どうやってエマルションの保存安定性を高めているの?
 どうやって微細なエマルション滴を調製しているの?
   多相エマルションはどんなふうに応用すればよいの?

乳化物・可溶化物の調製・安定性の向上と高/低濃度での粘度コントロール
~化粧品・食品・化学品開発における~

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セミナー概要
略称
乳化物・可溶化物
セミナーNo.
150610
開催日時
2015年06月24日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
魅力的な食品・化粧品・医薬品・化学品を開発するために、商品開発研究者は最先端の科学・技術を駆使してさまざまな工夫を凝らしています。本講座では、エマルション・可溶化物を調製する上で最も大切な界面活性剤の選び方や添加剤の効果について講義します。 まず、エマルション・可溶化物の特性と界面活性剤の選び方の一般則について概説した上で、商品開発の現場で行われているエマルションの安定化のテクニックを紹介します。特に、クリーミングや合一を防止するための処方例や転相乳化法・液晶乳化法などのより微細なエマルション滴を調製するために開発されたテクニックについて学びます。ウオータープルーフタイプのメイクもがんがん落とせるマイルドクレンジングの仕組についても解説します。さらに、乳化物・可溶化物を調製する時に問題となりやすい増粘剤の選び方やレオロジーコントロールの方法を解説します。最後に、低刺激製剤などで実用化されている界面活性剤を用いない高分子乳化、ピッカリングエマルション、より複雑な構造を付与できる多相エマルションについても紹介します。
これらの知識は化粧品や医薬品、食品の商品設計だけでなく、その原料を開発する上でも有用です。次の日に現場に戻ってすぐに役に立つよう、具体的なテクニックをたくさん紹介していきますので、ぜひお越しください。
プログラム
 1.乳化と可溶化
  1.1 エマルションと可溶化物の状態と種類

 2.界面活性剤とは?
  2.1 界面活性剤の定義と種類
  2.2 界面活性剤の機能と応用例

 3.どうやってエマルションの保存安定性を高めているの?
  3.1 クリーミングと合一の防ぎ方
  3.2 αゲル乳化法
  3.3 粘土鉱物乳化法
  3.4 保存安定性の評価法

 4.どうやって微細なエマルション滴を調製しているの?
  4.1 転相乳化法
  4.2 転相温度乳化法 (PIT乳化法)
  4.3 D相乳化法
  4.4 液晶乳化法

 5.多相エマルションはどんなふうに応用すればよいの?
  5.1 カロリーオフタイプマヨネーズへの展開例
  5.2 皮膚外用剤への展開例
  5.3 安定性確保の秘訣

 6.がんがん落とせるマイルドクレンジングの仕組み
  6.1 たくさん油を可溶化する活性剤の選び方
  6.2 油剤・高分子・添加剤を使った性能アップ

 7.粘度コントロールの考え方とテクニック
  7.1 化粧品・食品・化学品開発で使用される増粘剤とその特性
  7.2 乳化物・可溶化物における増粘剤の挙動とそのコントロール

 8.これからの実用化が期待される乳化・可溶化技術
  8.1 固体粒子を利用したピッカリングエマルション・ドライウォーター
  8.2 高分子を利用したサーファクタントフリーエマルション
  8.3 超音波を利用したサーファクタントフリーエマルション
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