☆機械、構造物などの金属部品の破壊原因を推定する手法を学ぶ!

フラクトグラフィ技術の基礎と活用
~材料強度学の基礎から破損解析の実施法~

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セミナー概要
略称
フラクトグラフィ
セミナーNo.
160658
開催日時
2016年06月16日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
機械・金属・自動車・構造物・建設関連の技術者
必要な予備知識
材料力学の予備知識があると良い.
習得できる知識
材料強度学の基礎、破壊と材料強度の関係、フラクトグラフィの基礎
趣旨
機械・構造物を安全に使用するための設計・製作、それらを維持するための保守・保全を行うためには、金属材料の破壊を知ることが重要である。金属部品の破壊原因を推定する最も有効な手法は、破面解析(フラクトグラフィ)である。フラクトグラフィとは、金属の破面を目視等でのマクロ観察や電子顕微鏡等でのミクロ観察によって破損原因を推定する方法であり、疲労破壊や応力腐食割れといった破壊機構・き裂の進展方向や負荷状況を推定する技術である。一方、金属の破壊機構は多数あり、破面様相から破壊機構を推定するには、ある程度の経験、技術、知識が必要となる。
 本セミナーでは、材料強度学の基礎について述べ、破壊と材料強度の関係について説明する。次に、フラクトグラフィを用いて破損解析を実施するために守るべき破面の取り扱い方、各種の破壊モードついて解説し、最後に事故解析事例を紹介し、初歩的なフラクトグラフィ技術の習得を目的とする。
プログラム
1.材料強度学の基礎
  ・応力-ひずみ曲線
  ・脆性固体と延性固体,理想強度
  ・応力集中
  ・平面応力と平面ひずみ
  ・エネルギー開放率  
  ・応力拡大係数
  ・疲労(S-N)線図
  ・高サイクル疲労と引張強度の関係
  ・疲労限度線図(修正Goodman線図)

2.破壊と材料強度の関係
 2-1 静的破壊
  ・延性破壊と脆性破壊
  ・延性―脆性遷移
 2-2 時間依存型破壊
  ・疲労破壊
  ・腐食
  ・高温破壊

3.破面解析(フラクトグラフィ)技術
 3-1 フラクトグラフィの手順
 3-2 マクロ観察
  ・延性破壊
  ・脆性破壊
  ・疲労破壊
 3-3 ミクロフラクトグラフィ
  ・ミクロフラクトグラフィ観察機器の遍歴
  ・ミクロフラクトグラフィを活用した疲労損傷解析
   (ストライエーションから応力範囲と繰り返し数を推定する.)

4.事故解析事例

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
フラクトグラフィ,金属,破面,解析,観察,破壊,材料,強度,セミナー,研修,講習
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