国内外の開発動向をふまえ、これまでの知識・経験と今後の展望について解説します!

がんワクチン開発のための有効性・安全性評価の判断法
~国立がん研究センターにおけるがん免疫療法開発の現場から~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
がんワクチン
セミナーNo.
141013
開催日時
2014年10月20日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
商工情報センター(カメリアプラザ)  9F 会議室【東京・江東区】
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
我々はglypican-3(GPC3)ががん特異的抗原であることを見出し、GPC3由来の細胞傷害性T細胞を誘導できるペプチドを同定し、肝細胞がんを中心としてGPC3ペプチドワクチン療法の様々な臨床試験を実施してきた。その成果は企業に導出され、現在企業治験が進行中である。しかしペプチドワクチン療法でまだ承認されたものはなく、今後の経過を見守る必要があり、さらに工夫を凝らした次世代型のがんワクチン療法も開発すべきであると考えている。一方、世界に目を向けると、抗CTLA-4抗体、抗PD-1抗体や抗PD-L1抗体などの免疫チェックポイント分子を標的とした抗体療法や、キメラ抗原受容体(CAR)遺伝子導入T細胞療法などの高い抗腫瘍効果が判明し、がん免疫療法への期待は膨らむばかりで、それらの開発が花盛りである。国立がん研究センターでは、がんワクチン、Immune modulating agents、がん免疫細胞療法を3本の柱に掲げ、国内発の新規治療法のシーズの開発を行っている。本講演では、がん免疫療法の開発に関するこれまでの知識・経験と今後の展望について解説する。
プログラム
 ●がんに対する免疫は存在する
 ●がん免疫療法の歴史
 ●がんペプチドワクチン療法の原理
 ●Glypican-3ペプチドワクチン臨床試験
 ●ペプチドワクチン臨床試験における患者検体を用いた免疫学的解析
 ●小児がんペプチドカクテルワクチン療法の医師主導治験の実施
 ●新規ペプチドワクチン療法臨床試験の実施
 ●現在行われている企業治験・医師主導治験
 ●ワクチン接種部位に残存する抗原は、CTLの隔離や機能障害を引き起こす
   Hailemichael Y et al, Nature Medicine 2013についての考察
 ●がんワクチンの効果を増強するためには
 ●ペプチド腫瘍内注入療法
 ●遺伝子変異由来抗原を標的とした免疫療法の開発
 ●新たな抗原ペプチドの同定
 ●Immune modulating agentsの開発
 ●放射線治療との併用への期待
 ●がん免疫細胞療法の開発
 ●CAR-T細胞療法やiPS細胞由来免疫細胞療法の開発も 
関連するセミナー
関連する書籍
関連するタグ
フリーワード検索