ウェブハンドリングにおける自動制御の基礎とトラブル対策
~エッジポジション・テンションコントロールの構成機器や動作原理とトラブル対策~

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セミナー概要
略称
ウェブハンドリング
セミナーNo.
140954
開催日時
2014年09月18日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第5展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料・昼食付き
講座の内容
習得できる知識
自動制御の基礎
ウェブの耳端位置制御
テンション制御の特徴とポイント
アクチュエータとセンサの活用
テンション制御のトラブルと対策
趣旨
フイルムやストリップなどのウェブの製造工程、加工工程では、各種の自動制御がおこなわれている。その代表的な自動制御がウェブの耳端位置や中心位置を制御するエッジポジションコントロールとウェブの張力を制御するテンション制御である。
 本講座では自動制御についての基本的な考え方と、エッジポジションコントロールとテンションコントロールの構成機器と実際の制御について紹介するとともに、制御上のトラブルとその原因について解説する。
プログラム
1.エッジポジション制御
 1.1. ロールトウロールとウェブのエッジ
 1.2. ウェブのエッジ検出
   1.2.1. 測定とは
   1.2.2. 計測とは
 1.3. 自動制御とクローズドループ
   1.3.1. 自動制御とは
   1.3.2. ブロック線図
   1.3.3. エッジポジションコントロールとブロック線図
 1.4. エッジポジションコントロール式
   1.4.1. 巻出し方式
   1.4.2. 中間ガイドロール方式―エンドピボット
   1.4.3. 中間ガイドロール方式―センタピボット
   1.4.4. 巻取り方式
   1.4.5. 中心位置方式 (巻出し方式)
   1.4.6. 中心位置方式 (中間ガイドロール方式)
 1.5. プラントとエッジポジションコントロール
   1.5.1. 製鉄ライン
   1.5.2. ウェブ
 1.6. 制御についての考え方
   1.6.1. 静特性
   1.6.2. 動特性
   1.6.3. ウェブエッジのロールトウロールの特性
   1.6.4. ラプラス変換
   1.6.5. 特性を表す伝達関数
 1.7. 動特性の表示方法
   1.7.1. ステップ応答
   1.7.2. ゲインと位相
   1.7.3. 周波数応答特性
 1.8. エッジポジションコントロールの基本制御動作
   1.8.1. 比例動作
   1.8.2. 積分動作
   1.8.3. 比例・積分・微分動作
 1.9. 制御性能の検討
   1.9.1. オープンループとループゲイン
   1.9.2. 設定値に対するクローズドループの特性
   1.9.3. 外乱に対する特性
 
2.エッジポジションコントロールの構成機器と動作原理
 2.1. センサの種類と原理
 2.2. コントローラの構成
 2.3. アクチュエータ
 
3. エッジポジションコントロールのトラブルと対策
 3.1. プロセスと制御方式、制御動作の適合性
   3.1.1. 安定性
   3.1.2. 応答性
   3.1.3. 定常偏差 (オフセット)
 3.2. センサの取付け位置とエッジの設定位置
   3.2.1. ロール間
   3.2.2. パスライン高さ
   3.2.3. 設定位置
 3.3. 環境変化
   3.3.1. 明暗 (光学的センサ)
   3.3.2. 温度
 3.4. 機械的ガタ、ヒステリシス
   3.4.1. 無駄時間
   3.4.2. 安定性
 3.5. ロール
   3.5.1. ロールの平行設置
   3.5.2. 偏心
   3.5.3. ロール径の不均一
   3.5.4. ロールとウェブのすべり
 3.6. 中間ガイドロールと前後ロール
   3.6.1. エンドピボット
   3.6.2. センタピボット
 
4.テンションコントロール
 4.1. ウェブの変形
   4.1.1. ウェブの圧縮と伸び
   4.1.2. 歪-応力特性
 4.2. ウェブテンションの計測
   4.2.1. ダンサーロール
   4.2.2. 力による計測
 4.3. テンション制御の方式
   4.3.1. 巻出し方式
   4.3.2. 巻取り方式
   4.3.3. 中間制御方式
 4.4. テンションコントロールの基本動作
   4.4.1. 一次遅れ補償
   4.4.2. 比例・積分動作
   4.4.3. 比例・積分・微分動作
 
5.テンションコントロールの構成機器と動作原理
 5.1. センサの構造と動作原理
 5.2. コントローラの構成
 5.3. アクチュエータ
 
6.テンションコントロールのトラブルと対策
 6.1. プロセスと制御方式、制御動作の適合性
   6.1.1. 安定性と応答性
   6.1.2. 巻出しコイル径変化
   6.1.3. 巻取りコイル径変化
   6.1.4. アクチュエータのパワーマッチング
 6.2. 制御場所と制御装置の設置
   6.2.1. テンション制御の方式の区分け
   6.2.2. センサ位置
   6.2.3. テンションゾーン
 6.3. 制御対象であるプラント、機械の問題
   6.3.1. 温度
   6.3.2. 振動
   6.3.3. ロールのすべり
 6.4. 構成機器の問題
   6.4.1. ヒステリシス
   6.4.2. ドリフト
   6.4.3. 非線形特性
 
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