在庫を最適化する具体的な取り組み方、改善ポイントを詳しく解説する!

在庫マネジメントの基本と在庫コントロール業務の構築

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セミナー概要
略称
在庫マネジメント
セミナーNo.
140755
開催日時
2014年07月16日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
 在庫管理は製造業・流通業などにとって永遠のテーマです。多くの企業が在庫管理の高度化にまい進していることでしょう。しかし、企業の在庫はなかなか思うようにコントロールできません。なぜなら、在庫とは多くの組織間の活動のトレードオフから生じる緩衝材だからです。にもかかわらず、多くの在庫管理の理論は非常に視野の狭い作業レベルの対応策に偏り、あるいは限定された統計理論に偏り、ほとんど実務で役に立たない状況になっています。
 本講義では、在庫の特徴を再確認し、組織間のダイナミズムの中で発生する在庫のマネジメントとコントロールの仕方を学んでいきます。まず、在庫が、ビジネスモデルの設計、サプライチェーンの設計に深く根ざしているかを確認し、ビジネスモデル・サプライチェーンモデルの設計に遡って在庫配置デザインの重要性をお伝えします。その際、収益とサービスをバランスさせたグローバル在庫の配置についても解説します。また、在庫管理における組織横断の業務連携と情報の可視化、マネジメントの意思決定を組み込んでリスク低減と柔軟性を実現し、在庫を最適化する業務のありかたを解説します。その際、需要予測理論や統計的安全在庫理論にも触れ、その有効性と限界、使い方を解説します。在庫の最適化に「外部から与えられる正解」、「天から降ってくるような最適在庫」はありません。状況に合わせ、組織間トレードオフを適正にするために在庫は存在するのですから、盲目的な最適数量があるのではなく、都度マネージし、コントロールすべき対象なのです。今回、企業組織やパートナーと共同で在庫をマネージし、コントロールする手法を学びます。
プログラム
1.はじめに
2.在庫とは何か、なぜ問題になるのか

 2-1 在庫はなぜ生じるのか
 2-2 在庫の評価と改善すべきポイント
 2-3 在庫の存在場所と特徴
3.在庫管理手法の基本
 3-1 在庫管理の基本①整理整頓
 3-2 在庫管理の基本②ロケーション管理
 3-3 発注管理の基本①定期・不定期、定量・不定量
 3-4 発注管理の基本②ダブルビン法
 3-5 発注管理の基本③発注点法とミニ・マックス法
 3-6 発注管理の基本④基準在庫と安全在庫計算
4.在庫適正化への取り組み ①ビジネスモデルをマネージする
 4-1 現場改善だけで在庫は減らせない
 4-2 ビジネスモデルで在庫を適正化する
 4-3 在庫適正配置①デカップリングポイントとは
 4-4 在庫適正配置②層別配置とASL(オーソライズ・ストック・リスト)
 4-5 在庫適正配置③ライフサイクル配置とASL(オーソライズ・ストック・リスト)
 4-6 在庫適正配置④VMI(ベンダーマネジメントインベントリー)と枠取
5.在庫適正化への取り組み ②需要予測・需要計画プロセスの最適化
 5-1 需要予測手法のいろいろ
 5-2 人的予測とは何か
 5-3 統計予測を活用する
 5-4 統計予測の注意点
 5-5 最適な需要予測単位を選択する
 5-6 需要計画立案への移行と商談マネジメントとの関連
6.在庫適正化への取り組み ③基準在庫計算プロセスの最適化
 6-1 基準在庫はサイクル在庫と安全在庫からなる
 6-2 基準在庫は需要計画から
 6-3 安全在庫計算にリードタイムを使っていけない場合
 6-4 期間バッファーとしての安全在庫
 6-5 単純な基準在庫計算方法
7.在庫適正化への取り組み ④需給調整プロセスの最適化
 7-1 リードタイム短縮と小ロット化
 7-2 サプライチェーンマネジメント
 7-3 S&OPと日本発祥のPSI
 7-4 新製品計画・開発進捗、終売の意思入れ
 7-5 需要計画はマーケティング計画と連動
 7-6 供給計画は制約を考慮して立案
 7-7 売上・利益最大化・在庫最適化に向けた意思決定
 7-8 生産計画と発注をコントロールする
 7-9 特殊状況下の在庫管理
 7-10 BCP在庫への対応
8.在庫適正化への新たな取り組み ⑤物流対応による在庫最適化
 8-1 販社在庫・積送在庫を最適化するための取り組み
 8-2 輸送リードタイムを短縮するクロスドック
 8-3 倉庫の24時間365日化
 8-4 本社サイドによる輸送モードの切り替え
 8-5 保税倉庫の活用と在庫の預託化
9.在庫管理のKPIと在庫マネジメントを可能にするシステム
 9-1 在庫に関わるKPI
 9-2 在庫管理に関わるシステム
おわりに
 現場主体の“人力”在庫管理から経営としての在庫マネジメントへ
キーワード
在庫管理、在庫マネジメント、需要予測、基準在庫計算、需給調整、物流対応
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