2015年11月24日(火)
10:30~16:00
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
高分子、複合材料開発に関わる方で、以下の知識を有する方。
・大学2年程度の物理化学(熱力学)。
・大学2~3年度程度の高分子科学。
・混合物の熱力学
・相分離構造の形成過程
・相分離構造解析技術
・相分離構造の制御技術
一種類の高分子で得る事の出来ない高性能・高機能な高分子材料を得るために、二種類以上の高分子の混合・複合化が行われている。多くの場合、高分子の混合系は非相溶であり、混合系の相分離構造が物性に大きな影響を与える。よって、混合による高性能な高分子材料を得るためには相分離構造の制御が重要な鍵となる。ここでは、まず高分子混合系の相溶性や相分離構造形成機構について基本的な概念を説明する。そして、それらの知見を基に、目的の物性を得るために欠かせない構造制御技術の基礎について概説する。また、構造制御に必要な、散乱法と顕微鏡法などによる構造の解析技術についても解説を行う。
1.ポリマーアロイとは?
1-1.定義
1-2.相溶性と相容性
1-3.ブロックコポリマー
2.ポリマーブレンドの相溶性と構造制御との関係
2-1.相図(不安定領域・準安定領域)
2-2.流動場の影響
3.相分離機構
3-1.スピノーダル分解と核生成・成長と構造
3-2.臨界組成におけるスピノーダル分解
3-3.非臨界組成におけるスピノーダル分解
3-4.粘弾性効果
4.相分離構造制御
4-1.相分離構造と材料物性の相関
4-2.分散粒子径の決定因子
4-3.リアクティブブレンド
5.ポリマーアロイ構造解析
5-1.散乱法による構造解析
5-2.顕微鏡法による構造解析
5-3.トモグラフィー法による3次元構造の解析
5-4.薄膜の相分離構造の解析
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