[図面の要件・役割] 図面は技術文書であり発注者と受注者間で取り交わす契約書です。 アメリカ、ドイツ、フランスなどに出張して小生の作成した図面で技術的打ち合わせを行う中で図面は技術文書であることのほかに契約書であることを強く認識させられました。図面の内容をもとに両者間で品質、コスト、納期などについて合意するものです。したがって、契約書として、表現、解釈の一義性を有することは当然のことです。この一義性を有するために幾何公差方式は必須のツールです。すなわち、設計意図を適確に表現するために必須のツールということです。