フィルムや繊維の延伸による分子配向挙動と配向結晶化に関して、物理的な視点と化学的な視点の両者から解説し、延伸による物性制御の原理について習得してもらうことを目指す!

高分子延伸による分子配向・結晶化制御技術

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セミナー概要
略称
高分子延伸
セミナーNo.
150206
開催日時
2015年02月20日(金) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第4展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  10,694円 (本体価格:9,722円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
趣旨
 高分子のフィルムや繊維を延伸することによって、分子が配向すると共に、配向結晶化と呼ばれる特徴的な結晶化が起こり、「繊維構造」と呼ばれる特異な構造が形成される。この構造により、強くてしなやかな性質が発現すると共に、光学的性質、熱物性なども大きく変化する。この講習では、フィルムや繊維の延伸による分子配向挙動と配向結晶化に関して、巨視的な(物理的な)視点と微視的な(化学的な)視点の両者から解説し、延伸による物性制御の原理について習得してもらうことを目指す。
プログラム

1.高分子の延伸工程
  1-1 延伸装置と延伸条件
     ガラス転移温度と延伸
  1-2 延伸工程で加わる力と変形
     伸長とせん断
  1-3 延伸工程で加わる熱
     熱伝達と熱放射
  1-4 延伸の基礎方程式
     温度分布の推定
     安定性の評価
2.延伸による分子配向・結晶化制御
  2-1 分子配向の3要素
     配向形態 / 配向度 / 配向要素/延伸による複屈折制御
  2-2 配向度の測定法(配向度と物性)
  2-3 延伸による分子配向制御
  2-4 高分子の結晶
  2-5 配向結晶化
     延伸による配向結晶化の制御
3.延伸による物性制御
  3-1 屈折率と複屈折制御
    3-1-1 光学現象と屈折率
   3-1-2 屈折率楕円体と光学異方性
    3-1-3 複屈折の起源
        誘起複屈折 / 配向複屈折 / 形態複屈折
    3-1-4 Lorentz-Lorenzの式と固有複屈折
  3-2. 力学物性制御
    3-2-1 極限構造と力学物性
    3-2-2 延伸物の構造と力学物性
        分子配向とヤング率 / 延伸条件と熱収縮率 / 強度と伸度
[質疑応答・名刺交換]

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