第2世代アクリル系接着剤)
 2.5 耐熱性接着剤
 2.6 吸油性接着剤
 2.7 紫外線硬化形接着剤
 2.8 シリコーン系接着剤
 2.9 変成シリコーン系接着剤
 2.10 シリル化ウレタン系接着剤
 2.11 ポリオレフィン系樹脂用接着剤
 2.12 種々の接着剤の接着強度試験結果
 2.13 各種被着材に適した接着剤の選び方

第3章 被着材に対する表面処理法
 3.1 金属の表面処理法
 3.2 プラスチックの表面処理法
 3.3 プライマー処理法

第4章 最新の異種材料接合法について
 4.1 金属の湿式表面処理-接着法
 4.2 金属の湿式表面処理-樹脂射出一体成形法
 4.3 無処理金属の樹脂射出一体成型法
 4.4 被接合材表面のレーザー処理-樹脂射出一体成形法
 4.5 レーザー接合法
 4.6 摩擦接合法
 4.7 溶着法
 4.8 分子接着剤利用法
 4.9 ゴムと樹脂の架橋反応による化学結合法
 4.10 接着剤を用いない高分子材料の直接化学結合法
 4.11 大気圧プラズマグラフト重合処理-接着技術
 4.12 ガス吸着異種材料接合技術
 4.13 低温大気圧有機/無機ハイブリッド接合技術
 4.14 微細孔形成-射出成形・融着による接着力発現と耐久性向上のメカニズム
 4.15 樹脂どうしの融着による接合の場合の接着強度発現のメカニズム
【演習問題】
 

第2講:接着・接合部の強度評価と故障確率計算および寿命推定法

≪趣旨≫
 本講では,基本的接着接合法である重ね合わせ継手,スカーフ継手,およびバット継手の応力分布の特徴,破壊条件,および強い継手構造設計法について学びます。次いで継手に要求される故障確率確保のために必要な安全率(継手強度平均値/負荷応力平均値)の設定法,ならびに温度,湿度および応力が負荷される場合の促進耐久性試験による継手の寿命予測法についても詳しく学びます。

≪プログラム≫
第5章 各種接合形式の特徴,応力分布および強度評価法
 5.1 接着継手形式および負荷外力の種類
 5.2 重ね合せ継手の特徴,応力分布および強度評価
 5.3 スカーフ継手および突合せ(バット)継手の特徴,応力分布および強度評価
 5.4 接着接合部における特異応力場の強さおよび応力拡大係数を用いた接着強度の評価
 5.5 接着層が収縮した場合のスカーフおよびバット継手の応力解析
 5.6 はく離応力の解析
 5.7 スポット溶接-接着併用継手の応力解析
 5.8 最適接合部の設計

第6章 接着接合部の故障確率と安全率との関係
 6.1 経年劣化による故障発生のメカニズム(ストレス-強度のモデル)
 6.2 所定年数経過後の接着接合部に要求される故障確率確保に必要な安全率の計算法

第7章 接着接合部の温度と各種ストレスに対する耐久性評価および寿命推定法
 7.1 接着接合部の劣化の要因ならびに加速試験と加速係数
 7.2 アレニウス式(温度条件)による劣化,耐久性加速試験および寿命推定法
 7.3 アイリングの式によるストレス負荷条件下の耐久性加速試験および寿命推定法
 7.4 ジューコフ(Zhurkov)の式を用いた応力下の継手の寿命推定法
 7.5 ウェッジテスト法による試験結果と実機航空機における耐久性結果との比較
【演習問題】
 

第3講:接着接手の耐水性、疲労特性と接着トラブルの原因・対策

≪趣旨≫
 本講においては,先ず継手の耐水性・耐油性向上法ならびに繰り返し応力負荷(疲労)およびクリープ荷重による加速耐久性試験法を学びます。さらに接着継手に生じる各種トラブル事例を原因別に分類整理して本講座の関連する章・節・項を明示するとともに,代表的なトラブル事例を取り上げて,その原因と対策について詳しく学びます。

≪プログラム≫
第8章 接着継手の耐水性および耐油性に関する熱力学的検討および耐水性向上法
 8.1 液体中における接着接合部の安定性の熱力学的検討
 8.2 接着接着部の耐久性に水が及ぼす影響の実例
 8.3 接着接合部の耐水性向上法

第9章 繰返し応力(疲労)およびクリープによる加速耐久性評価法
 9.1 接着継手の引張せん断疲労特性試験方法
 9.2 アイリングの理論から誘導されるS-N曲線
 9.3 マイナー則(線形損傷則)
 9.4 スポット溶接-接着併用継手の応力解析および疲労試験結果
 9.5 リベット-接着併用継手の疲労試験結果
 9.6 接着接合部のクリープ破壊強度評価方法
 9.7 クリープ破断データからLarson-Millerの式を求める方法
 9.8 プラスチックのクリープ試験におけるLarson-Miller線図
 9.9 JIS K6859 接着剤のクリープ破壊試験方法

第10章 接着トラブルの原因と対策
 10.1 接着剤の選定に起因するトラブル事例およびその対策
 10.2 表面処理法 
 10.3 施工方法に起因するトラブル事例およびその対策
 10.4 接着部の構造
 10.5 接着部の耐久性
【演習問題】  
キーワード
接着,接合,溶接,異種材料,異材,継手,応力,強度,信頼性,試験,評価,寿命,推定,耐久性,疲労,接着剤,故障,剥離,表面処理,通信講座,通信教育  
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