機械/構造物の強度評価・設計と破面・破損解析手法【大阪開催】

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セミナー概要
略称
強度評価・破損解析【大阪開催】
セミナーNo.
150331
開催日時
2015年03月13日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
大阪市立中央会館 2F 第5会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
昼食・資料付き
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
講座の内容
受講対象・レベル
機械構造物の開発設計、生産技術、品質保証、保守保全技術者、研究者
 
趣旨
 世の中まさにIT技術が氾濫し、ものづくり産業界でもCAD,CAE技術の進歩は著しい。強度設計の分野でもFEM解析技術が広く浸透し、設計時間・労力は大幅に軽減されてきた。しかしその反面、先般の原発事故に代表されるように、重電・重機、交通・輸送機器から電子機器に至るまで、機器の損傷・による社会不安は増大しているとも思われる。これは設計業務自体のあまりのルーチン化による技術者の展開・応用力不足、さらには事故対応業務には決まった道はなく技術者自身の経験知をフルに活用した個別対応力が必要となり、これにはITそのものが無力であるということであろう。
 本セミナはこれ等の反省に踏まえて、まずは世の中の事故を教材として大いに学び、この過程から骨太の強度設計技術者・生産技術者、品質保証技術者、保全技術者をつくろうという趣旨で企画された。また本セミナーでは初心者にもよく理解していただけるように材料力学。破壊力学の基礎では、数式よりも実現象と対比しながらの理解、応用では事故事例、破面解析事例等分かりやすい事例を中心に話します。製品・機器の事故解析(品質保証)技術、強度設計、生産技術、保全に関わる技術者に聴いていただきたいセミナーです。
 材料力学の初歩の理解があれば、強度設計、破面解析技術(フラクトグラフィー)、事故解析技術、破壊力学の基礎を習熟いただけます。
 
プログラム
1.事故例に基づく強度解析・強度設計技術 
2.材料力学と破壊力学
 2-1 棒・梁の応力 
 2-2 棒・梁の変形 
 2-3 応力集中と破壊力学
 2-4 座屈
 2-5 材料力学モデルと実構造 
3.材料工学と疲労メカニズム
 3-1 S-N曲線
 3-2 疲労破壊の機構
 3-3 応力集中部位の疲労
 3-4 腐食疲労 
4.機械部品の強度設計技術
 4-1 高速回転軸(応力集中、フレッティング)
 4-2 ねじ締結部
5.機械部品の破損解析技術
 5-1強度設計技術と破損解析技術
 5-2破損解析と破面解析
6.破損の種類と特徴
 6-1破損部位
 6-2破損現象
 6-3破損要因
7.破損事故解析法
 7-1破損解析の手順
 7-2破損解析の手法
8.破壊力学とフラクトグラフィー
 8-1破壊力学
  a. 破壊モード
  b. 応力拡大係数
  c. き裂進展速度と応力拡大係数範囲
 8-2フラクトグラフィー
  a. マクロフラクトグラフィーとミクロフラクトグラフィー
  b. ミクロフラクトグラフィーと電子顕微鏡(SEM)
9.破損解析例
 9-1疲労破壊
 9-2応力腐食割れ
 9-3クリープ破壊
 9-4接触疲労(転がり疲労、フレッティング疲労
 9-5延性破壊
 9-6事故解析事例
  a. 半導体部品
  b. H2ロケットエンジン
  c. 新幹線ボルト
  d. 回転機械フレッティング
  e. ジャンボ旅客機リベット
10.破損防止技術
 10-1(1) 各種破損の傾向と防止技術
 10-2(2) 予防保全とヘルスモニタリング
11.まとめ
【質疑応答・名刺交換】
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