研究開発資源の最適な配分、費用対効果による収益性評価、技術ポートフォリオによる技術評価の見える化のポイントを解説!

技術テーマ/研究開発プロジェクトの評価手法

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セミナー概要
略称
技術テーマ評価
セミナーNo.
160418
開催日時
2016年04月21日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
趣旨
 技術経営、つまり技術をマネージメントする目的は、技術を如何に経営に生かしていくかである。すなわち技術戦略の策定などにより、技術が経営計画や事業計画を担保するための方策を見出すということである。そのためには研究開発テーマの選択・評価が非常に重要である。一度選択された研究開発テーマは、毎年研究開発費の投入を余儀なくされる。昨今のように経済状況、技術の進展、技術領域の拡大など環境の変化が劇的に起こる状況では、定期的に研究開発テーマの見直しが必要とされる。しかし、材料系の研究開発などのように、研究開発期間が10年以上掛かる場合には、長期的な研究開発が必要である。研究開発費の短期・中期・長期の投入バランスが大きな課題である。
 研究開発テーマの評価は非常に難しく、かつ、そのテーマの評価方法には適切な方法が検討されてきている。その評価法の一つとして、技術ポートフォリオがある。技術ポートフォリオは、技術評価の見える化として重要であり、技術出身及び文科系出身の経営層が技術経営という視点での研究開発投資の検討に参加することができる。
 本講演では、技術テーマ評価、特に、技術ポートフォリオを基にした評価、研究開発テーマの費用対効果による評価について説明する。
 
プログラム
1.「研究開発とは」
 1-1 課題認識と貢献の構造
    研究開発の構造を示し、課題認識との関係性を明らかにする。
 1-2 研究開発の評価
    研究開発の評価を構造化して、関係性を示す。
 1-3 フェーズ管理
    フェーズ管理の概念を理解する。
 1-4 技術の生産性指標
    一般的な生産性指標について概説し、研究技術の生産性指標の事例を提示する。
 1-5 フェーズ管理とフェーズ毎のテーマ数及びR&D資源投入量

2.「研究開発テーマ企画書」
 2-1 研究開発テーマ企画書の項目
    研究開発テーマ企画書の事例を示す。
 2-2 研究開発テーマ企画書とフェーズの関係
    研究開発企画書とフェーズとの関係を概説する。
 
3.「技術ロードマップ」
 3-1 従来型・顧客価値型技術ロードマップとは
    従来型・顧客価値型技術ロードマップの違いについて概説する。
 3-2 従来型技術ロードマップ
    従来型技術ロードマップの事例を基に概説する。
 3-3 顧客価値型技術ロードマップ
    顧客価値型技術ロードマップの事例を基に概説する。
 3-4 研究開発テーマの技術ロードマップ例
    研究開発テーマの技術ロードマップを例示し、概説する。

4.「バリューチェーンと収益」
 4-1 バリューチェーンと収益の考え方
   技術のバリューチェーンと収益の構造を説明する。
 4-2 バリューチェーン毎の収益と費用の考え方
   技術のバリューチェーンでの収益と費用の考え方を説明する。

5.「研究開発資源の最適配分と判断基準」
 5-1 事業収益性の分析と投資の考え方
    事業収益分析の考え方の一例を解説する。
 5-2 研究開発の収益性分析と投資
    研究開発の収益と投資の関係を明らかにする。
 5-3 中期・長期戦略での研究開発投資の検討
    中期・長期戦略での研究開発投資検討の一例を解説する
 5-4 基礎研究における予算配分の決め方
    基礎研究における予算配分の一例を解説する。
 5-5 応用研究における予算配分の決め方
    応用研究における予算配分の一例を解説する。
 5-6 商品開発における予算配分の決め方
    商品開発における予算配分の一例を解説する。

6.「研究開発テーマ/プロジェクトの費用対効果による評価」
 6-1 研究開発での収益と費用の考え方
   研究開発での収益と費用の考え方の一例を説明する。
 6-2 研究開発の売上への貢献度の算出
   研究開発の売上への貢献度の算出例を説明する。
 6-3 技術の生産性指標を用いた費用対効果
    技術の生産性指標による収益と費用の測定例を解説する。
 6-4 売上を商品機能に配賦した費用対効果
    売上を商品の機能に配賦することにより、費用対効果の算出例を概説する。
 6-5 研究開発の各フェーズの費用算出
    各フェーズでの費用の算出例を解説する

7.「技術評価の基となる技術体系と技術ポートフォリオ」
 7-1 「技術体系」
    技術体系構築の考え方、構築のキーポイント、事例を示す。
  7-1-1 技術体系の構築の概要
  7-1-2 技術体系の構築の実際
 7-2 「技術ポートフォリオ」
    技術ポートフォリオの様々な例を提示する。
  7-2-1 技術ポートフォリオの種類
  7-2-2 自社に必要な技術ポートフォリオ
 7-3 「技術ポートフォリオの分析」
    技術のポートフォリオ分析・有望性の見極め方とその事例を概説する。
  7-3-1 技術ポートフォリオ分析方法とその視点
  7-3-2 技術テーマの分析(経営的、技術的視点) 
  7-3-3 有望性の見極め方
 7-4 「技術体系をベースにした技術ポートフォリオ分析」
    技術体系とポートフォリオの関係性と必要性を概説する。
 7-5 「技術ポートフォリオの課題/限界」
    ポートフォリオの今後の進め方を提示する。

8.演習
 8-1 「技術ポートフォリオの作成の演習」
 8-2 「技術の生産性評価の演習」

(質疑応答・名刺交換)
 
キーワード
R&D、プロジェクト、マネジメント、収益性、計算、評価、研修、講義、研究、開発、セミナー
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