◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 開講日から弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

研究開発テーマGO/STOP判断のための評価方法とポイント

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
研究開発テーマGO/STOP
通信講座No.
ce200301
開催日
2020年03月16日(月)
講師
浅井技術経営オフィス 代表 浅井 政美 氏
講師の経歴
1974年3月 富山大学 文理学部 物理学専攻 卒業
1974年4月 電子計算機メーカーでオンライン・データベースシステム開発に従事
1979年8月 富士ゼロックス(株)入社 ワークステーションのソフトウエア開発に従事
1982年6月 ゼロックス(株) システムソフトウエア開発部(米国、カルフォルニア州、パロアルト)に駐在、3年間 ワークステーションの通信関連ソフトウエアの共同開発に従事
1992年10月 技術企画部 全社技術戦略の策定に従事
1996年10月 技術開発センター 技術計画部 長期技術戦略策定に従事
2001年1月 IT メディア研究所 研究戦略策定に従事
2002年10月 技術企画部 全社技術戦略の策定、R&Dポートフォリオ策定に従事
2009年4月~2012年3月 R&D企画管理部 全社技術戦略の策定に従事
2012年5月~2015年3月 一橋大学 イノベーション研究センター プログラムオフィサー 特任講師、イノベーションマネージメント・政策プログラムの実施に従事
2015年4月~現在 浅井技術経営オフィス 代表
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
3月16日(月) 開講 第1講テキスト発送
4月16日(木) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
5月15日(金) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
6月15日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
7月7日(火) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2007~2016)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 昨今、アベノミクスによる経済状況の持ち直し、将来の見通しの不確実性の減少、企業の投資意欲の増大などの傾向が見えることから、より一層の成長戦略の成果が待望されている。企業にとって、財務体質の強化、コスト経営など経費・原価の低減、さらに経営課題の解決、成長戦略の実施が急務となっている。企業の収益性の確保、売り上げの増大等の目標を達成するために、研究開発の費用対効果による研究開発投資の決定が、重要となってきている。研究開発は、不確実性が高いため、研究開発テーマ/プロジェクトの評価や効果については、多様性が求められている。
 本講座では、研究開発のテーマについて、GO/STOPを判断するために、多方面からの方々の意思決定の方法を提示する。一番重要なことは、見える化で、研究開発テーマの多様な評価方法の見える化についても概説する。研究開発テーマの評価の見える化により、技術出身及び文科系出身の経営層が技術開発の視点で、研究開発テーマの可否の様々な議論に参加することができる。
プログラム

第1講 研究開発マネジメントの基礎となる技術体系

<プログラム>
1 研究開発とは
 1.1 経営層の研究開発に対する課題認識と研究開発の貢献の構造
 1.2 研究開発費の位置付け
 1.3 研究開発の評価
 1.4 フェーズ管理
 1.5 研究開発費と研究開発フェーズとの関係
 1.6 研究開発の一般的な生産性指標
 1.7 一般的な現状分析手法
 1.8 研究開発の生産性指標
 1.9 研究開発のプロセスと結果
 1.10 研究開発プロセスの改善
 1.11 技術体系と技術マネジメント
2 バリューチェーンと収益
 2.1 バリューチェーンと収益の考え方
 2.2 バリューチェーン毎の収益と費用の考え方
3 研究開発データの種類と取集方法
 3.1 研究開発データとは
 3.2 研究開発データの収集法
4 研究開発テーマと研究開発プロジェクト
 4.1 研究開発テーマとは
 4.2 研究開発テーマ企画書の項目
 4.3 研究開発テーマ企画書とフェーズとの関係
 4.4 研究開発テーマの提案例
 4.5 研究開発プロジェクトとは
 4.6 研究開発プロジェクトの例
5 技術体系
 5.1 技術体系の基本的考え方
 5.2 技術体系の構築の概要
  5.2.1 技術体系の基本フレーム
  5.2.2 技術階層の概要
 5.3 技術体系の構築の実際
  5.3.1 実現技術の例
 5.4 技術体系の構築計画
  5.4.1 構築チーム及びスケジュール
【演習問題】

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第2講 技術ポートフォリオの作成分析とGO/STOPを見極めるポイント

<プログラム>
1 市場と技術の適応領域
 1.1 新規領域、既存領域、周辺領域
 1.2 適応領域の考え方
 1.3 領域毎の技術評価
 1.4 新規領域における技術評価
  1.4.1 新規領域における研究開発テーマ発掘例
  1.4.2 新規領域における研究開発テーマの評価
2 技術ポートフォリオとは
 2.1 技術ポートフォリオの目的
 2.2 技術ポートフォリオの種類
 2.3 自社に必要な技術ポートフォリオ
 2.4 技術ポートフォリオ作成のポイント
 2.5 技術ポートフォリオの例
 2.6 技術ポートフォリオの作成計画
  2.6.1 作成チーム及びスケジュール
  2.6.2 作成手順
  2.6.3 作成手順の詳細
3 技術ポートフォリオの分析
 3.1 分析の考え方
 3.2 分析手法
  3.2.1 技術の重要度
  3.2.2 商品・サービス・ソフトウエアなどに使用されている技術の分析
  3.2.3 商品・サービス・ソフトウエアなどに使用されている技術の分析例
 3.3 技術ポートフォリオ分析の視点
 3.4 技術の戦略及び水準での分析
 3.5 技術戦略分類の例
 3.6 技術水準分類の例
 3.7 技術戦略分類X技術水準分類の例
 3.8 技術要素での分析視点
 3.9 技術要素分析の例
 3.10 重点技術領域の特定
 3.11 技術要素分析での重点技術分析
4 技術テーマ別ポートフォリオ
 4.1 技術テーマ別ポートフォリオ分析の視点
 4.2 技術テーマの分析
  4.2.1 研究開発全体
  4.2.2 商品開発
  4.2.3 応用研究
  4.2.4 基礎研究
  4.2.5 応用研究・基礎研究の要素別分析
5 技術ポートフォリオの効用
 5.1 技術ポートフォリオの効用
 5.2 技術ポートフォリオの課題と限界
 5.3 まとめ
6 GO/STOPを見極めるポイント
 6.1 GO/STOPを見極めるポイント
 6.2 技術テーマの見直し
【演習問題】

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第3講 技術の費用対効果とGO/STOPを見極めるポイント

<プログラム>
1 研究開発での収益と費用および売上への貢献度
 1.1 研究開発での収益と費用の考え方
 1.2 研究開発の売上への貢献度の算出
2 技術の費用対効果の作成計画
 2.1 作成チームとスケジュール
 2.2 作成計画の詳細
3 技術の生産性指標を用いた費用対効果
 3.1 技術の生産性指標の定義
 3.3 研究開発貢献利益の構造の詳細
 3.4 事業別機能別研究開発貢献利益の分析
 3.5 研究開発貢献利益の分析例
 3.6 簡便な研究開発貢献利益の計算例
 3.7 研究開発生産性の例
4 売上を商品機能に配賦した費用対効果
 4.1 売上を商品機能に配賦した研究開発生産性
 4.2 売上を商品機能に配賦した研究開発生産性の詳細
 4.3 売上を商品機能に配賦した研究開発生産性の例
 4.4 研究開発生産性の集計
 4.5 中期・長期経営計画と費用対効果
5 GO/STOPを見極めるポイント
 5.1 GO/STOPを見極めるポイント
 5.2 まとめ
【演習問題】
 

キーワード
R&D,テーマ,推進,中止,撤退,判断基準,投資,効果,通信,教育,講座
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