固結性をどのように評価し、どうすれば防げるのか?

粉体の固結とトラブル対策
~各分野で実際に行われている対策から学ぶ~

会場が下記の通り変更となりました(7/17)
【江東区産業会館 第2会議室 → カメリアプラザ 9F 第2研修室】

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
固結
セミナーNo.
140762
開催日時
2014年07月31日(木) 12:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
粉体は固体の大きさを小さくした集合体である。固体塊の有する欠点を解消できるものの、同時に新たに生じた欠点も有している。その主なものは流動性の低下である。流動性の低下は計量、充填、混合などの操作の効率を低下させるばかりでなく、固結、変質などの問題を引き起こす原因ともなる。
固結はプロセス効率の低下、製品品質の低下、自動化への障害などをもたらす。この現象は、単に粉体の物性、特性だけによるものではなく、環境などの諸条件が重なって発生するため、そのメカニズムは複雑である。また、対策に当たっては十分な原因追求が行われることは少なく、経験に基づき個々に現場対応で行われることが多い。そのため、情報の蓄積は非常に少なく、ある程度、基本的なメカニズムは解明されているものの、有効な予防策を採れないまま、同様のトラブルを繰り返しているのが実状であると思われる。トラブルの低減を図るにはまず、共有できる情報量を増加させることが必要であると考えられる。そこで、本セミナーにおいては一般的な固結現象に関する最近の論文、報告などからの情報をまとめ、解説することとする。
プログラム

1.粉体の固結は何故起こるのか
 1-1 固結のメカニズム
  1-1-1 結晶によるもの
  1-1-2 焼結によるもの
  1-1-3 化学反応によるもの
  1-1-4 部分融解によるもの
  1-1-5 ガラス転移によるもの
 1-2 固結の因子
  1-2-1 粉体物性、特性
  1-2-2 水分
  1-2-3 温度、湿度
  1-2-4 圧力
  1-2-5 時間

2.固結性をどのように評価するのか
 2-1 粉体特性
  2-1-1 水蒸気吸着等温線
  2-1-2 臨界相対湿度
 2-2 固結度
  2-2-1 せん断強度
  2-2-2 引張強度
  2-2-3 解砕度
  2-2-4 貫入度
  2-2-5 その他

3.固結はどうすれば防げるのか
 3-1 粉体特性の改善
  3-1-1 造粒
  3-1-2 表面改質
  3-1-3 固結防止剤添加
  3-1-4 結晶形変化
 3-2 プロセスの改善
  3-2-1 装置構造の改善
  3-2-2 運転条件の改善
  3-2-3 保存条件の改善

4.各分野では実際にどのような対策が採られているのか
 4-1 医薬品分野
 4-2 食品分野
 4-3 農薬、肥料分野
 4-4 化学品分野

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索