ゴムコンパウンド設計と混練・加工技術【大阪開催】
~ゴム加工現場の生の声に答えるリスクアセスメント~

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セミナー概要
略称
ゴムコンパウンド【大阪開催】
セミナーNo.
160315
開催日時
2016年03月10日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 5F 大会議室2
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
特典
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
講演資料データを差し上げますので、USBメモリーなどをご持参ください。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
ポリマーブレンド、エラストマー配合設計、加工、製造品質管理に関わる方。
若手技術者、
趣旨
<ポイント>
リスクアセスメントとはエラストマー加工のトラブルや不具合・損失、加工現場作業が抱える疑問点などのリスクを解析・評価(アセスメント)して、防止策につなげることである。混練加工・成形加工工程の品質・損失に及ぼすリスクおよび顧客のニーズを集大成して、コンパウンド設計に反映する。また、自動車の変遷に伴い、ゴム配合の様変わりや成形加工の改善を燃料系部品、窓枠系部品を事例に解説する。

<講師の言葉>
 古きマヨネーズ手作りは私のゴム配合・混練の原点です。ポリマー(生ゴム)の選択、それにカーボンブラックの添加のタイミング、混練手順はカーボン凝集のない、配合剤の分散性の良い練生地をつくるコツでもある。
 またゴムは伸び・縮みするため、架橋という手法がとられ、ゴム弾性の特性を有するため、多くの用途があり、その技術は限りなく追求せねばならない。そのためには現場の生の声、後工程のニーズおよび顧客の要求に答えるコンパウンド作りであり、加硫成形であらねばならない。さらに、ゴム加工工程おけるトラブル・損失などリスクを整理し、不良原因の解析・評価を行うことにより、事前に不具合を前もって予測し、防止策をとりたいものである。
プログラム
1.エラストマー加工現場の生の声とリスクアセスメント
  1-1 ゴムの保管期限、保管条件などの管理基準
  1-2 混練機の配合分散と分散状態の見方と基準
  1-3 練生地の熟成はなぜ必要としているのか、そのメカニズムは
  1-4 1ステージ練はできないか、またその危険度は
  1-5 ゴム替えの際のゴム残留物の品質への影響およびその除去方法
2.混練加工・成形加工の現状・課題と加工技術の限りない追求
  2-1 2次加硫の合理的な処理方法
  2-2 金型汚れのメカニズムと洗浄方法並びに汚染しない金型材料/表面処理
  2-3 短時間加硫成形の考え方とその配合と成形方法
  2-3 接着剤無しでの配合と加硫方法
  2-4 ばりレス金型、成形機および成形方法
  2-5 スチーム(缶)加硫でパーオキサイド加硫はできないか。
  2-6 厚肉製品の適正な加硫条件と収縮率の考え方
  2-7 インジェクション/コンプレッション成形時の流動性の指標と必要面圧
3.加工工程の課題及び顧客ニーズを反映したゴムコンパウンド設計
  3-1 環境変化に伴う燃料系エラストマー製品とNBR・HNBRからFKMへ
  3-2 ヘタリ(圧縮永久歪み)のメカニズムと加硫系の追求
  3-3 ゴムはすべての材料の塊で共通の物差しの比重の活用 
  3-4 耐候・耐熱性は漢方薬と即効薬とのバランス設計
  3-5 耐油性は膨潤現象の逆手の利用と酸化油の対処 
  3-6 接着剤なしでの金属との加硫接着方法 
4.労働衛生法改正に伴う配合ならびに現場の改善
  4-1 加工現場のコントロール・バンデイングによるリスクの評価と改善
 (粉塵、塗装、表面処理、練生地)
 
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