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◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 開講日から弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

技術者・研究者が知っておくべき信頼性工学の基礎入門講座

~品質の考え方からFMEA・加速試験の基本まで~

※受付を終了しました。

通信講座概要

略称
信頼性工学
通信講座No.
ce190503
開催日
2019年05月21日(火)
講師
元・富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株) 原田 文明 氏
価格
1名で受講した場合: 49,980円(税込)
2名で受講した場合: 49,980円(税込)
3名で受講した場合: 64,800円(税込)
※4名以上で受講される場合はお問い合わせ下さい。
価格関連備考
1口2名まで49,980円(税込)
※同一法人より3名以上受講の場合、1名につき21,600円(税込)でご受講いただけます。
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。  
スケジュール
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。

5月21日(火) 第1講 テキスト配本
6月21日(金) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
7月22日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
8月22日(木) 第3講 演習問題回答締切(必着)
9月12日(木) 修了書送付  
趣旨
 Made in Japanの品質は世界的に評価されていますが、近年はデータの偽装など、その足元の品質に対する信頼が揺らいでいます。
 自分(自社)の製品の「品質」を問われて、正確に、簡略に答えることは簡単ではありません。「品質」はお客様の持つ要求や期待のことで、安全やデザインの良さなど多くの性質を包含したものと言えます。こうした中で「信頼性」は「時間」「使用環境」と云う要素を持ち、「何時でも何処でも」お客様の期待を満足する性質です。いわば「丈夫で長持ち」といって良く、使い終わった後も安全に、環境にやさしい製品であることが求められるようになっています。
 近年では信頼性(Reliability)だけでなく、安全や保全性、セキュリティなど安心して依存できる性質が求められます。これをディペンダビリティ(Dependability)と呼び、総合信頼性という訳語を充てますが、製品のライフサイクルを通じて起こることを予測して、改善していくことが不可欠となっています。
 信頼性を含む総合信頼性の不具合は、良品の製品が使用期間中に要求達成能力を失うことで発生するものです。こうした時間に依存する性質は、設計段階でなければ実現できないものです。そこで不具合に至るメカニズムやストレスの知識、過去の不具合の再発防止や新しい市場での予測に基づくリスクアセスメント等の組織的活動が必要となるのです。総合信頼性を確保するには、時間の経過で故障となるメカニズムを扱う信頼性の技法が欠かせません。
 この通信教育では、自分の技術力、商品開発力に生かす信頼性の知識習得を狙っています。「丈夫で長持ち」「安心して使うことが出来る」製品を作るために、まず品質保証とはなにか、信頼性とは何かについて、自分の製品を例に再構築できることを狙っています。そのうえで信頼性試験の役割、代表的なサンプル数の決め方、また試験規模や加速試験の考え方と注意点、データ解析方法、故障モデル等々、幅広く紹介します。また、信頼性づくりの基本は、予測して問題を起こさない設計をすることです。そこで「品質問題の未然防止と予測手法」として再発防止と未然防止の違いと進め方、また代表的な解析手法としてFMEAとFTAを紹介していきます。このように、手法の説明もさることながら、なぜ、こうした解析や試験が必要なのかを理解し、信頼性の基礎知識を広く習得してもらうことを狙っています。
 信頼性は設計で決まります。そのため、お客様のところで不具合を発生させないための、沢山の人の知恵の集約が必要となります。主に第2講、第3講で紹介する実際の手法は、残念ながら形骸化して「形だけの××」となって信頼性改善に十分貢献できていないという例も多くあります。そこで、この教育では理論的な説明を最小限にして、技法の狙いや目的、計画、実施段階で必要とされるアクションと注意点、手法の限界と云った内容の紹介を中心としました。
 この通信教育の狙いは、自分の製品を信頼性あるいはDependability(総合信頼性)の視点で再定義し、信頼性の作り込み、改善の糸口を見つけるために自分で考える人材になってもらうものです。テキストを見ながらの自学習は時間が自由になる半面、モチベーションを維持するのは大変です。そこで時間的なギャップがあっても再開可能なように、複雑な理論、数式はなるべく使わないで理解できるようにしています。ここで学んだ内容を基に、より自分の製品の特徴にあった形で、解析手法を自分のものにしてくという、継続的な能力開発の為のトリガーとなれば幸いです。
   
