2014年11月18日(火)
10:30~16:30
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
欧米の製造現場では,図面に幾何公差を指示することが一般的です.一方,日本の場合ほとんど幾何公差を指示することなく図面を作成してきました.しかし,近年のものづくりのグローバル化が進む中,幾何公差の習得が急務となっています.特に若いエンジニアは,機械設計の業務において「この寸法公差が使われている根拠はなんだろうか?」「どうしてこの幾何公差が使われているのだろうか?」「会社の中にも幾何公差を正確に教えてくれる人がいない」「いまさら聞けない」と感じているのではないでしょうか.これは設計部門だけでなく,製造,検査など全工場部門で同じ解釈ができなければものづくりに支障をきたすことは必至です.
そこで,本講座では,基本事項をわかりやすく丁寧に解説し,さらに今後どのようにすれば幾何公差を習得できるかをお教えします.すべてを一日で習得することはできませんが,設計業務において意識を改革しさらに自ら勉強して世界に通用する機械図面を心がけていただけると思います.
1.幾何公差はなぜ必要なのか
1-1.世界との取引き,そのとき図面の信頼性を向上する
1-2.コスト削減と品質向上のためにできること
2.幾何公差(GPS)の概要
2-1.寸法公差と幾何公差の「独立の原則」,および便利な例外規定
2-2.寸法とかかわる特別な例
2-3.かくれた普通幾何公差を知る
3.幾何公差の定義と解釈,使い方(JIS,ISOの解説)
3-1.データム,記入枠,公差域,形態への指示方法,理論的に正しい寸法など
3-2.形状公差(真直度,平面度,真円度など)の解説と演習問題
3-3.姿勢公差(平行度,直角度,傾斜度など)の解説と演習問題
3-4.位置公差(一度,同心度,同軸度,対称度など)の解説と演習問題
3-5.振れ公差(演習振れ,全振れ)の解説と演習問題
4.寸法公差と幾何公差の関連付けによるコストダウン
4-1.包絡の条件「マルE」
4-2.最大実態公差方式「マルM」の解説と演習問題
4-3.「マルM」のデータムの浮動とは
5.これから幾何公差を修得するうえでのポイント
【質疑応答・名刺交換】