なぜスラリーの挙動は複雑なのか?複雑さを支配している因子は何か?複雑な挙動をどのように評価し制御するか?

スラリーの挙動と制御技術および評価方法

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
スラリー制御評価
セミナーNo.
141033
開催日時
2014年10月23日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
趣旨
 スラリーの挙動の複雑怪奇さは、多くの技術者を悩ませている。しかし、スラリーに関する専門書はレオロジーとろ過・脱水に限られ、無機材料プロセスで役に立つ専門書は皆無と言って良い。本セミナーでは、講師の現場技術との交流をベースに蓄積された学術研究の成果に立って、なぜスラリーの挙動は複雑なのか、複雑さを支配している因子は何か、複雑な挙動をどのように評価し制御するか講義する。
 
プログラム
1.スラリーに関する素朴な疑問と基本的考え方
  1-1.微粒子を液に分散し,スラリーとして扱う理由
    1-1-1.粒子濃度をできるだけ高くする.分散媒量を減らす.
    1-1-2.形状付与,構造制御
    1-1-3.流体と一緒に運動する
  1-2.なぜスラリーの挙動は複雑か
    1-2-1.粒子集合状態
    1-2-2.未解明の影響因子
  1-3.問題解決の道筋
  1-4.材料プロセスで重要な評価項目

2.粒子/分散媒液界面での挙動とその評価法
  2-1.親液・疎液性(溶媒和)
  2-2.濡性
    2-2-1.毛細管力
    2-2-2.濡性の評価法
  2-3.帯電
    2-3-1.帯電機構
    2-3-2.帯電電位の測定
  2-4.界面活性剤の吸着
    2-4-1.界面活性剤
    2-4-2.吸着機構
    2-4-3.吸着量の測定
    2-4-4.高分子電解質の吸着挙動

3.粒子の分散・凝集機構
  3-1.親液・疎液性
  3-2.静電帯電
  3-3.高分子電解質

4.流体中における粒子の挙動
  4-1.沈降挙動
  4-2.沈降時の衝突
  4-3.拡散挙動
  4-4.凝集挙動
    4-4-1.沈降凝集
    4-4-2.拡散凝集
    4-4-3.凝集形態

5.流動挙動とその評価
  5-1.流動曲線
  5-2.定常流動
  5-3.流動性の評価法
  5-4.流動性の評価例
  5-5.流動特性と成形

6.粒子充填特性の評価
  6-1.流動特性と充填特性
  6-2.充填特性と顆粒形態
  6-3.充填特性の評価法
    6-3-1.回分沈降試験
    6-3-2.静水圧測定法
    6-3-3.定圧濾過法
  6-4.堆積層の固化
  6-5.スラリー特性の経時変化

7.粒子集合状態の評価
  7-1.粒子濃度と粒子間距離
  7-2.粒子集合状態の直接観察
  7-3.顕微鏡による直接観察
  7-4.直接観察の応用例
  7-5.ナノ粒子の集合状態評価
  7-6.多成分粒子のスラリー

8.製品特性の予測と新たなプロセス技術の開発
  8-1.シート成形されたテープの亀裂予測
  8-2.ケークレス高濃縮ろ過装置
  8-3.新規造粒技術
    8-3-1.分散剤で造粒
    8-3-2.ケミカルフリー造粒
 
キーワード
研修、講座、講義、情報、研究、開発、セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索