バイオシミラーとそれを取り巻く環境を俯瞰し、実例を参考にしながら、利益を出すための「利益側の事業ストラクチャー」を解説する!

日本市場で利益を上げるためのバイオシミラー事業設計・構築

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セミナー概要
略称
バイオシミラー事業
セミナーNo.
140442
開催日時
2014年04月24日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811  E-mail:info@rdsc.co.jp
開催場所
江東区産業会館 第5展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  10,694円 (本体価格:9,722円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
資料付
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
講座の内容
趣旨
 今後、ブロックバスターの生物製剤(主に抗体)が相次いで特許切れをむかえ、製薬業界においてはバイオシミラーという新たな製品群が登場する。バイオシミラーはジェネリクス医薬品とは似て非なる商業的特徴をもち、日本市場の様子も異なる。バイオシミラーとそれを取り巻く環境を俯瞰したのち、バイオシミラーの実例を参考にしながら、特に日本においてバイオシミラー事業にて利益を出すための「利益側の事業ストラクチャー」を議論する。さらに、バイオシミラーを開発・製造するオプションをなるべく具体的に例示し、想定する自社将来像を実現するように「コスト側の事業ストラクチャー」の設計をお手伝いする。

1) バイオシミラーという製品の特徴
2) バイオシミラー事業を取り巻く環境要因
3) バイオシミラー事業にかかわることによって、御社に起こる副次的効果
4) 日本市場向けの最適事業ストラクチャーの設計
5) 製品別のバイオシミラービジネス展開についての具体的ヒント
プログラム
1.バイオシミラー市場とは
 1) そもそもバイオ医薬品とは
  a) 低分子医薬品との違い
  b) 生産細胞株:細胞株構築がバイオ医薬品生産の入り口
  c) 生産や精製の特徴
2) 抗体バイオシミラーの登場により、市場はさらに拡大する
3) 予想される市場規模
2.バイオシミラー(特に抗体のバイオシミラー)とは、オリジナル品とは
 1) バイオシミラーの商業的特長:顧客にとってのバイオシミラーの利点
 2) バイオシミラーを取り巻く日本という特異な環境
  a) 新薬会社:オリジナル品はほとんど輸入。
  b) グローバルなジェネリクス企業:規模の経済と世界展開の脅威
  c) 日本のローカルなジェネリクス企業:業界の危機?
3) バイオシミラーについて:自社経営資源の自己分析
  a) コストを下げる:
  b) 利益を増やす:積極的な販売戦略
  c) コスト削減は重要だが、利益をどう上げるかの方がもっと重要
 4) バイオシミラーに対する規制当局のあり方
3.バイオシミラー事業で利益を上げるために
 1) 製品内のシナジーを最大化する:販売のシナジー
 2) 自社内のシナジーを最大化する:事業のシナジー
 3) 日本市場を足がかりに海外に展開する
 4) バイオシミラー事業を展開するための準備:
利益を最大化する販売方法、「利益側事業ストラクチャー」の構築
 5) 必要な業界全体でのプロモーション・啓蒙活動
4.バイオシミラー事業による業界変革
 1) バイオシミラーによって、何が起こるか
  a) 新薬会社における事業シナジー
  b) ジェネリクス会社のバイオ新薬会社化
  c) CMOが製薬会社化
  d) 大学・バイオベンチャー、社会はどうなる?
 2) 自社の将来像を実現するために、こうした変革を利用する
 3) 自社将来像の実現を指向する「コスト側事業ストラクチャー」の構築
5.バイオシミラー事業のコスト側の事業ストラクチャー
1) 旧来型タイプ:細胞株を単独の製薬会社が専有する
 2) 大型CMOタイプ:細胞株をCMOが専有する
3) 日本新型タイプ:細胞株を複数の製薬会社で共有する
 4) 新たなタイプ
5) 自社の将来像に合致するようにオプションを選ぶ・作り出す
6.まとめ:バイオシミラー事業を攻める
 1) 利益を最大化する形で、利益側事業ストラクチャーを構築する
 2) 自社将来像に合致するように、コスト側事業ストラクチャーを構築する
 3) 事業開発にとって、選択肢は選ぶのではなくて作るもの
<質疑応答>
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