トライボロジーの分野でも誤った情報が氾濫している。必要かつ正しいネタを確実に得る素養を身に付けよう!

系統的な潤滑剤の基礎知識と使用・管理・評価のポイント

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セミナー概要
略称
潤滑剤
セミナーNo.
151201
開催日時
2015年12月25日(金) 10:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
開発研究や市場開発など潤滑技術(トライボロジー)の実務に従事する理工系学部・大学院の出身者。
 
趣旨
 潤滑技術は、製造・輸送などのあらゆる文明基盤および快適さなどの差別化手段と密接に関わっている。経験工学としてノウハウが蓄積されてきたこの分野に科学的アプローチを目指す複合領域をトライボロジー(Tribology)という。実用面では機械を滑らかに動かしてエネルギーの有効利用と材料(部品)の長寿命化につながるキーテクノロジーである。
 このように重要な分野であるにもかかわらず工学系学部での教育は充分とは言えず、インターネットの情報源に頼らざるを得ないとの声を多くの技術者・研究者から伺う。本セミナーでは潤滑技術の基本原理を化学的側面から解説する。潤滑剤に関する複雑な技術に対して系統的な解説を通して氾濫する情報に対する識別力の養成を目標とする。
 
プログラム
1 潤滑剤の分類と組成~分子構造と機能に焦点を当てて~
 1.1 分類:(1)用途別 (2)組成別 (3)形態別
 1.2 潤滑剤:(1)潤滑油 (2)グリース (3)固体潤滑剤
 1.3 基油(動植物油,鉱油,合成油)
 1.4 添加剤(種類と機能および用途別選定のポイント)
2 潤滑剤の使用方法と評価方法~ノウハウからサイエンスへ~
 2.1 潤滑モード(ストリベック線図)と潤滑剤の働き:
  (1)モデル (2)操作条件 (3)摩擦面の状態と潤滑剤の性状
  (4)泡発生に伴う潤滑不良と対策
 2.2 潤滑剤の実用に際しての問題点:
  (1)モデルと現実のギャップ (2)省燃費油 (3)長寿命油
 2.3 潤滑油管理(メンテナンス):
  (1)必要性と基本方針 (2) 劣化要因 (3)劣化防止 (4)劣化の判断と更油タイミング 
 2.4 適切な潤滑剤の選定
 2.5 評価方法の考え方
 2.6 試験:(1)ラボ試験 (2)規格試験 (3)実機試験
3 潤滑剤の歴史と動向 ~サステイナブル社会へのキーテクノロジー~
 3.1 トライボロジーの紹介と10 大イベント
 3.2 グリーンケミストリーへの対応
 3.3 生活とトライボロジー
 【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
潤滑油・潤滑剤の基礎から応用までを分かり易く解説します。
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