2016年03月15日(火)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
各種の微小部・表面・界面分析に携わり、ある程度の経験のある方
・電子・イオン・X線の性質を正しく理解して、多様な分析法を理解する
・極微小部・極薄層の真実・非真実を見抜く力
多様な高品質材料・機能素子・部品の開発・品質管理には、様々な顕微鏡・マイクロアナライザー・表面分析装置・界面分析装置が用いられており、現在150種あるいはそれ以上の手法が知られています。どれが目的にかなっているかの判断は簡単ではなく、羅列的に覚えてもあまり役には立ちません。多くの手法に用いられている荷電粒子や電磁波の性質・振舞いを十分に理解し、信号検出の仕組みやデータの成り立ちから理解する力が有用です。他方、ナノ~ミクロンの情報には様々な要因が混在し、真実・非真実を見抜く力、美しいデータに潜む落とし穴を見抜く力は大変重要です。
1.表面・微小部・界面分析で何を知りたいか何が分かるのか?
2.表面・微小部・界面の分析法
2-1 電子の性質と試料との相互作用・振舞い
2-2 イオンの性質と試料との相互作用・振舞い
2-3 X線の性質と試料との相互作用・振舞い
3.特に汎用性のある分析法の特徴
3-1 SEM-EDX、EPMA、AES、SIMS、XPSの特徴
3-2 様々な分析法の特徴と比較
3-3 分析法比較の注意
4.試料前処理の注意
4-1 分析対象の維持と試料保管中・試料作成中の汚染対策
4-2 真空と表面
5.スペクトルの意味するもの
5-1 電子スペクトルの特徴と注意
5-2 イオンスペクトルの特徴と注意
5-3 X線スペクトルの特徴と注意
6.空間分解能
6-1 空間分解能とは? その重要性
6-2 空間分解能は何によって決まり、どのように分析データに反映するか
6-3 走査像の分解能、擬似分解能
6-4 空間分解能の落とし穴
7.先端分析技術 特にナノ分析について
7-1 電子・イオン・X線によるナノ分析の可能性
7-2 X線による最先端解析の紹介
・X線を曲げる絞る、X線のナノ観測