2014年12月11日(木)
10:00~17:00
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名に案内登録をしていただいた場合、1名につき43,200円(税込)になります。
10名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
<演習について>
受講者の能動的な理解を深めることを目的に,スティックスリップを含む振動運動全般について,Excel を用いた簡便な方法で数値解を求める演習を行います。
スティックスリップの基本的なメカニズムが理解できるようになることで,実際の現象に対処する際の有力な足場や手がかりを得ることができます。
振動と摩擦の基礎から学習をスタートし,それを踏まえた上でスティックスリップにおける各種パラメータの役割,発生のメカニズムなどについて基本的な理解を深めていきます。
1.振動学の基礎
1-1.自由振動と強制振動
a.方程式と解析解
b.Excelを用いて数値解を求める 【演習】
1-2.減衰振動
a.方程式と解析解
b.Excelによる数値解 【演習】
1-3.強制減衰振動
a.方程式と解析解
b.Excelによる数値解 【演習】
1-4.自励振動と負抵抗
方程式と解析解,負抵抗の概念
1-5.振幅が一定値となる振動(非線形振動)
a.電気回路とファンデルポール方程式
b.Excelによる数値解 【演習】
2.摩擦の基礎
2-1.摩擦の機構
2-2.乾性摩擦の性質
2-3.粉粒体の摩擦
3.スティックスリップ運動
3-1.スティックスリップ運動の基本的性質
a.スティックスリップ運動とは
b.Excel を用いた1自由度系のシミュレーションで,
パラメータを変化させたときのスティックスリップへの影響を見る 【演習】
3-2.スティックスリップ運動の起こるメカニズム
a.境界摩擦の場合の実験例
b.乾燥摩擦の場合の実験例
c.スティック時間と回復時間
d.粉粒体摩擦の場合の実験例
e.Dietrich-Ruina の摩擦則
f.Excel を用いたシミュレーション:
すべり摩擦係数が速度依存性を持つ場合のシミュレーション 【演習】
3-3.多自由度系のスティックスリップ運動
a.Excel を用いた2自由度系のシミュレーションで,
系に生じるスティックスリップのパターンを調べる 【演習】
b.地震モデルにおけるスティックスリップ運動のシミュレーションと実験の紹介