酸化チタン、酸化チタンナノ粒子、アルミナ、炭酸カルシウムなどの微粒子分散モデル実験、重合系での微粒子分散実験についても紹介!

樹脂中へのフィラー分散・充填技術【大阪開催】
~フィラーの基礎・分散モデル実験と実際・ナノコンポジット技術動向~

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セミナー概要
略称
フィラー分散・充填【大阪開催】
セミナーNo.
141125
開催日時
2014年11月12日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
大阪市立中央会館 2F 第4会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
趣旨
 フィラーとは樹脂(プラスチック)の機能を高めるために充填される無機または有機性の微粒子であり、ナノテクノロジーに不可欠なものである。ナノテクノロジーが重視されるに伴い、フィラーの粒子径はミリからサブミクロンそしてナノオーダーへと超微粒子化している。微粒子をプラスチックに高分散充填するには微粒子表面の電荷反発や立体障害を利用することが望ましいことは知られているが、モデル実験等の基礎実験に基づいて、パイロットスケールで樹脂へのフィラーの分散を検討した報告例は少ない。。
 本講座では微粒子の分散に関して基礎的知識のみならず、講師が経験した酸化チタン、酸化チタンナノ粒子、アルミナ、炭酸カルシウムなどの微粒子分散モデル実験、そしてその結果に基づいて行った重合系での微粒子分散実験につき紹介する。さらに最近、研究が活発化してきたナノ炭素粒子やセルロースナノファイバーの分散、さらにそれらのナノコンポジットの研究開発動向、最近の特許・文献情報等を紹介する。
 
プログラム

1.フィラーの基礎
  1-1.フィラーとは
    1-1-1.フィラーの役割とその変遷
    1-1-2.身のまわりのフィラー充填製品
  1-2.フィラーの種類、大きさとその測定法
    1-2-1.フィラーの種類
    1-2-2.主なフィラーの製法
    1-2-3.フィラー径と粒度分布の測定法
      a)直接観察法(電子顕微鏡法)
      b)間接観察(動的光散乱法ほか)
  1-3.機能性フィラー
    1-3-1.機能性フィラー概説
    1-3-2.アンチブロッキング用フィラー技術
      a)フィルム表面と滑り性
      b)フィラー特性と透明性との関係
  1-4.ナノフィラー(超微粒子)
    1-4-1.ナノフィラーについて
    1-4-2.ナノフィラー充填効果とそのメカニズム

2.フィラーの分散・凝集
  2-1.フィラーの分散に関する基礎
    2-1-1.フィラー分散スラリー調製方法
    2-1-2.フィラー分散を支配する因子
    2-1-3.ゼータ電位(フィラー表面電位)測定法
  2-2.フィラー分散に関するモデル実験と実際
    2-2-1.ポリエステル(PET)中での酸化チタンフィラー分散に関するモデル実験
    2-2-3.PET重合系における酸化チタンフィラーの分散
  2-3.高分散ナノフィラー充填PET開発の実際
    2-3-1.酸化チタンナノ粒子充填PETの合成
    2-3-2.アルミナナノ粒子充填PETの合成

3.最近話題のナノフィラーとそのナノコンポジット研究開発状況
  3-1.ナノ炭素粒子
    3-1-1.ナノ炭素粒子の種類と特性
    3-1-2.ナノ炭素粒子の分散
    3-1-3.ナノ炭素粒子充填コンポジット研究動向
  3-2.セルロースナノファイバー
    3-2-1.セルロースナノファイバーとは
    3-2-2.セルロースナノファイバーの分散
    3-2-3.セルロースナノファイバー充填コンポジット研究動向
 

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