ポリイミドの合成から成型法、複合化技術、ポリイミドの性質に影響を及ぼす要因まで分かりやすく解説!

ポリイミドの特性と高機能化のための分子・材料設計

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セミナー概要
略称
ポリイミド
セミナーNo.
141212
開催日時
2014年12月09日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第5展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
趣旨
 耐熱・電機絶縁性に優れるポリイミドは,基本的には酸二無水物とジアミンを混ぜるだけで容易に合成でき,簡便に成型できます。そのため化学構造を変えることや,他の物質との複合化,成型法を改良して高次構造を制御するなどして高機能化が行われています。
 本講演では,まず,基礎となるポリイミドの合成から成型法,熱的性質を説明します。次に,ポリイミドを機能化するために要求される分子構造,成型法の違いから生じる性質の違い,ポリイミドの複合化について説明します。また,応用研究としてナノパターン化ポリイミドの作製例やシリカとの複合化の研究についても説明します。最後に,それらをまとめてポリイミドの性質に影響を及ぼす要因について解説し,ポリイミドの研究開発に役立てるような内容にしたいと考えております。
 
プログラム
1.ポリイミドの合成法と基本的な性質
  1-1.代表的ポリイミド(Kapton,UpilexS,UpilexR)
  1-2.ポリイミドの合成法(二段階合成法・一段階合成法)
  1-3.ポリイミドが使われている電子部品とその作製に伴い要求される性質
    ・フレキシブル銅張積層板等・フレキシブル回路基板・TABテープ・LSI
  1-4.一般的ポリイミドの性質

2.ポリイミドの熱的性質
  2-1.ガラス転移温度,融点,動的粘弾性特性
  2-2.熱可塑性ポリイミド,非熱可塑性ポリイミド,熱硬化性ポリイミド
  2-3.ポリイミドの構造とガラス転移温度の関係
  2-4.ポリイミドの構造と熱安定性の関係

3.ポリイミドの性質に及ぼす要因
  3-1.熱膨張係数
  3-2.溶解性
  3-3.接着性
  3-4.誘電性(比誘電率)
  3-5.透明性

4.応用研究
  4-1.ナノパターン化ポリイミドの作製
    ・感光性ポリイミドを用いる方法
    ・低吸光性のポリアミド酸エステルから高弾性率を有するポリイミドパターンの作製
    ・ナノインプリントリソグラフィーを用いる方法
  4-2.ゾルーゲル法によるポリイミド-シリカ複合体の作製

5.ポリイミドの性質に影響を及ぼす要因
 
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