発泡成形技術の基礎、高性能化及びトラブル対策

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
発泡成形
通信講座No.
ce200705
開催日
2020年07月17日(金)
講師
岩崎技術士事務所 岩崎 和男 氏
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
7月17日(金) 第1講 テキスト配本
8月17日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着)  第2講テキスト配本
9月17日(木) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
10月16日(金) 第3講 演習問題回答締切(必着)
11月9日(月) 修了書送付
趣旨
 発泡成形技術は経験的な要素に大きく支配されておりますが、今回の講座ではそれらの支配要因を出来るだけ体系的に解説致します。特に、従来の講座とは切り口を変えて、発泡成形技術について原料・反応条件・成形条件などの基本的な面から、製品開発・用途開発などの応用展開に到るまでの全般について解説致します。特に、応用分野では、高機能化対策、トラブル対策、新製品開発などの事例を中心に採り上げます。また、発泡剤の使方として、発泡剤の選択、配合調整、使い方、高発泡・低発泡の問題点、実際の応用例などを解説します。
 併せて、発泡成形技術に関連する技術動向、統計資料、法規制動向、規格制定動向などは最新版の情報を提示致します。
 発泡成形技術を担当している研究者・技術者・製造担当者の皆様(メーカーの皆様)、発泡プラスチックスを利用されている皆様(ユーザーの皆様)など多くの方々のご参加を期待しております。特に、この分野に新規に参入される(参入された)研究者、技術者の方々などの教育の一環としてご検討頂きたいと思います。
プログラム

【第1講】発泡成形概要・発泡剤の使い方
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1.発泡成形技術の概要
 1-1.発泡成形技術のキーポイント
 1-2.発泡成形技術の分類
 1-3.発泡成形技術の理論的考察
 1-4.発泡体の物性論
 1-5.試験方法(製品規格、性能試験方法)
2.発泡剤の使い方(使い熟し方)
 2-1.発泡剤の分類
 2-2.熱分解型発泡剤及び応用例
 2-3.揮発型発泡剤(物理的発泡剤)及び応用例
 2-4.その他の発泡剤及び応用例
 2-5.発泡剤使用時の課題と対策(取扱時の注意事項)

[演習問題]


【第2講】各種発泡成形技術の基礎、高性能化
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3.発泡成形技術(各論)
 3-1.発泡成形の概論(需要動向など)
 3-2.ポリウレタン系フォームの発泡成形技術(PUR、PIR)
 3-3.ポリスチレン系フォームの発泡成形技術(BPS、XPS、PSP)
 3-4.ポリオレフィン系フォームの発泡成形技術(PE、PP、EVAなど)
 3-5.ホルムアルデヒド架橋系フォームの発泡成形技術(PF、MFなど)
 3-6.その他のフォームの発泡成形技術(マイクロセルラー、ゴム系など)
4.高機能化対策(品質向上・信頼性向上対策など)
 4-1.気泡の微細化対策(断熱性の向上対策)
 4-2.難燃化対策(燃焼現象の解析から難燃化対策まで)
 4-3.耐久性向上対策(劣化機構の解析から耐久性の向上まで)
 4-4.機械的強度の向上対策
 4-5.その他の対策

[演習問題]


【第3講】トラブル対策、今後の展開
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5.成形トラブル対策
 5-1.トラブル対策の共通点(前提条件、因果関係、ブラックボックスの対応など)
 5-2.溶融発泡成形法のトラブル対策例
 5-3.固相発泡成形法のトラブル対策例
 5-4.注型発泡成形法のトラブル対策例
 5-5.その他各成形法共通のトラブル対策例(製品不良、寸法不良対策など
6.発泡成形技術の最新技術動向
 6-1.技術的課題とその対応(耐熱性、断熱性、発泡剤対策など)
 6-2.法規制動向とその対応
 6-3.新製品開発動向
 6-4.その他の動向(コンファレンス、関係文献紹介など)

[演習問題]
キーワード
発泡,成形,トラブル,対策,高機能化,気泡,難燃化,強度,講座
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