☆天然ガスや水素、CO2など気体の分離・回収・貯蔵に必須となる知識を基礎から解説!
 粉体、多孔性、ナノ材料の特性評価法を確実に身につける!

気体・ガスの吸着・脱着の基礎と効果的な活用法
※会場が変更になりました(5/24)

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セミナー概要
略称
吸着・脱着
セミナーNo.
160779
開催日時
2016年07月20日(水) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
滝野川会館 3F 303集会室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
粉体、多孔性、ナノ材料開発に携わる研究者・技術者の方
必要な予備知識
高校卒業程度の数学、物理、化学の知識のある方。
習得できる知識
粉体、多孔性、ナノ材料の特性評価を確実にできる。
ガスの分離・回収に応用可能な基礎を習得できる。
趣旨
 ガス吸着・脱着の現象を基礎とするガス吸着測定法は、物質のナノスケールの細孔構造を平均的に評価する上で優れた方法であるため、粉体や多孔体などの細孔パラメータ(比表面積など)を得るための測定法としてはなくてはならない手法である。近年ナノマテリアルの応用が盛んになっているが、その微細構造を評価する上でガス吸着測定技術は重要であり、また基礎を把握することで、ナノマテリアルの応用技術の展開を図ることができるであろう。また、天然ガスや水素などクリーンエネルギーの貯蔵や、地球温暖化ガスであるCO2の分離回収を実行するためには、ガス吸着の原理を理解する必要がある。本セミナーでは、そのような基礎と応用を理解するために、わかりやすく解説する。
プログラム
1.吸着・脱着現象のいろいろ
 1-1.物理吸着・脱着、化学吸着・脱着、吸収、吸蔵
 1-2.可逆性と脱着機構
 1-3.応用分野における脱着特性の重要性

2.細孔体の種類
 2-1.ゼオライト系、炭素系、ナノ細孔性配位高分子

3.ナノ細孔体の特徴
 3-1.細孔の分類
 3-2.界面構造と機能
 3-3.材料としての性質
 3-4.キャラクタリゼーション方法

4.分子間相互作用と分子吸着ポテンシャル場
 4-1.蒸気と超臨界気体
 4-2.分散相互作用
 4-3.レナード・ジョーンズポテンシャル
 4-4.吸着等温線・脱着等温線の型

5.気体吸着実験法と解析
 5-1.容量法吸着装置
 5-2.重量法吸着装置

6.平坦表面への吸着
 6-1.吸着理論
 6-2.BET理論

7.メソ孔への吸着
 7-1.毛管凝縮
 7-2.吸着・脱着ヒステリシス
 7-3.ケルビン式
 7-4.細孔分布解析:吸着ブランチと脱着ブランチ

8.ミクロ孔への吸着
 8-1.スリット型細孔へのミクロポアフィリング
 8-2.DR解析
 8-3.ミクロ細孔解析 DFT法 問題点
 8-4.二酸化炭素吸着 水素吸着

9.蒸気吸着と超臨界吸着

10.高圧吸着
 10-1.高圧ヘリウム浮力法による試料密度測定
 10-2.表面過剰量と絶対吸着量

11.メタン吸着
 11-1.カーボンナノホーン
 11-2.ナノ細孔性配位高分子
 11-3.ゲート現象:脱着特性の優位性

12.水素吸着
 12-1.活性炭素繊維
 12-2.カーボンナノチューブ
 12-3.カーボンナノホーン
 12-4.最近の動向
 12-5.測定上の問題点

13.二酸化炭素分離技術
 13-1.活性炭素繊維
 13-2.ナノ細孔性配位高分子
 13-3.固体型CO2分離材

14.その他の応用分野
 14-1.吸着ヒートポンプ
 14-2.ナノカーボンの構造と電気化学的応用
 14-3.同位体分離

15.まとめ

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
気体,ガス,吸着,脱着,分離,貯蔵,セミナー,研修,講習
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