1.澱粉粒(粉体としての澱粉)
1-1.植物種の違いによる澱粉粒の形状と粒径の違い
1-2.澱粉粒の冷水懸濁液中の挙動(分級澱粉の調製)
2.澱粉分子(澱粉の構造)
2-1.アミロースとアミロペクチンの分別(n-ブタノール沈殿法)
2-2.アミロース
2-2-1.澱粉中の含量(ヨウ素親和力、クロマト法による重量割合)
2-2-2.鎖長分布(クロマト法による分子量分布)
2-3.アミロペクチン
2-3-1.鎖長分布(ヨウ素親和力、クロマト法による重量割合)
2-3-2.側鎖長分布(イソアミラーゼで枝切り後のクロマト法による分子量分布、超長鎖・長鎖・短鎖の重量割合)
2-3-3.平均鎖長(側鎖全体・外部・内部)とβ-アミラーゼ分解限度
3.澱粉糊(澱粉の物性)
3-1.糊化(澱粉粒から澱粉糊液への変化)
3-1-1.糊化温度(種々の物性変化が起こる温度)
3-1-2.糊化熱量(示差走査熱量分析計DSCによる吸熱量)
3-1-3.粘度(回転粘度計によるトルク)
3-1-4.粘度(毛細管粘度計による極限粘度数)
3-1-5.膨潤力(熱水中での保水性)
3-1-6.溶解度(熱水中での溶解性)
3-1-7.酵素消化性(BAP法による消化性)
3-1-8.結晶性(X線回折計による結晶性、偏光顕微鏡による観察)
3-2.老化(澱粉糊液中での分子会合)
3-2-1.老化度の測定(DSC法、X線回折法、酵素法など)
3-2-2.老化防止法(熱、水分、糖類など)
3-2-3.澱粉糊中の水分移動(離水など)
4.澱粉の構造と物性との関係
4-1.アミロース含量と澱粉物性との関係
4-2.アミロペクチンの側鎖長と澱粉物性との関係
5.澱粉の糊化と老化に及ぼす要因
5-1.温度
5-2.水分量
5-3.pH
5-4.塩類
5-5.糖類
5-6.タンパク質
5-7.脂質
5-8.ミネラル