☆絶縁破壊に至る要因や評価方法を理解し、現場でのトラブル対策、材料設計に活かす!

高分子絶縁材料の特性と絶縁破壊メカニズム

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セミナー概要
略称
絶縁破壊
セミナーNo.
160782
開催日時
2016年07月25日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
数100V以上の電圧を扱う製品に携わろうとする若手技術者
必要な予備知識
大学での教養、基礎教育レベルの物理、化学
習得できる知識
数100V以上の電気絶縁を扱ったことのない場合に、より高い電圧を扱う際の考慮すべき事項
趣旨
 絶縁材料に加わる電圧が高くなると低い電圧では起きない部分放電など高電圧特有の現象が起き、絶縁特性が劣化、ついには破壊に至ることがある。講座では絶縁材料として広く用いられている高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎について説明するとともに、高分子絶縁材料の絶縁破壊がどの様な過程を経て生じるかについて説明しつつ、絶縁破壊のメカニズムについて説明する。
 基礎的な物理現象から話を始めて、高電圧印加の際にほとんどの寿命を決める要素である部分放電、トリーがどの様な影響を及ぼすか、それらの評価方法などを理解するとともに、絶縁特性の劣化を経て破壊にいたる場合にどの様な要因が影響を及ぼすか、複合体において劣化に伴う破壊に及ぼすフィラーの効果について説明しつつ、それらにフィラーがどの様に絶縁破壊にいたる過程に影響を及ぼすかを理解する。
プログラム
1.はじめに
 1-1. 気体の絶縁破壊理論は固体を考える時にも大切
 1-2. 液体・固体中への電荷の供給
 1-3. 絶縁での弱点

2.高分子材料の誘電特性
 2-1. 誘電率及び誘電損率の周波数特性
 2-2. 電子分極と原子分極
 2-3. 配向分極
 2-4. 緩和時間の分布
 2-5. 高分子の分子構造と誘電特性
 2-6. 複合体の誘電特性

3.高分子絶縁材料の短時間破壊のメカニズム
 3-1. 高分子の絶縁破壊
 3-2. 電子的破壊
 3-3. 熱破壊
 3-4. 機械的破壊

4.高い電圧を用いるところでの高分子材料
 4-1. 電力ケーブル
 4-2. 電力機器
 4-3. EV/HEV

5.高分子絶縁材料の長時間破壊とフィラーの効果
 5-1. 高分子材料の劣化現象
 5-2. 部分放電
 5-3. トリー
 5-4. フィラーの効果
 5-5. フィラー/高分子界面の影響
 5-6. フィラーによるトリー劣化抑制

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
絶縁,誘電,高分子,破壊,劣化,放電,トリー,フィラー,研修,講習
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