自動車用金属部品の材料特性と生産技術

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セミナー概要
略称
自動車用金属部品
セミナーNo.
151230
開催日時
2015年12月15日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
1.自動車に使われている鉄、アルミ、マグネ合金の基礎的な物理・機械的特性
2.機械構造用鋼の種類、熱処理の基礎と応用(浸炭焼入れ等の表面硬化処理法)
3.鉄、アルミ、マグネ合金部品の生産技術(鍛造、鋳造、焼結、鋼板成形)と適用部品事例
4.同じ部品を各種生産技術で製造した時の強度・精度・コストの比較、最適生産技術の考え方
5.部品製造方法を加味した設計・工程計画・品質保証・生産管理・調達の技術的なポイント
 
趣旨
 重量で自動車の約73%は鉄、6%のアルミ等 80%が金属材料で構成されています。金属の基礎的な特性や生産技術を知ることは部品の材料・設計・生産技術者のみならず、技術企画・品質保証・生産管理・調達技術者にも必要不可欠です。
 本セミナーでは鉄・アルミ等の基礎的な特性を説明した後、自動車用金属部品の材料特性と生産技術(鍛造、熱処理、鋳造、焼結、鋼板成形等)について、基礎から応用までを適用部品例で解説します。最後に同じ部品を各種生産技術で製造した時のコスト、精度、強度について具体的な部品で比較し、経済的、品質的に最適な生産技術の選択方法・考え方について言及します。
 
プログラム
1.自動車と金属材料
 (1)自動車の構成材料:重量別では“鉄”が自動車の73%を占める 
 (2)鉄の物理的特性:密度、結晶構造、弾性率等を各種金属(アルミ・マグネ・チタン等)と比較
 (3)鉄の分類(鋼、鋳鉄、鋳鋼)と機械的特性(硬さ、引張り特性、疲労特性)
 
2.自動車用機械構造用鋼
 (1)種類と機械的特性(炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼)
 (2)鍛造工法と適用部品事例
 (3)熱処理の基本(結晶構造、組織、状態図、熱処理の種類と方法、機械的特性)
 (4)表面硬化処理(浸炭焼入れ、浸炭窒化焼入れ、高周波焼入れ、ショットピーニング)
 
3.自動車用鋳鉄
 (1)鋳鉄の種類と特性(ねずみ鋳鉄、合金鋳鉄、組織、機械的特性)
 (2)自動車に利用される鋳鉄の種類と適用部品事例
 
4.自動車用鉄系焼結金属(近年、増加しているので詳しく説明)
 (1)原材料の鉄粉種類と焼結金属部品の製造工程
 (2)焼結金属の密度と機械的特性
 (3)自動車に利用されている鉄系焼結金属の種類(磁性材料を含む)と適用部品事例、動向
 (4)他の生産技術との比較(コスト、精度、強度)
 
5.自動車用鋼板
 (1)鋼板の種類(冷延鋼板、高張力鋼板等)と特性(機械的特性、成形性等)
 (2)鋼板の使用部位(ボデー、シャシー部品等)
 
6.自動車用非鉄材料(アルミ、マグネシウム)
 (1)合金の種類と部品の製造方法(鍛造、鋳物、ダイキャスト)と機械的特性
 (2)熱処理の種類と機械的特性、適用部品事例

7.経済性から見た各種生産技術(鍛造、鋳造、焼結、鋼板成形)の比較
 (1)各種生産技術の精度、強度、コストの概要・考え方
 (2)工程別、費目別の部品製造コストの内訳(具体的な部品事例で説明)
 (3)同じ部品を各種生産技術で製造した時の比較(具体的な部品でコスト、精度、強度を比較)
 (4)最適生産技術の選択方法、考え方

【質疑応答】
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