物理化学の観点から乳化を理解することを目標とし、溶液系モノ作りの基礎となる界面・コロイド科学を中心に分かりやすく解説します!

界面活性剤の基礎知識とエマルション製剤開発への応用技術

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セミナー概要
略称
界面活性剤
セミナーNo.
160737
開催日時
2016年07月26日(火) 10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・製剤開発企画技術者(化粧品、医薬品、トイレタリー、食品、塗料等)
・原料開発企画技術者
・製造技術者、責任者
・知財担当者
 
習得できる知識
1.界面活性剤の構造と分類
2.界面活性剤の機能と溶液物性
3.相図の読み方と活用法
4.ミセル、液晶の構造解析と同定法
5.乳化・可溶化の基礎知識
6.乳化・可溶化の基礎技術
7.エマルション製剤の研究動向
 
趣旨
 様々な分野で利用される乳化。乳化とは何であるのか、その本質や現象を理解し、溶液中で形成されるナノまたはミクロンオーダーの構造体をイメージできることが、化粧品処方研究者・開発者には要求される。本講演では、専門用語の記憶だけではなく、物理化学の観点から乳化を理解することを目標とし、溶液系モノ作りの基礎となる界面・コロイド科学を中心に分かりやすく概説する。
 
プログラム
1.界面活性剤の基礎
  1-1.界面と表面
  1-2.界面活性物質の種類と役割
  1-3.臨界ミセル濃度(CMC)とクラフト温度
  1-4.曇点
  1-5.相状態
  1-6.自己組織化
  1-7.リオトロビック液晶
  1-8.添加物との相互作用

2.界面活性剤系の相図
  2-1.相図の読み方と考え方
  2-2.相図の基本ルール(相律)
  2-3.親水性‐親油性バランス(HLB)
  2-4.臨界充填パラメーター(CPP)
  2-5.界面曲率
  2-6.相図から見る可溶化と乳化

3.溶液物性と評価法
  3-1.界面(表面)張力
  3-2.レオロジー
  3-3.ミセル・液晶の構造解析
  3-4.熱物性

4.可溶化と乳化の基礎知識
  4-1.エマルションの種類と定義
  4-2.平衡と非平衡
  4-3.界面活性剤のHLB値と乳化・可溶化
  4-4.可溶化の基礎
  4-5.乳化の基礎

5.乳化技術の温故知新
  5-1.エマルションの不安定化プロセス
  5-2.乳化技術
    5-2-1.転相乳化
    5-2-2.液晶乳化
    5-2-3.D相乳化
    5-2-4.その他の乳化技術
  5-3.乳化機器
  5-4.エマルションの評価法
  5-5.新しい乳化技術
 
キーワード
界面活性剤、乳化、可溶化、相図、エマルション、研修、講義、情報、研究、開発、セミナー
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