ろう付けの基礎と異種材料接合技術への応用
接合の課題にろう付け技術を適用するための方策を詳解!!

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
ろう付け
セミナーNo.
150327
開催日時
2015年03月19日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第5展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
習得できる知識
 溶接・接合技術全般を概観した上で,ろう付け技術について基礎から最先端応用までの流れを理解し,直面する接合課題に対してろう付け技術を適用するに当たっての考え方・応用力を身に付けることが出来ます.
 
趣旨
 ろう付け技術は最も高い可能性を有する実用技術として,既に宇宙・航空、電気・電子、機械など多くの工業分野において異種材料接合達成に寄与しています.今後,新たに開発される種々の最先端材料の活用,およびその特性を最大限に発揮させる部品創成においても,ますますろう付け技術の重要性は高まると考えられます.それらの中でも特に異種材料接合技術は,革新的新構造材料技術開発の中核技術の一つとして位置づけられています.
 本セミナーでは,まず,溶接・接合技術全般について概説した上で,ろう付け技術の基礎および特徴を説明します.さらに,セラミックス/金属間のろう付けを中心とした種々の異種材料接合の基礎的事項の解説を行い,最新の異種材料接合技術について紹介します.
 また,ろう材の性質を理解する上で必要となる相平衡状態図に関する知識・理解,さらにセラミックスなどの脆性材料の強度評価に必要となるワイブル分布関数に関しても分かり易く説明します.
 
プログラム
1.各種接合技術と比較したろう付けの特徴
 1-1溶融溶接(アーク溶接~電子ビーム溶接),抵抗溶接
 1-2固相接合(拡散接合,摩擦圧接,超音波接合)
 1-3ろう接(ろう付け,はんだ付け)
 1-4ろう付け製品の特徴と製品への適用現状

2.ろう付けの基礎
 2-1ろう付けの基礎的因子
 2-2ぬれ性に影響を与える諸因子
 2-3金属母材のろう付け界面組織変化
 2-4相平衡状態図の基礎

3.ろう付け材料及びろう付け方法・装置の概略
 3-1ろう付け材料
 3-2ろう付け方法および装置

4.セラミックス接合へのろう付けの適用
 4-1セラミックス-金属の複合利用法
 4-2バルク接合法
 4-3セラミックス同士の接合
 4-4接合界面の熱応力対策

5.ダイヤモンドのろう付け
 5-1ダイヤモンドの一方向ろう付け(高強度ろう付け)
 5-2宝飾用ダイヤモンドのろう付け(変色のない高強度ろう付け)
 5-3 ダイヤモンドのレーザブレージング

6.C/C複合材料とチタン合金との異種材料間ろう付け

7.アルミニウム合金とステンレス鋼の異材間ろう付け ~異種金属材料間のろう付け~

8.ろう付けを応用した新しい高強度接合技術 ~ろう付け圧接技術(BPW)~

9.結言 ~今後の動向と課題~

【補足】脆性材料の強度評価~ワイブル分布関数によるデータの取扱法~

【質疑応答・個別相談】

 
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索