高分子材料中の添加剤分析:基礎~実践ノウハウ
~2日間マスターコース~

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セミナー概要
略称
添加剤分析【2日間】
セミナーNo.
151029
開催日時
2015年10月29日(木) 10:30~16:30
2015年10月30日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  66,000円 (本体価格:60,000円)
会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で64,800円(税込)から
 ★1名で申込の場合、54,000円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計64,800円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
2日間を通して聴講という前提でカリキュラムが組まれているが、どちらかのみの聴講を強く希望される方はご相談ください
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
趣旨
添加剤分析に限らず、分析法を解説する場合、解説の観点は3種類ある。
①測定技術別 ②分析目的別 ③分析対象別
技術者によって、どの観点での解説が役立つかは異なるが、色々な問題に対処できる総合力を身に着けてもらうため、この3種類の観点での知識や技術指針を整理して提供したいと考えた。
ただし、種類が豊富な添加剤について、1日で全てを解説することは不可能であるため、今回初めて2日間コースを設定した。
2日間という利点を活かし、基礎から実践ノウハウまで体系的に説明するが、特に次に留意している。
●測定技術別
・技術者によって使える装置が異なるので、手法は偏らずに幅広く紹介
・薄層クロマトや呈色法は、近年は習得の機会が少ないが有用であるので、十分に説明
・具体的な測定条件を、できるだけ例示
●分析目的別
・分析が難しい「他社品中の添加剤の全分析」について、十分に説明
・定性の主力手段である赤外について、添加剤約500種類のスペクトルを体系的に整理し、
読み方のコツを解説
●分析対象別
・添加剤の知識が背景として重要なので、どんな添加剤がどう使われているか、十分に説明
・主要添加剤ごとに、代表的な分析法だけでなく、複数の手法を説明
・分析が難しいHALSやリン系、カルボン酸塩について十分に説明
・ただし、ゴム添加剤の分析は最後に簡単に触れるにとどめる
プログラム
第1章 概論
  1.添加剤の効用と種類
  2.添加剤分析の意義・目的
  3.添加剤分析に使用される主な手法
  4.目的別分析指針
第2章 分析技術別各論
(それぞれが、添加剤分析にどのように応用できるか、特徴や
        使い分けの指針を解説。なじみの薄い分析法は原理から説明)
  1.添加剤の分離濃縮のための前処理技術:抽出、反応抽出、再沈殿、グループ分け
  2.赤外吸収:主要特性吸収、定量法
  3.紫外吸収
  4.NMR
  5.GC・熱サンプリングGC
  6.HPLC・GPC
  7.薄層クロマトグラフィー
  8.固体質量分析法
  9.元素分析法
  10.呈色法・比色法
  11.間接法
第3章 添加剤別分析指針
(最初にどのようなタイプがあるかを述べ、主要添加剤について分析法を解説)
  1.酸化防止剤
  2.紫外線吸収剤・光安定剤
  3.ポリ塩化ビニル用安定剤
  4.酸捕捉剤
  5.滑剤
  6.可塑剤
  7.帯電防止剤
  8.防曇剤
  9.難燃剤
  10.発泡剤
  11.充填材
  12.導電剤
  13.造核剤
  14.その他
第4章 目的別分析指針
  1.Target analysis:自社品中の特定添加剤の定量分析
  2.Non-target analysis:他社品中の添加剤全分析
  3.添加剤に起因する品質トラブルの解析:変色、ニオイ、ブリード、汚染
  4.添加剤の状態分析・作用機構の解析
第5章 添加剤の定性のための赤外吸収スペクトルの読み方
  1.主要添加剤の赤外吸収スペクトルの特徴
  2.各赤外領域に現れる特性吸収
  3.定性のコツ
第6章 材料別分析指針
  1.主要プラスチック別分析指針
  2.ゴム中の添加剤分析指針:加硫促進剤、その他
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