高分子成形加工におけるレオロジーの基礎講座【名古屋開催】

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セミナー概要
略称
高分子レオロジー【名古屋開催】
セミナーNo.
150404
開催日時
2015年04月09日(木) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ウインクあいち 10F 1004会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
高分子の成形加工に関する業務の初心者から中級者の方々
 
習得できる知識
成形加工の技術者として、業務に使えるレオロジー(変形・流動・粘弾性)。高分子の運動(配向・伸長・緩和)と関連して成形加工を考えられる基礎知識。
 
趣旨
 ほとんど数式を用いずに、高分子のレオロジー(変形・流動・粘弾性)と代表的な成形加工法のレオロジーをわかりやすく説明する。高分子の分子運動とレオロジーの関係をやさしく述べ、成形加工性との関連を明らかにする。
 射出成形におけるキャビティー内の流動と高分子の配向・伸長と緩和、高分子の伸長挙動(伸長粘度)とブロー成形・発泡成形・真空成形性の関係、結晶化を伴うフィルム・キャスティングなどをわかりやすく述べる。射出成形については、ウェルド部における繊維状フィラーの配向・分散の3次元観察の結果も示す。
 
プログラム
1.高分子レオロジーの基礎
  1-1.応力とひずみ:力と応力の違い、変位・伸びとひずみの違い
  1-2.せん断速度:速度とせん断速度の違い
  1-3.粘度:せん断速度・温度・分子量・分子量分布による変化
  1-4.弾性率:時間・ひずみによる変化、高分子の緩和弾性率の例
  1-5.粘弾性:周波数・温度による変化、高分子の貯蔵・損失弾性率の例
2.高分子の変形・流動と成形加工
  2-1.弾性と成形加工:高速流動と弾性、弾性の必要・不必要性
  2-2.高分子の弾性の評価法
  2-3.せん断流動における高分子の配向と伸長
  2-4.第1法線応力差とダイスウェル(バラス効果)の関係
  2-5.4つの変形様式と関連粘度:せん断、一軸・二軸・平面伸長
3.射出成形のレオロジー
  3-1.スクリュー,ノズル部:流動と高分子の挙動
  3-2.キャビティー内: 速度分布と流線、ファウンテン・フロー
  3-3.保圧・冷却過程における緩和と配向変化
  3-4.成形品の厚み方向の配向度分布:高分子と繊維状フィラーの配向
  3-5.メルトフロントとウェルド部におけるガラス繊維の配向:X線CT観察
4.ブロー成形のレオロジー
  4-1.ダイレクト・ブローの成形プロセス
  4-2.パリソン長の予測
  4-3.パリソンの拘束膨張
  4-4.伸長粘度の立ち上がりと偏肉抑制の関係
  4-5.低密度ポリエチレンの一軸・二軸伸長粘度とブロー成形性
5.発泡成形のレオロジー
  5-1.押出発泡成形:化学発泡と物理発泡・超臨界発泡
  5-2.長鎖分岐高分子の一軸・二軸伸長粘度の挙動
  5-3.長鎖分岐高分子の発泡成形性
6.真空成形(熱成形)のレオロジー
  6-1.成形プロセス
  6-2.(超)高分子量成分を添加した場合の一軸伸長粘度の挙動
  6-3.(超)高分子量成分を添加した場合の真空成形性
7.フィルム・キャスティングのレオロジー
  7-1.ポリプロピレンのフィルム・キャスティング・プロセス
  7-2.ポリプロピレンの流動誘起・非等温結晶化
  7-3.粘度の結晶化度依存性
[質疑応答・名刺交換]
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