日本車を中心としたプラスチック製自動車部品の採用動向と近未来における展望を考察!

自動車用プラスチックの技術開発動向と今後の展望

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セミナー概要
略称
自動車用プラスチック
セミナーNo.
151057
開催日時
2015年10月29日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
講師の著書「プラスチックの自動車部品への展開」を1社につき1冊贈呈いたします。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・自動車メーカーや部品メーカーにおける設計技術・材料技術・品質保証・生産技術・生産に携わっておられる方々
・プラスチック材料メーカーの研究者,技術者,製品企画者,市場開発・営業パーソンの方々
・関連する業界(成形加工メーカー、添加剤・強化剤メーカー、商社など)にあって自動車用プラスチックやプラスチック部品・システムに関心を持つ方々
 
プログラム
本講演では,以下の3編に分けて説明する。

<第Ⅰ編 総論―成長を続ける自動車用プラスチック―>
 自動車用プラスチックの20世紀後半から現在までの発展の経緯を統計データをもとに振り返り,近未来(2014~2020年)の自動車に求められる主要ニーズに対してプラスチックがどのように寄与することが期待されているかについて考察する。
 また、「地球温暖化防止」と「枯渇資源の保護・延命化」の観点からハイブリッド車や電気自動車が普及しつつあるが、これらの次世代自動車において,プラスチックにどのような期待がかけられているかについて,第Ⅱ編と第Ⅲ編の内容を総括しつつ考察する。

<第Ⅱ編 プラスチック製自動車部品>
 日本車を中心としたプラスチック製自動車部品の採用動向と近未来における展望を考察する。
 全体を14章で構成し、以下の5分野に分類して考察する。
 (1)これまで積極的に開発・採用が進められてきたボディ関連部品
   -バンパー,フェーシア,外装部品,内装部品
 (2)近年,積極的に開発・採用が進められてきた機能部品
   -エンジンルーム内部品,燃料系部品,機能部品
 (3)プラスチック化により大きな軽量化が期待されている部品
   -ボディ外板,機構部品,構造部品,グレージング(窓ガラス)
 (4)電気動力車両の台頭と電子制御の導入拡大といったトレンドにより,開発・採用が増大している部品
   -電気・電子部品,光学系部品
 (5)安全性と快適性といった社会的要請から開発・採用が進んできている部品
   -衝突安全部品,振動・騒音対策部品

<第Ⅲ編 環境―人と環境への優しさ―>
 自動車用プラスチックの「人と環境への優しさ」に対する貢献について考察する。
 まず,現時点でどのようなことが実施されているかについて法規制の動向とともに考察する。さらに近未来において,どのような研究開発とその成果の実現が期待されるかについて展望する。
 第1章 有害化学物質
 第2章 内装部品におけるVOC
 第3章 植物由来プラスチック
 第4章 自動車プラスチック部品のリサイクル

なお、以下の国内外の展示会における最新動向をレポートする。
 2013.10 「Kunststoffe2013」ドイツ・デュッセルドルフのプラスチック展
 2014.04 「CHINA PLAS」中国・上海におけるプラスチック展
 2015.04  「NPE」アメリカプラスチック展
 2015.05  「人とくるまのテクノロジー展」自動車技術会(日本)主催 

 これからの自動車に対しては,「温暖化防止などの地球環境保護対策」と「枯渇資源保護(延命化)対策」が緊急の課題となっており,これらの問題の解決なくして自動車文明の存続すら危うく,ましてや発展はありえない状況にある。正念場に立たされた自動車関連業界は,近未来(2015年~2020年)に将来の発展をかけてチャレンジするべき状況にある。
 ところで,自動車を構成する材料に関しては,自動車の発明当初から1940年代までは鉄を主体とする金属材料が採用されていた。その後,種々のプラスチックが発明・製品化されるたび毎に,その優れた軽量性と成形性を活かして自動車部品に適用する開発努力がなされ,現在の国産車では重量にして10%近くの採用レベルにまで成長した。さらに近未来においても,上述の自動車に対する課題を解決する手段の一つとして,プラスチックの自動車部品への適用は進んでいくと期待されている。
 そこで本講演では、こうしたトレンドを踏まえてプラスチックがどのように貢献できるかについて考察したい。

【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
自動車関連のポリマー開発の指針を探る。環境対応に関する法規制についても触れる。
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