漏えい防止のための配管系ボルト締めフランジ締結体の基礎と計算
フランジ締結体の基礎から計算方法までを演習を交えてわかりやすく解説します!

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セミナー概要
略称
フランジ締結体
セミナーNo.
151155
開催日時
2015年11月17日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・配管設計に携わる技術者,プラントの配管系フランジ締結体の保守管理技術者などで,フランジ締結体の漏えい防止のための考え方と計算方法を学ぼうとする方
 
習得できる知識
・配管,フランジ,ボルトの基本用語
・配管,フランジ,ボルトの強度に関する基本的な考え方
・漏えい(大規模漏えい・微少漏えい)を考慮したボルト締付け力の考え方
・配管系フランジ締結体の締付け管理に関する最近の技術動向
 
趣旨
 工場施設,プラントなどにおける配管系のフランジ締結体においてひとたび漏えい事故が発生すると大きな経済的損失を招くので,フランジ締結体に関する適切な計算・施工・維持管理が必要である。漏えい事故防止のためにはフランジ締結体を構成する管,フランジ及びボルト・ナットの強度の考え方を正しく理解する必要がある。本講義では管,フランジ,ボルト・ナット及びガスケットに関する強度特性の基礎を学ぶとともに,それらが連成したシステムとしてのボルト締めフランジ締結体の特性を学ぶ。ガスケットはフランジ締結体の密封特性を支配する重要な要素であるので,ガスケットの特性についても詳しく説明する。
 フランジ締結体の施工上,適切なボルトの締付け力を決定することが重要である。現行のJIS規格による方法及びガスケットの密封特性を考慮した方法により必要なボルト締付け力を計算する方法を学ぶ。この講座では,この分野の経験の浅い若手技術者を対象として,フランジ締結体の基礎から計算方法までを演習を交えてわかりやすく解説する。
   
プログラム
1.ボルト締めフランジ締結体の概要
  1-1.フランジ締結体の機能と構造
  1-2.漏れの形態・事故例
  1-3.考慮すべき条件と管理すべき因子
  1-4.基本的な規格・用語

2.配管の基礎
  2-1.必要な管の内径の計算
  2-2.管の肉厚の計算
  2-3.管の規格

3.フランジの基礎
  3-1.フランジの種類及び規格
  3-2.フランジの変形及び強度

4.締付けボルトの基礎
  4-1.ボルト軸力と締付けトルクとの関係
  4-2.ボルトに生じる応力及び強度
  4-3.ボルトの規格

5.ガスケットの基礎
  5-1.ガスケットの種類と選択
  5-2.ガスケット係数(m,y)
  5-3.各種ガスケットの変形特性と密封特性
  5-4.ガスケットのクリープ変形
  5-5.温度によるガスケットの変形

6.フランジ締結体のボルト軸力に影響を与える因子
  6-1.内圧の影響と締付け線図
  6-2.ガスケットのクリープ-緩和特性の影響
  6-3.温度の影響

7.ボルトの締付け力計算の実際
  7-1.フランジ締結体の構成例
  7-2.JIS規格による計算
  7-3.密封特性を考慮した計算
  7-4.問題点

8.フランジの締付け
  8-1.ボルト軸力の管理方法
  8-2.締付けトルクの計算
  8-3.多数本ボルトの締結方法

9.まとめ
 
キーワード
フランジ、配管、ガスケット、締結、研修、講座、講義、情報、研究、開発、セミナー
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