スクリーン印刷の原理やメカニズムおよび要素技術について説明し、具体的な応用例と実践方法まで分かりやすく解説!
1.はじめに
・従来手法のアンラーニング(学習棄却)の重要性
・トヨタ生産システムとスクリーン印刷
・(100%)-(歩留まり)=不良率 不良には、原因があり、対策すべし。
・「ワーストから潰せ」ワーストはインクの印刷性能不足と版の不適正
1-1.各種印刷の種類とインクの粘度 適正化されているか?
1-2.スクリーン印刷は「特殊印刷」、だから印刷安定性が高い
1-3.高粘度インクが安定して連続印刷できる「インキング」の原理
1-4.「ペーストプロセス理論」の考え方の基本
2.エレクトロニクス分野に於けるスクリーン印刷技術
2-1.ステンレスメッシュ開発の歴史とスクリーン印刷の技術進歩
・第3世代は、「無変形スクリーン版」で安定印刷
2-2.スクリーン印刷の8つの適用工法
・二次元(平面)印刷から2.5次元(積層)印刷まで
3.高品質スクリーン印刷プロセス構築の考え方の基本
3-1.スクリーン版の反発力での「版離れ」
3-2.「オフコンタクト印刷」と「コンタクト印刷」の大きな違い
・「コンタクト印刷」は、インクが固体化してからの「版剥がし」
・メタルマスクでの「特殊オフコンタクト印刷」の有用性
3-3.スキージが最も重要な印刷パラメータの要素
3-4.スクリーンメッシュ開口率とインクの吐出性
4.スクリーン印刷の4つのメカニズムの理解
4-1.「ローリング」のメカニズム
4-2.「充てん・掻き取り」のメカニズム
4-3.「版離れ」のメカニズム
4-4.「レベリング」のメカニズム
5.スクリーン印刷の三つの要素の適正化手法と「標準化」
・パラメータの多くは、均一印刷の為の前提条件
5-1.4つの印刷パラメータの適正化
5-2.スクリーンメッシュ、版仕様の適正化と
5-3.スクリーン版の製作方法および洗浄方法
5-4.インクのレオロジ「粘性と弾性」の理解
・印刷性能は、粘弾性と基材との濡れ性
5-5.スクリーン印刷の「標準化」
6.これまでのスクリーン印刷最大の課題は、「版離れ」と「版ひずみ」
6-1.超高強度ステンレスメッシュでの課題解決
・2.2倍の版ギャップでもひずみのない「無変形スクリーン版」
6-2.スクリーンメッシュ強度とインクの粘弾性
6-3.インクと版の高度な適正化
7.高品質スクリーン印刷プロセス実践のための品質向上の手順
7-1.印刷均一性を阻害する要因とその対策手法
7-2.寸法精度向上のための対策手法
7-3.印刷解像性向上のための対策手法
7-4.印刷膜厚整合のための対策手法
・ファイン、中間ライン、ワイドパターンでの印刷膜厚の違いとそのメカニズム
7-5.スクリーン印刷におけるその他の不具合対策
・スキージの適正な二次元変形と阻害する要因
・乾燥のメカニズムとその重要性
・静電気とインクの糸引き対策
8.先進の高品質スクリーン印刷の応用
8-1.IoT(InternetofThings)と大面積エレクトロニクス
・大面積エレクトロニクスとプリンテッドエレクトロニクス
・プリンテッドエレクトロニクスを支えるスクリーン印刷技術
8-2.フレキシブルMEMS電流センサーの印刷技術
8-3.エッチングレジスト印刷
8-4.太陽電池30μm電極印刷
8-5.プリント基板 銀/銅ペースト配線基板
8-6.高品位・高精細スクリーン加飾印刷
8-7.スクリーン印刷による有機トランジスタの作製
8-8.CNTインクのスクリーン印刷