技術者、研究者のためのコストマネジメント

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
コストマネジメント
通信講座No.
ce190802
開催日
2019年08月21日(水)
講師
(株)MEマネジメントサービス 代表取締役 技術士(経営工学) 小川 正樹 氏
<専門>全社的原価低減と品質改善
2009年~2015年 明治大学 専門職大学院会計専門職研究科 特任教授
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
1口2名まで49,980円(税込)
※同一法人より3名以上受講の場合、1名につき21,600円(税込)でご受講いただけます。
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
8月21日(水) 第1講 テキスト配本
9月20日(金) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
10月21日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
11月21日(木) 第3講 演習問題回答締切(必着)
12月12日(木) 修了書送付
趣旨
図面ができた時点では、もはや製品コストの80%以上は確定している状況です。顧客に価格のメリットを感じさせるためには、製品のコストマネジメントがポイントになり、その活動は技術者、研究者に委ねられています。
本コースでは、技術者、研究者の方々を対象にコストマネジメントに必要な事前原価計算の考え方と具体的な方法、利益に貢献するコストダウンの実践方法やITツールを活用したコストダウンの手法を具体的に学びます。
プログラム

●第1講 技術者、研究者に必要な原価の基礎知識と原価計算


<第1講趣旨>
 第1講では、技術者、研究者のコストマネジメントに必要な原価と原価計算のしくみについて学習します。さらに、良いものを安く作るために必要な事前原価計算の考え方やコストテーブルについても解説します。

<プログラム>

1.原価の仕組みと原価の区分
 1-1 見ためごとに分類した原価、「材料費」「労務費」「製造経費」
 1-2 製品との関係で分類した原価、「直接費」と「間接費」
 1-3 仕事量(操業度)との関係で分類した原価、「変動費」と「固定費」
 1-4 管理責任で分類した原価、「管理可能費」と「管理不能費」
2.技術者、研究者に必要な事前原価計算
 2-1 目的によって変わる原価計算の体系を整理する
 2-2 技術者、研究者が必要とする原価
 2-3 事前原価計算に必要な技術情報は何か
 2-4 コストダウンに必要な「事前原価計算」のやり方
3.事前原価計算に必要なデータベース
 3-1 概算見積、基本見積に役立つ道具が「コストテーブル」
 3-2 コストテーブルの「作り方」をマスターしよう
【演習問題】


 

●第2講 コストマネジメントのための事前原価計算


<第2講趣旨>
 第2講では、詳細見積による事前原価計算の考え方と具体的な方法を学習します。詳細見積では、材料費と加工費をそれぞれ『単価×消費量』で求めるので、事前にデータベースを作る必要があります。このデータベースの作成手順についても解説します。

<プログラム>

1.材料費の計算に必要なデータベースと計算方法
 1-1 材料費の計算に必要な単価表とは
 1-2 材料単価表の作成
 1-3 部品の製造に必要な消費量を計算する
 1-4 図面を見ながら材料費を計算する
2.加工費の計算に必要なデータベース
 2-1 加工費の計算に必要な加工賃レートとは
 2-2 加工費の計算に必要な加工賃レートを計算する
 2-3 加工費の計算に必要な設備費レートを計算する
 2-4 金型・治工具費、開発設計費を計算する
3.加工時間の中身と加工費の計算
 3-1 部品の加工に必要な工数・時間を計算する
 3-2 図面を見ながら加工費を計算する
【演習問題】
 


 

●第3講 技術者、研究者のコストマネジメント


<講座趣旨>
 第3講では、技術段階のコストマネジメントシステムとしての原価企画について学習します。また、技術者、研究者がコストダウンを実践する道具として有効な『VE』『TRIZ』『品質工学』の特徴と活用ポイントを解説し、ITを利用した開発設計システムの事例を紹介します。                                   

<プログラム>

1.技術段階のコストマネジメントは原価企画
 1-1 ライフサイクル・コストと原価企画
 1-2 目標売価、目標利益率の設定
 1-3 機能分析と改善余地の見つけ方
 1-4 目標原価の設定と割当
2.コストダウンの実践
 2-1 VEで機能からの発想力を高める
 2-2 TRIZで技術的矛盾を解決する
 2-3 品質工学でアイデアやコンセプトを評価する
3.コストダウン成果の評価
 3-1 技術部門のコストダウン成果を評価する
 3-2 目標原価達成率とコストダウン達成率とは
 3-3 コストを見える化しよう
 3-4 CAx(D、E、T、M)で原価を作り込む
【演習問題】
 

キーワード
コスト,ダウン,マネジメント,VE,品質工学,TRIZ,原価,計算,管理,講座,講義,
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