無機ナノ粒子・フィラーの樹脂への分散・混合技術とナノコンポジットの調製法
~フィラー-樹脂間界面制御を基盤としたナノコンポジット設計と新機能創出を可能とする簡易実用プロセスとは?~

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セミナー概要
略称
フィラー分散・ナノコン調製
セミナーNo.
150255
開催日時
2015年02月18日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
 樹脂材料の性能向上、新機能発現を可能とする無機ナノフィラーとの複合化においては、微粒子分散制御や配列制御がキーテクノロジーとなる。この技術開発では、ナノ粒子の強固な凝集特性を如何に克服するかが重要課題となるが、現在ではフィラーとなる無機ナノ粒子の表面改質による分散・配列制御が主流となっている。
 本セミナーでは、現在提案されている微粒子分散・配列制御技術・樹脂との複合化技術の基礎から各種調製事例まで概説する。さらに、講師が新規開発に取り組んでいるコロイド水分散系の凝集・分散制御の概念を導入したフィラー疎水化改質処理不要のブレンド法によるさまざまな無機/有機複合材料の簡易調製法について、樹脂中での無機フィラーのナノ分散技術、分散フィラーの配列制御技術に関する多くの開発事例を、実務上の留意点や材料設計指針、特性評価の話も含めて詳しく紹介する。
 分散に対するトラブル対策の突破口となりうる最新の研究成果を、理論と実験の両面から分かりやすく解説します。ぜひご参加ください。
 
プログラム
1.微粒子の分散・凝集制御の基礎
 1-1 表面・界面特性と凝集特性
 1-2 微粒子分散制御法
 1-3 DLVO理論

2.無機/有機ナノ複合材料の従来型調製技術とその特徴
 2-1 ゾル-ゲル法
 2-2 インターカレーション法
 2-3 ブレンド法とナノフィラー親水性表面の疎水化改質処理

3.フィラー表面の疎水化改質処理を用いないブレンド法による無機/有機ナノ複合材料調製技術
 3-1 調製技術の概略・開発戦略
 3-2 フィラー粒子塊の解砕強度の事前制御のノウハウとポイント
 3-3 溶融混練法を用いた開発事例
 3-4 溶液混合法を用いた開発事例
 3-5 本法により調製した無機/有機ナノ複合材料の各種特性
   3-5-1 難燃性
   3-5-2 機械的特性(静的引張り特性、耐衝撃性)
   3-5-3 熱膨張率・耐熱性
   3-5-4 成形性・生産性に影響を及ぼす諸特性
       (融体流動性、分散ナノフィラー再凝集の可能性、離型性)

4.その他開発事例
  (ラテックス+無機ナノ粒子混合水分散系を用いた無機/有機複合材料の液相調製技術)
 4-1 調製技術の概略・開発戦略
 4-2 樹脂母相中のナノフィラーの分散・配列制御のノウハウとポイント
 4-3本法により調製した無機/有機ナノ複合材料の光学特性

5.今後の展望

【質疑応答・名刺交換】
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