プログラム
【第1講】
 「信頼性工学の基礎(メーカー社員に必要な考え方など)」
◆プログラム
1.信頼性作りに向けて
 1.1 信頼性を取り巻く環境
 1.2 「品質」に対する要求とその背景
 1.3 信頼性改善とナレッジマネジメント
 1.4 品質の保証と時間依存の品質
 1.5 信頼性の特徴
2.信頼性の基礎
 2.1 品質と信頼性
 2.2 信頼性の定義
 2.3 固有信頼度と使用信頼度
 2.4 故障率と寿命
 2.5 信頼性と製品設計
 2.6 信頼性の尺度
 2.7 故障率とMTTF/MTBF
 2.8 寿命の尺度
 2.9 故障の概念
3.故障率/MTBF(MTTF)の推定と活用
 3.1 指数分布の場合の故障率/MTBFの推定
 3.2 MTBF/MTTFの区間推定
 3.3 指数分布の場合の応用
4.総合信頼性
 4.1 信頼性からDependabilityへ
 4.2 製品ライフサイクルとDependability
 4.3 信頼性と安全
 4.4 Dependabilityと信頼性技法
 4.5 安全と信頼性の共通点と相違点
 4.6 安全と信頼性の設計のポイント
◆演習
◆サブテキスト「品質の保証と管理」

【第2講】
 「信頼性評価・試験とデータ解析(評価の役割とデータ解析を中心に)」
◆プログラム
1.信頼性の評価と試験
 1.1 信頼性の設計と評価の役割
 1.2 評価の狙いと信頼性の評価
 1.3 信頼性評価と試験の役割
 1.4 信頼性試験のもう一つの役割
 1.5 信頼性試験の活用と役割のまとめ
2.信頼性試験の目的と種類
 2.1 信頼性試験の目的
 2.2 信頼性の推定や検定のための試験
 2.3 固有信頼度の使用信頼度のための試験
3.信頼性データの解析
 3.1 データの話
 3.2 データの解析
 3.3 信頼性データの特徴
 3.4 信頼性で用いる分布
 3.5 完全データと不完全データ
 3.6 実験室データとフィールドデータ
4.信頼性試験の設計とサンプル数の決め方
 4.1 試験規模の決め方
 4.2 抜き取り試験とOC曲線
 4.3 最小の試験規模
 4.4 サンプル数の決め方
5.信頼性データの解析
 5.1 完全データと不完全データ
 5.2 ワイブル分布
 5.3 完全データの解析
 5.4 不完全データの場合
 5.5 ワイブル解析での注意
◆演習
◆サブテキスト「信頼性の話」

【第3講】
 「品質問題未然防止と予測手法(加速試験とその意義から、予測手法と再発防止へ)」
◆プログラム
1.再発防止と未然防止
 1.1 Dependability問題の特徴
 1.2 Dependabilityの予測
 1.3 故障モード
 1.4 再発防止
  1.4.1 プロセスへの注目
  1.4.2 発生原因プロセスの分析
  1.4.3 流出原因のプロセスの分析
  1.4.4 影響拡大の原因プロセスの分析
 1.5 未然防止
  1.5.1 想定外と予想外
  1.5.2 再発防止と未然防止
  1.5.3 未然防止の手段
  1.5.4 再発防止/未然防止のアプローチ
2.FMEA/FTAとその活用
 2.1 FMEA/FTAが必要な理由
 2.2 FMEA
  2.2.1 FMEAの実施
  2.2.2 FMEAの計画とメンバー
  2.2.3 FMEAに向けた準備と実施上のポイント
  2.2.4 FMEA実施上の注意
 2.3  FTA
  2.3.1 FTAの実施
  2.3.2 解析の手順
  2.3.3 頂上事象とFT図
  2.3.4 FTA実施上の注意
 2.4 FMEA/FTAのポイント
3.加速試験
 3.1 なぜ加速試験が必要とされるのか
 3.2 加速試験の基礎
 3.3 加速試験の進め方と実施上の注意点
4.加速試験を用いた改善
 4.1 故障メカニズムへの注目
 4.2 信頼性改善の2つのアプローチ
 4.3 加速試験のモデル
  4.3.1 故障物理的アプローチと故障物理モデル
  4.3.2 故障物理モデルを用いた解析
   4.3.2.1 アレニウスモデルを用いた解析
   4.3.2.2 累積損傷則を用いた解析
   4.3.2.3 ストレス強度モデルを用いた解析
 4.4 質的な加速試験とその注意点
 4.5 加速試験の国際標準 IEC62506
おわりに
◆演習
◆サブテキスト「再発防止の話」
   
キーワード
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