通常の腐食の100倍もの速度で被害をもたらすこともあるガルバニック腐食のメカニズムから防止技術までを分かりやすく解説!

異種金属接触(ガルバニック)腐食と対策技術

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セミナー概要
略称
異種金属接触腐食
セミナーNo.
160605
開催日時
2016年06月17日(金) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
趣旨
 様々な機器・構造物では、各部品・部分に要求される機能に応じて材料が選ばれ、複数の異なった材料がボルト、溶接などで接合される場合が多い。これらが腐食環境に曝されると異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)による被害を受けることがある。異種金属接触腐食は、条件によっては、通常の腐食の100倍にも及ぶ速度で被害をもたらすことがあり、確実な防止対策が必要である。異種金属接触腐食について、そのメカニズム、事例(主に海水環境)、および防止対策を、基礎からわかりやすく解説する。また、異種金属接触腐食は、犠牲陽極を用いたカソード防食と表裏一体の関係にあるが、カソード防食についても解説する。また、これらの挙動を、解析的に予測する技術とその適用事例を紹介する。
 
プログラム

1.異種金属接触腐食とは
2.腐食事例:海水用機器・構造物、配管、電子部品、その他
3.腐食メカニズム
 3.1 単一金属の腐食
  1)単一金属の腐食反応
  2)電位・分極曲線と腐食速度
  3)環境条件の影響
 3.2 異種金属接触腐食
  1)異種金属接触腐食の反応
  2)カソード防食のメカニズムと方法
  3)電位列・分極曲線と腐食速度
  4)影響因子
  5)簡単なモデルでの腐食速度の計算
4.防止対策(基礎と応用事例)
 4.1 材料選択
 4.2 面積比の留意
 4.3 絶縁対策、コーティング
 4.4 カソード防食
 4.5 その他、設計上の工夫
5.数値解析による腐食速度および電位の予測
 5.1 異種金属接触腐食とカソード防食
 5.2 数値解析技術の必要性
 5.3 境界要素解析技術
 5.4 境界要素解析システムの開発と適用事例
6.Q&A
 

キーワード
異種金属接触腐食,ガルバニック腐食,カソード,防食,摩擦,攪拌,撹拌,接合,,研修,講習会
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