工業用刃物の切れ味劣化や耐久性評価について、「勘」で行っていた一部を「ミクロ」の視点で、また、鋏切断の機構を塑性加工や人間工学の視点からご紹介!

工業用刃物(1枚刃)および鋏(2枚刃)などの「切れ味」について学べる講座
~1枚刃における切れ味劣化と対策及び評価方法/2枚刃における切断理論と切れ味解析システムの構造・解析精度及び応用~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
工業用刃物
セミナーNo.
140502
開催日時
2014年05月30日(金) 10:00~17:00
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
昼食・資料付き
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
講座の内容
受講対象・レベル
日系企業、日本国籍の方に限定させていただきます。
趣旨
 刃物は、石器として発明され人類の進歩に大きく貢献しました。今日では、高性能な家庭用刃物のみならず、工業用刃物としても私たちが知らない広い分野で使用されています。しかし、刃物技術には、材料や熱処理・研削加工などの中核技術だけではなく、意外にも塑性加工・切削加工・人間工学・医学・計測など幅広い技術と関連があり、即ち超精密な先端技術であるため解明されていない部分が多く、それ故多くの技術が「勘」として伝承されてきました。今回は、最近の計測技術の進歩によりその「勘」の一部を「ミクロ」の視点で、また、鋏切断の機構を塑性加工や人間工学の視点からご紹介する予定です。
プログラム
1.刃物に対する未解明な部分の課題

2.刃物の切れ味向上に関連する学術研究の歴史
  ・刃物と人間の関わり
  ・材料と熱処理
  ・刃付け研磨
  ・切れ味と耐久性
  ・切れ味の回復

3.刃物の切れ味と耐久性の評価技術
  ・研究の意義
  ・刃先形状と切れ味
  ・切れ味と耐久性の評価

4.刃物材料と熱処理の耐久性に及ぼす影響
  ・刃物材料と熱処理の耐久性に及ぼす影響一覧
  ・SUS420J2の焼き戻し温度の切れ味への影響

5.最新機器による刃先の状況の紹介
  ・包丁類
  ・ポケットナイフ
  ・剃刀
  ・カッタ-刃
  ・鋏の刃先
  ・440Aの試験刃
  ・超硬材料の試験刃
  ・繊維切断刃
  ・ステンレス財刃の電解研磨状況
  ・工業用セラミクス刃

6.刃物技術の新たな展開と課題
  ・刃物を取り巻く研究
  ・今後の研究分野マップ
  ・材料強度を増す要因の予測
  ・刃先の計算強度
  ・刃先形状の不均一が切れ味寿命に及ぼす影響

7.【2枚刃】鋏の切れ味についての考察~解析システムの構造と切れ味感覚について~
  ・鋏形状の定義
  ・理論構造
  ・計算精度
  ・ソフトウエアの概要
 
キーワード
研究、開発、分析、解析、シミュレーション、評価、講座、研修、情報
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索