2016年03月09日(水)
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「持続可能な開発のための2030アジェンダ」2015年9月25日の「持続可能な開発サミット」で、国連加盟国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しましたが、その中には一連の持続可能な開発目標(SDGs)、通称「グローバル・ゴールズ」が含まれている。
日本では、あまり取り上げられていませんが、世界では重要な課題です。このような「世界の背景の中で、包装も影響を受けながら開発等が進みます。世界の先端包装技術の素早い普及と欧米の次々と開発される革新的な包装技術は、日本にとっても脅威である。欧米の技術を吸収した世界各国の商品は、資本力にものをいわせてグローバルに供給されている。包装は、現在の商流においては欠かせない存在であるが、innovation が必要である。現状維持では、ただ低下するだけの厳しい現実がある。各商品のサプライチェーン、使用者・生活者、包装商品使用後の包装材料のリサイクルまでを通じて包装は設計されなければならないが、基本的な内容物保護だけでなく、各商品に要求される事項が共通な場合及び異なる。これからの包装設計におけるポイントを現在の市場及び開発動向から説明する。特にこれからの包装商品は、国内だけでなく、グローバルに展開されることも考慮しなくてはならない。包装設計の基本に触れながら、今後望まれる包装設計の考え方具体的な応用法までを豊富な事例を用いて説明する。
1.包装商品の市場
1-1 世界の包装市場
1-2 日本の包装市場
2.開発動向のトレンド
2-1 Sustainable Packaging への世界の動き
・CO2 削減の基本的な包装の考え方
・具体的な目標
・対応事例
2-2 2015年に見る動向と2016年の方向性
・具体的な商品事例
・日本と世界の発想の違い:;
・世界の発想にも近づく必要性
・世界に誇れる日本の品質管理技術
2-3 ここ数年の世界の包装の開発トレンド
・この10年間の開発の動向
・世界が重視している事項
・日本の優れた開発体制と実行力
3.全体として開発の方向性
3-1 国内の場合
3-2 グローバル展開の場合
3-3 規制の動き
3-4 グローバルに展開するためのポイント
4.各論
各分野について、共通対応事項、特にその分野に必要な包装設計事項等を個別に説明。
4-1 食品
4-2 飲料
4-3 医薬品
4-4 化粧品等
4-5 日用品、その他
5.包装設計における検討項目
5-1 開発体制
・正しく着手するために
・パートナーの選定
5-2 材料
5-3 加工技術と利用法
・最新加工技術の実例と応用
・現場の匠の力に依存できる限界
・必要な現場体験と発想力の向上
5-4 進むべき開発の方向と展開の仕方
5-5 その他
6.まとめ
各企業にはポリシーがある。ポリシーとの整合性、幹部の決断力、開発者の役割の
発揮の仕方、開発段階からのプレマーケッチングの可能性等も含め、総括をする。