成形品設計の観点から、プラスチック素材/金型/成形加工の基礎を詳解!実際にサンプルを見て触ってより理解が深まります!

プラスチック成形品における製品設計のポイント

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セミナー概要
略称
プラスチック製品設計
セミナーNo.
150407
開催日時
2015年04月27日(月) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
受講対象・レベル
1.プラスチック成形品を扱う製品設計に携わる方
2.新製品の研究・開発に携わる方でプラスチック成形品の基礎知識を必要とする方
習得できる知識
1.プラスチック成形システム(射出成形法、その他の代表的な成形法)
2.プラスチック材料の特性(選定留意点)
3.射出成形金型のおよび成形加工の知識
4.プラスチック成形品設計留意点と製品設計事例
5.成形品不良の発生原因と対策
趣旨
 日常生活で「プラスチック」が使われていないモノを見つけることが困難なほどに、「プラスチック」は我々の生活の中に浸透しています。スマートフォンなど携帯通信機器の目まぐるしく進化している製品にもプラスチックは使われています。
 小型化、薄型化、軽量化、省電力化、機能・性能の高度化、低コスト化などは、当然これから開発設計される製品にも要求される要素となります。製品設計者はこれらの市場要求に応えるために、製品要件を整理して製品設計や部品設計に当らなければなりません。
 材料だけ、金型だけ、成形加工だけの断片的な偏った知識では良い成形品設計はできません。良い成形品設計には、プラスチック材料特性、金型構造および成形加工の留意点を良く把握し、設計全体のバランスを図ることが重要です。
 本講座では、成形品設計の留意点をわかりやすく説明いたします。また、成形品設計の観点から、プラスチック素材/金型/成形加工の基礎を説明いたします。
 当日はいろいろなプラスチック成形品サンプルを持参します。図や写真だけではわかりにくいものも、実際に見て触っていただくことにより理解が深まるものと思います。
 また、最近の国際プラスチック博覧会の視察報告により、先端技術動向の参考になると思います。
プログラム
1.プラスチックのものづくり
  1.1 製品設計を取り巻く環境
    1.1.1 製品への要求事項
    1.1.2 設計から納品までの全工程概観
  1.2 成形システムと代表的な成形法
    1.2.1 射出成形法
    1.2.2 押出成形法
    1.2.3 ブロー成形法
    1.2.4 真空成形法
    1.2.5 圧縮成形法
  1.3 課題解決型のものづくり

2.プラスチック材料
  2.1 プラスチックとは何か?
  2.2 プラスチック材料の性質
    2.2.1 熱可塑性と熱硬化性
    2.2.2 結晶性と非結晶性
    2.2.3 性能向上のための特性改質
  2.3. プラスチック材料の種類
    2.3.1 汎用プラスチック
    2.3.2 エンジニアリングプラスチック
    2.3.3 熱硬化性プラスチック
    2.3.4 熱可塑性エラストマー
    2.3.5 生分解性プラスチック
  2.4. プラスチック材料の選定

3.プラスチック成形金型と成形加工
  3.1 射出成形金型の構造
    3.1.1 2プレート構造と3プレート構造
    3.1.2 モールドベース
    3.1.3 金型入れ子とメリット
        3.1.4 ホットランナー金型
  3.2 射出成形金型の機能
    3.2.1 流す(スプルー、ランナー、ゲート)
    3.2.2 形を作る(アンダーカットの処理)
    3.2.3 固める(冷却)
    3.2.4 取り出す(離型)
  3.3 成形加工
    3.3.1 射出成形機の機能(射出装置と型締装置)
    3.3.2 射出成形の動作(成形サイクル)
    3.3.3 保圧とゲートシール

4.プラスチック成形品設計
  4.1 プラスチック材料・金型・成形加工の技術を総合して設計する
    4.1.1 パーティングライン
    4.1.2 抜き勾配
    4.1.3 アンダーカット
    4.1.4 ゲート
    4.1.5 エアーベント
    4.1.6 ウェルド
    4.1.7 ヒケ
    4.1.8 変形
    4.1.9 ヘジテーション
    4.1.10 成形収縮とPvT特性
  4.2 機能形状設計における留意点
    4.2.1 フック形状
    4.2.2 リブ形状
    4.2.3 ねじボス形状

5.成形不良の発生原因と対策
  5.1 バリ
  5.2 シルバーストリーク
  5.3 白化、クラック
  5.4 ウェルドライン
  5.5 ヒケ、ボイド
  5.6 そり変形
  5.7 ショートショット
  5.8 寸法精度
  5.9 こすれ
  5.10 ガス焼け

6.海外視察報告
  国際プラスチック博覧会:NPE2015(in オーランド フロリダ US)

 
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