感覚的に理解するレオロジー。成形加工現場での応用が可能になります!

成形加工を理解するための高分子レオロジーの基礎【大阪開催】

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セミナー概要
略称
高分子レオロジー【大阪開催】
セミナーNo.
150207
開催日時
2015年02月05日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 4F 大会議室3
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
成形加工に関する業務に携わっているもののレオロジーの知見が乏しい人に適した講義としていますが、これから成形加工や高分子物性に関する業務を行う方も対象としております。
習得できる知識
加工性を知るためのレオロジー測定や、MFRなどの工業的な指標の欠点、押出成形における加工不良対策など。その他、新材料の設計に必要となるレオロジー的な基礎知識。
趣旨
高分子材料の成形加工方法は多岐にわたりますが、いずれの方法においてもトラブルシューティングは重要な課題となります。特に、レオロジーが関係した成形不良は多く、レオロジーの基礎的な理解が不足している場合にはその解決に膨大な時間を要してしまいます。本講座では、数式をほとんど使わずにレオロジーの本質を理解していただき、それを成形加工に応用してもらうことを目的としています。
プログラム
1.初めてのレオロジー
  1-1 弾性と粘性の本質
    -粘弾性の基本法則を理解する-
  1-2 緩和時間
    -応力緩和を定性的に理解する-
  1-3 デボラ数   成形加工で最も重要なパラメータ
    -粘弾性が関与した現象は加工速度に依存することを理解する-
2.粘弾性の基礎
  2-1 ボルツマンの重ね合わせの原理
    -微小変形で成立する線形粘弾性-
  2-2 力学モデルと緩和弾性率
    -緩和時間とその分布を求める-
  2-3 動的粘弾性
    -数式を使わずに動的弾性率を理解する-
  2-4 緩和スペクトル 
    -線形粘弾性測定の目的を理解する-
3.レオロジー評価とその活用方法 
  3-1 線形性の評価
    -測定結果を信頼できるのか?-
  3-2 周波数依存性と温度依存性
    -レオロジー測定の代表例の紹介-
  3-3 熱レオロジー的単純性
    -これであらゆる温度のレオロジー特性がわかる!-
  3-4 4つの領域
    -ポリマーには4つの状態が存在- 
  3-5 ガラス領域
    -高分子ガラスとは?-
  3-6 転移領域
    -ガラス転移温度の決定因子-
  3-7 ゴム状領域
    -からみ合い点間分子量とは?-
  3-8 流動領域
    -平均分子量と分子量分布はレオロジー測定で判断を!-
4.成形加工に必要なレオロジー
  4-1 牽引流と圧力流 
    -せん断流れを発生させる二つの方法-
  4-2 定常流せん断粘度のせん断速度依存性
    -流動曲線とその見方-
  4-3 法線応力差の意味とその評価方法
    -高分子は液体状態でも弾性を示す-
  4-4 毛管流動における粘度測定
    -成形加工と直接関係づけられるレオロジー評価
  4-5 MFRの落とし穴
    -どうしてMFRでは加工性を十分に表現できないのか-
  4-6 伸長流動下のレオロジー特性
    -伸長粘度の基礎と最新の制御方法-
5.加工不良・製品解析とレオロジー
  5-1 せん断粘度と伸長粘度
  5-2 ネックインの支配因子
  5-3 メルトフラクチャー
  5-4 フィルムの透明性
  5-5 目ヤニ、フィッシュアイ
  5-6 分子配向の評価方法
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